リクナビエージェントを利用した方がいい3つのメリット

体験者の情報
名前:斎藤雅人(仮名)
性別: 男性
転職経験:2回
現在の年齢: 38歳
転職時の年齢と前職: 26歳(雑誌編集)32歳(書籍編集)36歳

転職を決意した理由

人生2度目の転職を決意したのは36歳の時、ちょうど子どもが生まれる吉報を妻から聞き、人生の新たなステージが始めることを意識した時期でした。

これまで紙媒体を中心に編集食として経験を積んできたものの、限られた人にしか情報が届けられない紙媒体の将来性はあるのか、自分がやってきた編集職の強みを生かせる仕事が他にあるのではないかということを考えた時、家族を養う基盤を得ていくためにもっと将来性のある業界に移りたいと思いました。

これまでも自社サイトの運営には携わっていましたが、本格的なWEBプロモーションの知識はまだ持っておらず、そのような知識について仕事を通して身につけられれば、そのうち会社に依存しない生き方も選択できるようになるのではないか、という考えもありました。

これからの人生の可能性を広げる選択として、また現在の職種の延長線上として経験を活かせる異業界を視野に入れました。

転職エージェントと選んだ理由とは

転職をするのは人生で二度目であり、実は前回の転職の時も転職エージェントにはお世話になっていました。

その時は転職サイトと併用しており、結局転職サイト経由で仕事が決まったわけですが、転職エージェントの方には、だいぶお世話になったので、今回もまず転職エージェントに登録をしました。

転職活動を行える時間も仕事の後の時間があまり取れず、土日も難しいので転職サイトよりも時間をかけずに行えるエージェントの方が、多忙な人間には色々と都合が良いです。

また転職エージェントでは初回には大抵の会社が求職者に対して面談を行っています。

大体1時間半から2時間の時間をかけて、その人のキャリアについての聞き取り、転職をしたいと考える理由、年収や会社でのポジション、さらにどんな業界に入りたい音持っているのかなどをヒアリングします。

リクルートエージェントの場合は対面での面談も行っていますが、求職者の希望に応じて電話やスカイプでの面談も行っていました。会社の昼休みなどにも面談ができるので大変便利です。

電話面談でもこちらの要望は十分に伝えることもできます。もちろん希望する人には対面での面談も行ってくれます。私は手間を省きたいので、電話面談にし、その後職務経歴書と履歴書の提出を行いました。

エージェントのメリット

自分の経歴にあった、採用される可能性の高い求人を紹介してもらえる

転職サイトは自分で条件を設定し、こまめに求人をチェックする手間がかかります。有象無象の求人もあり、中にはいわゆるブラック求人も存在します。しかしエージェント経由ならば自分で検索をする必要もなく、職歴にマッチした求人を紹介してもらえるので、手間も省けますし、求人会社の実情をエージェントさんに聞けるので、労働環境の良し悪しも知ることができます。

また無駄に自分の実力に合っていない会社は「難しいでしょう」など可能性も聞けるので、自分の転職市場における価値も知ることができます。

経歴書や履歴書のアドバイスが貰える

転職の際にもっとも重要な書類は職務経歴書です。この書類の作成一つで書類審査の合否が大きく左右されるでしょう。

相手にとって読みやすい書類を作成するポイントや、自分の経歴の中でクローズアップすべきポイントを教えてもらえます。自分は1回目の転職時に作成した職務経歴書を、ブラッシュアップしてこの時も使用しました。

面接前に会社の雰囲気や質問内容を聞ける

いくら転職、面接を何度も経験していても、やはり初めて行く会社の面接は緊張をするものです。

市明石エージェントが仲介をしている場合は、エージェントはその求人を出している会社に行ったことがあったり、担当者との細かな打ち合わせを行ったりしているので、具体的に欲している人材のスペック等を聞いています。

自分が面接でどういった経歴をアピールすべきなのか、また社員や社内の雰囲気も事前に教えてくれ、面接で聞かれる傾向のある質問内容も教えてくれます。

面接の事前対策ができれば、本番での不安を和らげて、面接で自分のポテンシャルをきっちりアピールできるようになります。

実際の活動の流れ

実際にどのような流れで転職活動をリクナビのエージェントがサポートしてくれたかを記していくと、まず登録後に面談を行います。そしてエージェントから求人が届き、自分野での中から応募をしたいものをピックアップします。

そして応募の以降を伝えれば、書類が先方に送られ選考過程に入ります。その書類選考を突破すれば面接が決定し、エージェントから面接の候補日の連絡が入ります。

自分の都合と合わせて面接を決定、都合が悪ければ調整もお願いできます。面接前にはメールや電話でアドバイスがもらえるので不安はそこで解消しておきましょう。

面接日時が決定後には、前日には確認のための連絡をもらうこともできます。面接後には面接でどんなことを聞かれたか、また言えなかったことはないかなど面接の内容を連絡する必要があります。

そこで面接後の志望度が低ければお断りもできますし、どうしても入りたいときは再プッシュをお願いしてもよいです。

その後面接の結果の連絡を待ち、落ちていた場合は再チャレンジ、通過できていたら2次面接となり同じような過程を繰り返します。内偵を得られるまで頑張りましょう。

どうしても中々うまくいかない時は、履歴書や職務経歴書の見直しを行ったり、面接でどんなことを話せばいいかを聞いたりするなどの相談もできます。

内定をもらった後にするべきこと

目立たく内定が貰えたら、リクナビのエージェントから基本的には電話で連絡が来ます。そこで結果を聞き、自分の行動を決定するわけですが、受かった会社が第一志望なら問題はありません。

入社の意思を伝え、エージェントから連絡を待ちます。また今いる会社には退社日を伝え、新しい会社の入社日を決定します。その間に必要な書類があればエージェント経由で連絡が来るので、容易を行います。

また引き継ぎに時間がかかりそうな場合は交渉もお願いできます。そのうちに入社日の決定、そして給与面の話も来るので、そこで何か質問があったらきちんと聞いて疑問や不満は解決しておきましょう。

逆にまだ進行中の会社がある、第2希望なので、第一希望の会社が終わるまで待って欲しいという場合もしっかりとその旨を伝えましょう。

採用する側もそのことはある程度は織り込んで求人をかけているので、正直に言うことでマイナスになることはありません。ただし相手にも当然待てる期限はあるので、締め切りが決まっていたらその日には最終的な意思を伝えます。

エージェントもできる限りの交渉はしてくれますが、2週間伸ばしてくれ、などの相手の迷惑になるような意思決定の順延は止めましょう。

エージェントを利用する際の心構え

エージェントのメリットと、その流れを説明してきましたが、やはり間に人が入ると心強い面と、ある意味で手間がかかることがあります。

自分が応募をする気がなくても無理にプッシュをしてくるような強引なエージェントもいますし、複数内定が決まった時はお世話になった方にお断りの電話をしなくてはいけないので、心苦しい時もあります。

しかしそこは人として最低限のマナーなので、きっちりと電話連絡を入れて断りの意思を伝えましょう。

またなんとなく転職市場での自分の価値を知りたいということで、転職する気もないのにエージェントに登録をしましがあちらも慈善事業でやっているわけではないので、やる気が無い人間はすぐに見切られて仕事を紹介してもらえなくなります。

本気で転職をしたい人はきちんと自分のやる気をアピールして、短期決戦で臨むようにしましょう。

この記事の筆者

斎藤雅人(仮名)
1978年生まれの38歳。業界紙の雑誌編集と、教育系出版社の書籍編集を手がけ出版系のキャリアを主に積んできたが、出版業界の将来性に疑問を感じ、WEBディレクターに転職。編集時代は貴社や営業、誌面デザインなどあらゆる業務に携わってきたので、その経験を活かし、現職でのサイトのプロモーションに役立てている。副業で不動産投資やWEBライターも行っており、不動産関係や転職などの分野に強みを持っている。

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