通信販売業界は働きがいある業界って本当か?

みなさん、こんにちは。

転職活動は順調に進んでいますか?進んでいる方もいればそうでない方もいると思います。転職活動において、『妥協』は禁物です。是非、諦めることなく前向きに楽しみながら転職活動を進めてはいかがかと思います。

現在は求職者有利の空前の売り手市場となっているため、転職を目指す求職者にとっては非常に有利な状況になっています。ここがチャンスですので多少、プライスゾーンの時間を削ってでもこの買い手市場の中で転職できるよう心掛けてみて頂ければと思います。

買い手市場ですから多くの求人を拾うことができるのですが、どの転職エージェントにも最近、明らかに求人が増えている業界があります。

特定の企業の求人が増えている場合は、その企業は急成長中か離職率が高いということが言えるのですが、業界として求人数が増えているということは、その業界が急成長しているということが言えます。

もちろん、業界全体として離職率が高いということも想定はできるのですが、人材、不動産、金融とは違う業界であるため、離職率が極めて高いということはありません。

私は現在、転職エージェントとして活動しておりますが、私の転職エージェントにもその業界の求人は多くなっており、また、転職エージェントの交流会でも、その業界の求人が最近増えていることは評判になっています。

先日、情報収集で転職サイトを閲覧したところ、やはり転職サイトにもその業界の求人は多くなっているように感じました。

今回はその業界はどのような業界か?また、どのような特徴も持つのかなど様々な視点からご紹介したいと思います。

まずは、最近、急激に求人が増えている業界はどこか?このあたりから今回の話を起こしていこうと思います。

ずばり!通信販売業界!!

現在、急激に求人数が増えている業界は一般的には『通販』と呼ばれる通信販売業界です。この通販を求職者の方も一人の消費者として利用したことがあるという方も多いのではないかと思います。

近年、商品価格が安いことや消費者としては利便性が高いことが大きな理由で需要が伸びています。

良くテレビでも通信販売のテレビ番組が放映されているかと思いますが、これはテレビ通販と言い、また、インターネットのEコマースも通信販売に属しますし、その他は雑誌やラジオにも通信業界は存在します。

通信販売業界の中で消費者が良く目にする媒体は、テレビとインターネットだと思います。通信販売業界の中でもこの2つは極めて業績が好調で求人数が増えているように感じます。

通信販売業界の仕組み

テレビ、インターネットなどどのような形態の通信販売でもビジネスとしての仕組みは同じです。ここでは通信販売業界の仕組みについてご紹介したいと思います。求職者としては、業界が伸びているからという理由だけではなく、『なぜ、伸びているのか?』という深堀した視点で理解することが重要です。

どの業界もどの企業も必ず業績が良い時期はありますが、いかにそれを継続的に行えるかが重要ですので、『なぜ、伸びているのか?』という視点を持つことで、将来に渡って成長するかどうかも把握することができるようになります。

固定費の削減が可能

通信販売業界のビジネスモデルで最も特徴のあるファクトは固定費を削減できる形態にあります。固定費と言えば人権費を思い浮かべるかと思いますが、有形の商品をビジネスとしている場合は、人件費と同等に店舗運営費も大きな比率となっています。

通常、リアル店舗を構えて有形の商品を消費者に提供する場合は、当然、店舗費用が発生します。この店舗費用は企業としては非常に大きな割合を持つために、通信販売業界の企業では、この部分をカットすることができるために、高い利益率を確保することが可能です。特に都心部に店舗を構えてと土地代が高騰しているために利益を圧迫するファクトとなります。

商品を提供する企業としては消費者との接点が多ければそれだけビジネスチャンスが増えるため、都心部に店舗を構えることが多いのですが、必ず売れるとは限らないために、高い店舗費用をリスクとして抱えることになります。

しかし、通信販売業界の場合は、店舗を構えずとも都心部含めて日本または世界の消費者を相手にビジネスを行うことが可能となっているため、店舗費用というリスクを抱える必要もなく、また、圧倒的な数の消費者とテレビやインターネットを介して接することが可能となっています。

また、最近はどの企業も店舗を構えながら通販事業も並行して行うことが主流となっています。店舗を構える必要がないということは、そこで働く従業員を必要最低限で雇用するだけで済みますので、必然的に固定費となる人件費も圧縮することが可能となります。

企業の利益算出は売上から費用を差し引いた結果となりますので、店舗費用や人件費などの費用を抑えることで利益率が上がり大きな利益を確保することが可能となるのです。

24時間365日

通常、店舗を運営して商品を販売する場合は、11時から19時などというように営業時間帯が決まっています。消費者が日中に買い物を行う行動特性があるためです。

企業としては24時間、店舗を運営しても良いのですが、それでは採算が合わないために日中を営業時間とするのです。

具体的には、労働基準法が関わります。労働基準法では、8時間を超える労働や深夜時間帯の労働の場合は、一定の割増賃金率を付加した形で企業は労働者に残業代を支払う必要があります。そうなると、その分、人件費は嵩み、また、日中以外の時間帯は消費者が店舗を訪れる機会は減る中で、費用だけ増えて売上に繋がりません。

日中以外の時間帯では、売上は上がらず費用だけ上がるという企業としては最悪な状態となってしまいます。

しかし、消費者は日中以外でも商品を購入したいという購買意欲はあります。自宅などでどんな時間帯でも自分がその時に欲しいと思う商品を購入できる機会があることは消費者としては非常に便利です。

日中も含めてわざわざ店舗に出向いて商品を購入する時間が省けます。また、店舗に出向いたからと言って必ず自分が必要とする商品があるとは限りません。他のお店に移動しなければならないということも想定されると思います。

この移動時間も消費者としては手間であり、購買意欲の低下に繋がります。企業からすると、購買意欲の低下は売上に繋がらないことになります。

通信販売は、消費者としての移動の手間を省き、インターネットで検索することでかなりの確率で必ず自分が欲しいと思っている商品に出会うことができます。

通信販売は、24時間365日、常に店舗運営いているようなものですので、企業としては、売上機会が常にあるということになります。

ある統計によると最近の消費者の購入時間帯は、日中よりも深夜前後の時間帯が多いようです。大体の方は労働者として日中は仕事をしているため、平日の日中に商品を購入するということは少ないと思います。

しかし、仕事を終えて帰宅後にリラックス時間で、テレビやインターネットで手軽に商品を購入するということが増えているのです。

求職者の皆さんも立場を変えれば消費者となりますので、今、記述した内容に自分も当てはまるという方も多いのではないでしょうか?

どの企業も売上や利益を確保するためには、営業時間を増やし消費者との接触機会を増やすことが重要です。

通信販売は、このどちらも無限に近いぐらいに可能となるため、どの企業も通信販売事業を展開するようになっているのです。中にはリアル店舗を構えず、通信販売事業のみで展開している企業もありますし、店舗展開と通信販売事業を同時に行っている企業も、店舗はアンテナショップとして位置づけ、収益の確保は通販事業でという場合が増えています。

生産・在庫費用について

通信販売も有形のビジネスとなりますので、商品の生産や販売するまで商品を倉庫などに在庫として置いておくことが必要になります。

通信販売では、この2つが唯一といって良いリスクになります。しかし、通信販売だけではなくリアル店舗を運営する場合もこのリスクは伴います。ただし、通信販売の場合は、店舗費用や人件費を抑えることが可能となっているため、余剰生産や余剰在庫となっても利益確保ができないなどの経営リスクとはなりません。

余剰生産の状況になっても、24時間365日の営業時間となるため、販売する機会が増えて長期的な在庫リスクとなることは低いと言われています。

生産や在庫リスクが企業として低いため、その分、人件費に回せる予算があることもあり、最近、通信販売業界の求人が増えていることも理由としてあります。

通信販売業界の職種

これまで、通信販売業界のビジネスモデルをご紹介してきましたが、ご理解頂けましたでしょうか?高い売上を確保し、費用を抑えることが可能となっているビジネスであるため、人件費にかける予算があり、求人が増えているということがあります。

次に、通信販売業界にはどのような職種があるのか、どのような職種の求人が増えているのかご紹介したいと思います。

通信販売業界には、営業職・マーケティング職・商品開発職・フルフィルメント職が直接部門としてあります。

もちろん、人事、総務、経理などの間接部門もありますが、ここでは、直接部門に特化してご紹介したいと思います。間接部門は、通信販売業界か否かに関係なくどの業界もほぼ同じ内容の業務となりますので割愛したいと思います。

営業職の働き方

同じ通信販売の営業職と言っても、インターネット通販かその他の通販かによって違いがあります。

インターネット通販の場合は、自社で通販サイトを構えて、そこで商品を掲載して販売に繋げるために、営業職の人材を増やすということはあまりありません。インターネット通販のみを通販事業とする企業の場合は、営業職がないということも多くあります。

この場合、営業職ではなく、マーケティング職が重要となりますが、この職種については、後ほど、ご紹介したいと思います。

テレビ、雑誌、ラジオと言った通販の場合は、営業職は重要です。大手の企業であれば資金力をもとに、自社で通販番組を放送することが可能ですが、大体の企業の場合は、自社で番組を放送するということはなく、通販番組を放送する企業を介して自社商品を売り込み、代わりに放送して紹介してもらうということが普通です。

この通販番組を持つ企業を通信販売業界では『販社』と呼びます。固有名詞は控えますが、BS放送で通販番組専用のチャンネルがあるのですが、見たことはありませんか?

見たことがないという方は是非、見て頂きたいのですが、24時間テレビ通販をそのチャンネルでは放送しています。

この販社に自社商品を紹介して番組で紹介してもらうために自社商品の売り込みを行い、また、番組内でどのような紹介を行うのか、番組構成も行う役割が通販業界の営業職となります。

24時間のテレビ通販ですので、より良い時間帯に自社商品が放送されることも必要ですが、この放送枠を交渉することも仕事の一つです。

仮に深夜時間帯に自社商品の放送となれば、当然、その通販企業の営業職は、深夜時間帯も放送を確認するために現場に出向き仕事をするということがあります。

つまり、場合によっては、通信販売業界の営業職の働き方は、日中ではなく深夜に仕事をするということもあります。しかし、毎日深夜ということはありませんので、1ヶ月に数回ということが多いです。深夜時間に労働した場合、通販業界の企業では、振替休日の取得の他に労働基準法とは別に特別深夜手当が支給されることも多いです。

ラジオ通販の場合も同様に深夜時間帯に自社商品が紹介される場合は、それに合わせて深夜の労働となることもあります。

一方、雑誌通販の場合は、深夜時間に労働するということは考えにくいため、その雑誌に好条件で掲載してもらえるように交渉することが主な仕事内容になっています。

通信販売はマーケティングが命

インターネット通販では営業職がない場合もあるとご紹介しましたが、営業職がある通販企業も含めて通販業界では、マーケティング職は生命線です。

通信販売業界のビジネスは、いかにリピート顧客を増やすか、定期購入顧客を増やすかが極めて重要です。どの通販企業も、マーケティングによりリピート顧客や定期購入顧客を増やす施策を展開しているのです。

マーケティングと一言で言っても実は幅広いのです。CRMと呼ばれる仕事やコールセンター業務もマーケティング領域になります。

特にCRMは、マーケティングの中でも最も重要です。また、通信販売業界の求人の中でもこのCRMの求人はどの企業も公開しています。

CRM職種の求人の特徴は、年収面でその他の職種よりも頭一つ二つ抜けているぐらい高いものになります。この仕事に関わることができる人材は、地頭が良く、数字に強い人であり、通信販売業界に限らずどの企業でも欲しい人材です。

インターネット通販を事業とする企業は、インターネット業界とも言われることがあり、CRM職を希望する求職者は、インターネット業界のインターネット通販以外に転職する傾向があるため、通信販売業界ではこのCRM人材の確保には常に苦戦しています。

この苦戦を打開するために、他業界よりも年収面で好待遇として転職してもらうように採用戦略を立てていることが多いです。実際、私の転職エージェントにもCRM含めた通信販売業界の求人は幅広くありますが、CRM職の求人は他の求人に比べても抜群に好待遇となっています。

CRMを強みとする求職者は、同じ業務内容であっても他業界よりも通販業界企業の場合は、明らかに好待遇を勝ち取ることが可能となっているため、この観点でもチャンスだと思います。

レバレッジモデルの中核

CRMの業務は、先程、ご紹介したようにリピート顧客や定期購入顧客を増やす仕事です。そのためには、市場や購入者の情報を分析して消費者訴求を高める戦略を立案する必要があります。

通販事業は、レバレッジモデルと呼ばれるのですが、レバレッジモデルの中核はCRMです。レバレッジモデルとは、1度購入した消費者が、企業といては特別な広告宣伝などを行わずとも自然購入に繋がる仕組みのことを言います。

広告宣伝費用を抑えて自然購入に繋げるためにCRMではDMやコールによりアウトバウンドを行い情報収集したり、売上に繋げているのです。

ちなみに、通信販売業界が成長している背景には、CRMの成功によるレバレッジモデルが肝となっています。

商品開発の職種

最近は、有形の商品だけではなく生命保険などの無形の通信販売も増えていますが、有形、無形に関係なく通信販売で拡販するためには商品が必要です。この商品力を支えることが通販事業を行う企業としては重要です。

どの商品も類似商品が続々と登場する昨今ですので、いかに他社差別化を作るのか、または、同業他社よりも先行してリリースするのかも勝ち抜くためには必要なことです。

最近、増えている通信販売業界の求人で、CRMと同様に多いものが商品開発です。また、CRMと同じように商品開発の場合は、なかなか転職市場に求職者が出回らないという定説があるため、ヘッドハンティング対象となる職種とも言われています。

求職者の中で商品開発を仕事としている方は、自分を安売りしないことをお勧めします。通信販売業界では、特に商品開発のポジションは花形と言われているため、高い年収レンジで転職することが可能となるでしょう。

特に化粧品やサプリメントなど女性向けの商品開発のポジションは転職市場では枯渇状態で、どの企業も欲しい人材となりますので、このポジションの経験があり転職活動をされている求職者はビッグチャンスです。

フルフィルメントの職種

フルフィルメントという言葉はあまり聞き慣れないかと思いますが、通信販売業界では中心的な仕事になります。フルフィルメントとは、在庫管理や物流、インバウンドの電話対応が仕事内容になりますが、購入した顧客と直接会うことがない形態になりますので、このポジションは重要です。

しかし、正直、このフルフィルメントの求人は年収面では期待できないと思った方が良いです。と言うのは、市場にこのフルフィルメントの経験をしている求職者が多く存在しますし、また、通信販売業界の企業としては、この業務の難易度は高いとは考えていないためです。

通信販売業界の企業の中には、人件費を圧縮するという目的で、地方へこのフルフィルメント部門を委託したり、人件費の安い非正規と言われるアルバイトやパート社員を担当とすることがあります。

フルフィルメントは通信販売業界の企業としては顧客と唯一、接点を持つ重要なポジションですが、転職市場としてはそこまでマーケットバリューが高いと言える求人職種ではないです。

また、通信販売業界では、このフルフィルメントの求人も多くあり、一度に採用する人員も営業職なみに複数名を同時に採用するという動きがあります。

転職エージェントとして活動する私の立場としては、このポジションを起点にして転職後に部署異動で他の仕事、例えばCRMや商品開発のポジションにシフトすると視点もありだと思います。

なぜかと言いますと、通信販売業界の企業は他の業界に比べると部署異動の頻度が多いため、入社難易度が低い求人でその企業に入社して、その後、活躍次第で本来希望するポジションへ異動を狙うというやり方が可能であるからです。

通信販売業界の今後について

転職活動を行う求職者としては、その業界や企業の目先の業績ではなく中長期的にその業界や企業が成長するかどうかを見極めることが必要です。

では、今回、ご紹介している通信販売業界はどうなのか?今後もテレビやインターネット通販を中心に成長するという経済予測が出ている通り、今以上に成長することは明らかです。

業界や企業が成長すると当然に人材も必要となるため、転職市場としても通信販売業界の求人は今後も増えていくと仮説することができます。

間接部門ももちろんありますが、それ以上に直接売上や利益や貢献する営業やマーケッティングなどの直接部門は一層増えると言われています。

先程、ご紹介しませんでしたが、どの企業も自社で通販サイトを持っているのですが、サイト構築を行うIT系職種もマーケットバリューは高いと言われています。また、サーバー管理するIT系人材も実は必要であり、インターネットを介して取引が増えるとその分、その企業のサーバー管理は複雑多岐に渡り、管理も大変です。

このような仕事に柔軟に対応できるIT人材も通信販売業界では必要で、IT人材は、通信販売業界ではないIT業界へ転職する傾向にあるため、CRMと同様に年収面で好待遇の求人が目立っています。

通信販売業界専門の転職エージェント

このように今後も通信販売業界は飛躍的に成長すると言われている背景もあり、ここ最近は、通信販売業界の転職を専門に扱い転職エージェントも登場しています。

転職エージェントには特性があり、成長している業界や成長が期待できる業界に特化した転職エージェントが必ず現れるのです。

IT業界専門の転職エージェントは今では珍しくなくなりましたが、IT業界やIT職種が成長するだろうと予測された時代に、それらの転職エージェントは先行して専門の転職エージェントを展開しました。

実際、IT業界やIT職種は現在、成長を続けています。通信販売業界もIT業界に似た傾向にあります。また、通信販売業界の求人は、地方求人も多くあることから、都心以外で居住し、都心に本社を持つ企業で働くことも可能となっています。

通信販売業界のまとめ

通信販売業界はトータルとして成長が見込める働き甲斐ある業界だと思います。離職率も低く安定的に仕事ができると思います。

最近、求人が増えている理由も離職率が高いための欠員補充ではなく増員求人であるため、求職者としても安心かと私は思います。

また、年収面でも期待できるように思います。と言うのは、どの企業も最近は業績連動型の評価制度を導入しており、企業の業績が昇給や賞与にダイレクトに反映されるというようになっています。

逆を言えば、いかに個人業績が良くとも企業の業績が悪ければ昇給や賞与にはあまり反映されないということになります。この点で、通信販売業界は業界や企業単位で好業績を誇っているため、転職後の昇給や賞与に大きな期待ができると思います。

また、この業界は、女性が働きやすいことでも有名です。特に女性向けの商品やサービスを通信販売で展開している企業は、色々な社内施策を持ち働く女性、妊娠や育児を同時に行う女性を応援していることが多いです。

産前産後休業や育児休業などの法令上以外に、その企業の特別な施策を持っていることも多くあります。最近、この流れを知っている女性の求職者は、通信販売業界への転職を目指す方も増えています。

実際、私の転職エージェントにも女性の求職者でこれらの理由により通信販売業界の求人を探している方が多くいます。

昔は、通信販売業界は業界としても小さく、小さい規模の企業が少人数で不夜城のような働き方で、ブラック企業と呼ばれる企業が多く存在しましたが、業界の成長や消費者のニーズの高まりにより、この環境が一気に改善されました。

今では、労働環境もクリーンであり、業界としての成長も見込める働き甲斐ある業界だと思います。冒頭、申し上げたように通信販売業界の求人は非常に多くなっており、中にはCRMや商品開発というポジションはマーケットバリューが極めて高いこともありますので、求職者にとっては狙い目だと思います。

テクニカルな手法ですが、希望するポジションではない求人でも通信販売業界は異動が多いため、入社してしまえばこっちのものという感覚で部署異動を狙って転職ハードルの低い求人で転職するということも可能な業界です。

業界全体として、どの企業も社風がフランクでありフラットな環境ですので、人間関係でも穏やかなものです。

最後になりますが、皆さんの転職活動が最高のものになるよう祈り、今回はこれで話を終わりにしようと思います。

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