【え、衝撃…】クリーデンスの口コミ・評判を分析してみた結果…


アパレル・ファッション業界に特化してクオリティの高い転職支援を行うエージェント、「クリーデンス」。

DODA転職エージェントという業界最大手のバックボーンもあり、資金面、情報面で強力なポジションを持っています。

今回はそんなクリーデンスの口コミと評判について分析を行いました。

クリーデンスの評判の口コミ・評価の分析

アパレル業界専門の転職エージェント、「クリーデンス」の口コミ・評判などを紹介します。

ネット上の口コミは評価が難しい?

SNSと並んでもう一つ、インターネットから得られる生の情報としては「口コミ」があるかと思います。

口コミを眺めていれば、転職エージェントの評判をつかむことができるかもしれません。

しかし、ネット上の口コミサイトはどこまで信頼できるのでしょうか? 以下の表をご覧ください。

ここに示したのはグーグルで「クリーデンス 口コミ」と検索した際、上位に表示されるいわゆる口コミサイトです。順序はランダムとなっております。

口コミサイト 好意的な意見率
サイトA 100%
サイトB 100%
サイトC 88%
サイトD 100%
サイトE 33%
サイトF 100%
サイトG 100%
サイトH 46%
サイトI 100%

 

これらの口コミサイトを比べてみると、好意的な口コミしか乗っていないサイトがとても多いのです。

しかし、この表を見て「なるほど、クリーデンスはいい転職エージェントなんだな」と結論付ける人は少ないでしょう。

口コミサイトの中には、公式サイトに掲載してある「お客様の声」をそのまま持ってきていたり、内容の薄いサクラコメントが多かったりと、信憑性に疑問符がつくようなサイトも数多く存在します。

単一のサイトだけをみてしまうと偏ったイメージが作られてしまう可能性がありますので、サイトを横断的に見ていくのがよいでしょう。

また、上述のようにノイズ的な口コミもたくさんあるので、どんなことが書かれているのかを体系的にチェックしていかないと、全体的な評判をつかめないかもしれません。

いいのか悪いのかはっきりしない・・・ので、ネット上の口コミをまとめて分析してみた

今回はサイトに載せられている口コミをサイト横断的に分析しました。

「クリーデンス 口コミ」で検索した際上位に上がってくる口コミ・評判系サイトに掲載されているすべての口コミが分析対象です。

あからさまなサクラコメントや感情的な愚痴コメントを排除した上で、56件のコメントを分析いたしました。

以下、関心が高いテーマを順番に紹介していきたいと思います。

テーマ 言及された回数
キャリアアドバイザーは親身になってくれるか 24
希望に沿った求人を紹介してくれるか 23
求人の量 17
面接練習・履歴書指導などのサポート 15
利用者の経験・スキル 13
キャリアアドバイザーの連絡はきめ細かいか 12

第一位 利用者に対する態度ってどう? 親身に対応してくれるケースが多そう

クリーデンスに限ったことではありませんが、転職エージェントを利用する場合、利用者とキャリアアドバイザーとの間になされるコミュニケーションが重要となります。

そのことを反映してか、口コミにおいて最も言及されているポイントはキャリアアドバイザーは親身になってくれるかどうかでした。

この点に言及した口コミは全部で24件ありまたが、そのうち20件は「親身になってくれた」と主張しています。

クリーデンスのキャリアアドバイザーは、GCDFというキャリアコンサルタントの特別な資格を持っている方も多く、専門性を活かしつつ親身なアドバイスをしてくれる方が多いようです。

一方、キャリアアドバイザーの態度が悪かった、とする口コミは4件にとどまりました。しかも、これらの口コミを投稿した人々は、アドバイザーから業界での経験不足を指摘された人々でした。

総合的に見ると、利用者に対するキャリアアドバイザーの態度は親身だと考えでよいでしょう。

第二位 希望にマッチした求人を回してくれるのか? 希望に沿わない求人を紹介されることもありそう

転職エージェントを利用する方は、最初の面談で、自分が希望する求人の条件を提示するかと思います。

これらの条件は年収や職種、あるいは勤務地など、転職を希望する人にとっては譲れない条件となるのではないでしょうか。

転職エージェントのよいところは、自分の希望条件にそった求人をエージェントが見つけてくれる、というお手軽さにあると言えます。

その意味で利用者としては、やはりエージェント側が回してくる求人が自分の提示した条件に沿っているか、という点は気になるところではないでしょうか。

実際、今回分析した中でも、希望に沿った求人を紹介してくれるかというテーマへの関心は非常に高く、1件差で第二位となっています。

このテーマに関しては、14件が「希望にそった案件を回してくれた」とあり、一方9件のケースで「希望するものを回してもらえなかった」とする口コミが投稿されております。

分析結果から分かる通り、意見が割れているテーマではあると思います。

一番多いケースは「デザイナー等を志望していたのに、販売の求人を回された」というもの。

もちろんここで「利用者の経験なりスキルがあまりないから、とりあえず販売の求人を回されたのではないか」という考えが起こります。

しかし転職成功者の方や、全体としてはクリーデンスに好意的な口コミを投稿している人々も、一定の割合で「希望に沿わない求人を回された」とコメントしています。

これらのことを総合すると、利用者の経験の有無とは関係なく、希望に沿わない求人も勧められることがある、と考えたほうがいいかもしれません。

第三位 求人の量は? 業界最王手だから質、量ともに安心できる水準

一般に転職活動は、①書類選考→②面接→③内定というプロセスで進んでいきます。

最初の難関となる書類選考の通過率は決して高くなく、一般に1割~2割と言われています。

よって面接に進み、そして内定を勝ち取るためには、応募できる度求人数が多い方が有利でしょう。

求人量全体に対する関心もかなり高く、合計で17件の口コミが投稿されていました。

口コミの内容は、14件が「多かった」という意見で、一方、3件は「求人量が少ない」という立場でした。

ほとんどの利用者は求人の量に関しては満足しているようです。

実際、クリーデンスの求人数は1784件(2016年9月時点)と、アパレル業界では最大規模です。

第四位 面接練習、履歴書指導などのサポートは? 経験が少ないと指導がそっけないかも

転職エージェントが展開しているサービスの一つに、面接練習や履歴書添削があります。

キャリアアドバイザーがマンツーマンで利用者を指導するサービスは、書類選考や面接を突破する助けとなるため、利用しない手はないでしょう。

ではクリーデンスのサポート体制はどうなっているのでしょうか?

キャリアアドバイザーから面接や履歴書作成に関する指導を受けた、と書いている口コミは全部で15件ありました。

そのうち14件がキャリアアドバイザーによる指導に対して賞賛や感謝を送るという内容で、批判的なコメントはわずか1件にとどまりました。

しかし、好意的な口コミを投稿した人々のほとんどは転職成功者です。転職失敗者が手厚い指導を受けた、とコメントしているケースはありませんでした。

よってある程度経験やスキルがある人でないと指導してもらえない、と考えることもできます。

第五位 経験が足りないとはっきり「無理です」と言われちゃう?

口コミサイトをはじめ、様々な転職サイトにおいても言及されていることですが、クリーデンスは敷居が高いことで有名です。

「ある程度の経験やスキルを有していないと、なかなか大事に扱ってもらえない」という評判ですが、口コミではどう語られているのでしょうか。

経験が足りないとクリーデンスを活用することは難しい、という点について言及している口コミは全部で13件あります。

キャリアアドバイザーから面と向かって経験不足を指摘され、がっくりと来てしまった利用者も多いようです。

意外にも、これらの転職成功事例を書いている人々の中には、転職成功事例者も多数存在します。

経験が浅く求人案内を断られたという人々が腹いせでネガティブな口コミを行っているというわけではなく、転職成功者でも感じているという点には信憑性があるかと思われます。

経験がたりない求職者に対しては、クリーデンスのキャリアアドバイザーが「そっけない」対応をしてくると思っていたほうがよいでしょう。

第六位 エージェントはこまめに連絡をくれるか?

転職エージェントというサービスの性質上、利用者は「連絡待ち」の状態になることが多いのではないでしょうか。

代表的なところでは書類選考や面接結果の連絡待ちがあるでしょう。

また、もし選考に落ちてしまった場合、次の求人を紹介してもらうまでの「連絡待ち」も発生してしまいます。

頻繁に連絡をもらえないと、自分の転職活動が一体どうなっているのかと不安になります。

そういった利用者側の不安や不満を反映してか、連絡のきめ細かさについて言及された口コミは全部で12件に上りました。

このテーマでは、全12件7件が好意的な評価、一方5件が否定的な評価を下していました。

一見評価が真っ二つなようにも見えますが、批判的なコメントの方に注目すると、経験不足を指摘されたという記述が同時に見受けられるのです。

ここから推測できることは、クリーデンスは経験やスキルのある利用者に対しては頻繁な連絡を取るけれど、経験不足の人の扱いは軽い可能性が高い、ということです。

テーマごとにまとめ

分析結果は、以下の表のようにまとめられるかと思います。

テーマ 分析結果 総合評価
キャリアアドバイザーは親身になってくれるか 83%の口コミが好意的評価。基本的に親身。
希望に沿った求人を紹介してくれるか 好意的な評価は6割。経験を積んでいる利用者でも興味がない求人を紹介される可能性も。
求人の量 82%の口コミが好意的評価。求人量については安心。
面接練習・履歴書指導などのサポート 指導を受けたという口コミは全体の25%にとどまる。しかしサポートを受けた人は好意的に評価。
利用者の経験・スキル 「経験が無いと無理です」とはっきり言われたケースは全体の20%。
キャリアアドバイザーの連絡はきめ細かいか 否定的評価を下したのは利用者全体の10%にとどまる。

クリーデンスはどういった人向け?

今回ネット上の口コミを分析し、共通の論点として浮かび上がってきたポイントは、クリーデンスを有効活用するには経験が必須という点です。

利用者側にある程度の勤務経験なりスキルなりがないと、軽く扱われてしまうという現実があるようです。

しかし、経験の確認がしっかりしているということは、決して悪いことではないでしょう。

転職エージェントは、転職を行わせることで、求人を出している企業から報酬をもらうというビジネスモデルを採用しています。

中には自社の利益を確保するために、求職者を利用するようなエージェントもいます。

明らかに合っていない会社に転職させたり、ひどい時にはブラック企業であると知った上で転職をさせたり、といったことが起こってしまうのです。

利用者に対してはっきりと「無理」と宣言することは、裏を返せば、利用者に対して誠実であるということでもあるのです。

その意味で、アパレル業界で経験を積んでいる利用者にとっては理想的な転職エージェントと言えるのではないでしょうか。

口コミからは、キャリアアドバイザーによる面接練習、履歴書添削などのクオリティも高いことが伺えます。

ですから、「自分はある程度経験を積んできたけど、転職のイロハはよくわからない・・・」と言った方は、クリーデンスを有効活用できると思われます。

クリーデンスを他のアパレル系求人サイトと比較すると? 扱っている職種が豊富

各社のホームページ上に掲載されている公開求人を、勤務地を東京に絞った上で比較してみました。すると以下のような結果が得られました。

この表を見てみると、多様な職種を揃えているのはやはりクリーデンスであることが一目瞭然だと思います。特に、デザイナーやパタンナーなどの専門的職種の比率が高いのが分かります。

また、アパレル業界専門を名乗っているだけのことはあり、営業部門や流通、MD職など、他の求人サイトでは扱いが弱いタイプの職種に関しても求人が揃っているようです。

「求人数が多い」ことを売りにしている転職支援サービスは多いのですが、その公開求人はほとんど販売、店舗系であるようなサイトも目立ちます。

実際に転職支援サービス・求人サイトを利用する際には、各サイトの特徴を抑えた上で応募したほうが、転職がうまくいく可能性は高そうです。

「iDA」は販売職に特化している転職エージェントで、アパレル関係だけでなくコスメ業界等の求人を扱っています。より視野を広げて転職活動を行う場合には、「iDA」は有効な選択肢かもしれません。

「ファインズ東京」も販売職に力を入れていますが、同時にデザイナー職も豊富に扱っているようです。また、紹介予定派遣の制度も利用可能。

「エラン」はおもに関東圏の求人を中心に扱っている転職エージェントです。正社員や契約社員の求人だけでなく、派遣形態の求人なども扱っているのが特徴です。

「FashionHR」はクリーデンスと一番似ているタイプの転職エージェントといえます。クリーデンスと同様、大手人材会社との結びつきが強いため、多様な求人を用意できているようです。

SNSではどんなことが言われている?

知り合いに登録を勧めるツイートも。

転職を期してクリーデンスに登録する人もいるようです。

ハローワークよりも良質な求人があるかも?

個人情報保護に関するコメントも。

紹介された数自体は多かったものの・・・というコメント。

まとめ:経験とスキルがあるなら、多種多様な求人を持つクリーデンスがオススメ

アパレル業界での業務経験がある方であれば、クリーデンスを活用できる可能性は非常に高いと言えます。

口コミサイトへの投稿を確認できるかぎりすべて分析しましたが、経験やキャリアを積んだ人による批判的な投稿はほぼ見られませんでした。

すでにアパレル業界で何年か勤めていてキャリアアップを目指す方には、一番オススメできる転職エージェントなのではないでしょうか。

 

このページの先頭へ