問題発生!転職エージェントと求職者のこんなトラブル

今回は求職者の目線で、転職エージェントとトラブルがあった場合の対処法について紹介しようと思います。

実際にあったトラブルや私自身の転職活動での経験を交えながら、お伝えしていければと思います。

私はこれまで3度ほど転職エージェントを利用して転職成功したことがあります。

このお話を読んで未然にトラブルを防ぎ良い転職活動ができることもあるかと思いますので、ご興味を持っていただけたらと思います。

選考フローが変更になった場合

転職では内定を勝ち取るまで、書類選考から始まり複数回の面接という選考フローがあることは言うまでもないのですが、この流れはどの企業でもあらかじめ求職者に共有されます。

しかし、場合によっては選考フローが変更になることがあるのです。

例えば、面接は2回を予定していたところを3回に変更される場合などです。

求職者からすると面接は減るほうが嬉しいと思いますが、増えることの方が多いです。

面接の回数が増えるのは、「より慎重に選考を進めたいから」です。

求職者の中には『自分の実力がないから、増やされたのかな?』とネガティブになる方も多いですが、違います。

単純に企業側の目測が甘かっただけですから、ご安心ください。

キャリアアドバイザーが恋愛感情!?

キャリアアドバイザーとしては決してあってはならないことですが、ごく稀にキャリアアドバイザーが求職者に恋愛感情を持つことがあります

転職活動中の面談は情報漏えいのリスクを回避するために自社内で行いますが、「食事をしながら面談しませんか?」などと言われた場合は要注意です

そのキャリアアドバイザーは完全に公私混同しているため、求職者にとっては、大迷惑で、良いサポートは受けられないはずです。

私の友人が働いている転職エージェントで働く会社のキャリアアドバイザーがこのような行動に出て要注意を受けたと聞いたことがあります。

こういった問題を起こすキャリアアドバイザーは男性が多いようです。

男性のキャリアアドバイザーが担当となった女性の求職者は、面談は転職エージェント内で行うよう心掛けてください。

内定が出る前に現職に退職意思を伝えてしまった場合

このケースは、結構やってしまった感じがありますね(汗)

この対処法は簡単です。内定が出るまで退職意思を口にしないことです。

と言っても、現職の労働環境が劣悪で我慢できなくても『ここにいても死ぬ訳ではない』と自分に言い聞かせたり、友人と気分転換したりしましょう。

この他の対処法としては退職意思の撤回があります。

これは、私が人事担当時代に実際にありました。

ある日、退職意思を伝えてきた従業員が撤回を申し出てきました。

その従業員は気まずかったと思いますが、次の職場が決まっていない中で退職するよりも得策です。

適性検査が苦手

適性検査にはいくつか種類がありますが、代表的なものはSPIですね。

この通過率を高めるための裏ワザがあります。

適性検査にはいくかのパターンが存在していますので、問題を理解して解くのではなく文章と問題を暗記してしまうことです。

適性検査の内容は30分が性格診断で、残り30分がSPIになります。
30分ですから、問題数もそれほど多くありません。

対策本を一冊購入するなり、入社志望度が低い適性検査がある企業に応募するなりして選考に進むのが良いでしょう。

私の友人はそれで結構な通過率を保持していました。

面接で緊張する場合

面接は企業の打ち合わせルームで自分と面接官という構図ですから、緊張しますよね。

面接官が複数名ですと、より緊張が増すと思います。

では、なぜ緊張するのでしょうか?

もちろん、場慣れしていないということもあるでしょうが、一番大きい理由は、『選考を受けている』、『見られている』といった受け身の感情と『自分をよく見せたい』という感情が働くからです。

面接は、企業だけが求職者を見るのではないのです。
企業も求職者の方に見られているのです。

言い換えれば、求職者の方にも選ぶ権利があり、たとえ企業側が好印象でも求職者が良い印象を持たなければ辞退することもできるのです。

ですので、面接は両者が対等な訳です。

どうしても企業が上、求職者が下と考える方が多いようですが全く違います。

むしろ、企業を自分が見てやるぐらいの気持ちで臨んだ方が良い結果が得られるようです。

私は転職活動の初期、見られている意識が強く緊張しまくりでしたが、この発想に切り替えてからは意外とうまくいきました。

内定が出てもなかなか現職を辞めることができない

現職から必要とされることは、働く人間としてうれしいことです。

しかし、退職を決意して一生懸命に転職活動を頑張り内定を得た訳ですから、ブレることなく退職交渉を行いましょう

企業によっては、退職を防ぐために労働条件を上げる場合もあります(特に賃金面)。

ただし、この場合は危険です。

上がったとしてもそれは一時的なもので、次の評価期間でいろいろ理由をつけて戻ることがありますから。

求職者にとって最大のトラブルは?

求職者にとって最大のトラブルは、やはり内定が出ないことだと思います。

私は現在転職エージェント事業を担当していて、当時の私と同じように自信を失う求職者を何人も見てきました。

私も転職活動でうまくいかない期間がありました。

自分自身が否定されているようで、自信を失ったこともあります。

しかし、転職活動がうまくいかないからといって、人間否定されたと思う必要はありません

選考で見送りになったとしても、それは企業との相性が合わなかったに過ぎません。

転職における選考は、よく恋愛と似ていると言われます。相性が大事です。

企業も人を否定しているのではなく、単純にその企業との相性が合わなかったり、条件面で折り合わなかったりが理由です。

一生懸命、転職に向き合っている求職者でどこにも転職できなかった方を私は1人も知りません。
全員、時間はかかっても転職成功しています。

そんな中でも自信を失いかけた場合は、自分のキャリアアドバイザーに相談してみてください。

最後に・・・

いくつかトラブルとその対処法についてお話ししましたが、大半のトラブルは自分の気の持ちようで何とかなるものです。

最後にお話した最大のトラブルは、まさにそうですね。

転職活動がうまくいかずに追い込まれても、ぜひ前向きに進んでいただきたいものです。

今回のお話が、少しでも皆さんの転職活動のお役に立つこととなればうれしく思います。

最後まで諦めず、転職成功をつかんでください。

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