ミーダスってどんな転職エージェント!?そもそも、転職エージェントなのか?

インテリジェンスがやりました!

求職者のみなさん、こんにちは。

求職者のみなさんは、今、転職活動をされているかと思いますが、転職活動の進捗はいかがでしょうか。

現在、私は、転職エージェントとして求職者のみなさんの転職支援や企業の採用支援をさせて頂いている立場にありますが、非常に今の転職市場は、求職者のみなさんにとって有利な売り手市場になっていて、多くの企業が活発に採用活動を行うことから、それに伴い、多くの求人があります。

そのため、それまでなかなか転職活動において、進捗が良くなかった求職者の方でも、今の状況は良いのではないかと想像します。

転職エージェントである私は、このような状況を、転職市場の当事者として、強く感じることができます。

そのなかで、求職者のみなさんや企業の求人の他、転職エージェントも非常に多くなっていますので、求職者のみなさんは、どの転職エージェントを利用して転職活動をするか嬉しい悩みかなと思います。

こうした背景のなかで、転職エージェントのなかには、業界トップクラスの転職エージェントであるインテリジェンスという転職エージェントがあります。

ミーダスの運営元は「インテリジェンス」

企業名は株式会社インテリジェンスで、転職エージェントの名称と同様になるのですが、インテリジェンスは東京を本社に置き、日本全国に拠点を持つ、大規模な転職エージェントです。

最近は、海外への展開も行い、グローバル的な転職エージェント事業を行っています。

電車のつり革広告、テレビCMなど、多くの広告展開を行い、1日のうちで、インテリジェンスの広告を見ない日はないと言うぐらい、目に入ります。

求職者のみなさんも、転職エージェントについては詳しくないとしても、インテリジェンスについては、広告などを通じて、知っているという方も多いのではないかと思います。

インテリジェンスは、昔は、anという求人媒体を扱い、また、一時、非常に事業苦戦し、倒産や事業売却もあり得るという噂もありました。

しかし、今は、冒頭でお伝えしたように売り手市場になり、多くの求人があることから、インテリジェンスとしても、転職エージェントとして転職支援や採用支援の機会が多く、業績を急激に拡大することができています。

インテリジェンスと言えば、転職エージェントということが言える昨今ですが、そのインテリジェンスが業績拡大に相まって、ついに、新たなサービスを展開しています。

その名が、今回、ご紹介するミーダスです。

インテリジェンスは、転職エージェント事業と並行して、転職サイトも運営しているのですが、これはシナジー効果を期待しているためです。

もちろん、現状でも、十分、成果を発揮し、十分な売り上げや利益を確保することに成功しているのですが、インテリジェンスは非常にハングリーな企業です。

現在、運営する転職サイトの他に、さらに新しいサービスを展開し、主軸である転職エージェント事業との融合を狙っているのです。

今回は、インテリジェンスが運営するミーダスというサービスについてご紹介できればと思います。まずは、ミーダスとはどのようなサービスなのか?このあたりから、今回の話を起こしていこうと思います。

ミーダスとは?

では、ミーダスについて、具体的にご紹介していきたいと思います。

ミーダスのサービス開始は、2015年の暮れということで、1年ほど前になります。

転職エージェント業界のなかでは、この時期、インテリジェンスがついに新しいサービスを展開したということで、話題になったことを私は記憶しています。

まず、結論から言ってしまいますが、ミーダスは、転職エージェントとしてサービス展開した訳ではありません。

しかしながら、確実に転職エージェントの要素を含んだサービスで、表面上は、転職サイトのようなものです。

先述の通り、インテリジェンスは既存の転職サイトを運営しているので、当然、差別化を図らなければ、バッティングするということで、意味がないのです。

そこで、インテリジェンスは差別化を図るために、ミーダスという転職サイトについては、『キャリアアドバイザーがいない転職エージェント』ということで、転職市場全体、世間一般に広めています。

インテリジェンスはすでに、かなり長い歴史を持つ転職エージェントですので、転職エージェントの実績やノウハウ、そして、転職サイトとしての実績やノウハウも十分に持ち合わせています。

このような背景があるため、企業としても十分な情報を持っていて、それを一気に吐き出したものがミーダスというサービスです。

求職者のみなさんは、『え?転職エージェントなのに、キャリアアドバイザーがいないの?』と不思議に思うでしょう。

しかし、ミーダスは、転職サイト機能を中心にして、転職エージェントの機能も併せ持つサービスですので、求職者のみなさんは利用してみればわかりますが、特に支障を感じることはないかと思います。

もちろん、利用価値があるかどうかは、また別問題な訳ですが・・・。

次の手を打たなければ事業継続できない!!!

転職エージェントが属する人材業界は、昨今の景気の良さに乗っかる形で、非常に多くの転職エージェントが新規参入していることは、ご承知の通りかと思います。

一方では、その分、他の転職エージェントとの差別化を図ることができず、早期のタイミングで事業撤退や倒産というケースも少なくありません。

また、インテリジェンスのように大手の転職エージェントだとしても、余裕を持つことは難しいのです。

と言うのは、転職エージェントの業界は、求職者のみなさんが想像する以上に経済の波に左右されやすく、もし、今後、日本経済が不況になると、採用活動を行う企業の業績は低迷し、当然、新規人材の獲得は控えるようになります。

転職エージェントのサービスは、求職者のみなさんの転職支援と同時に、企業の採用支援になりますので、採用支援の数が減るということは、その分、転職エージェントとしては、業績を低下させる要因になるということです。

数年前まで、転職エージェントの業界は氷河期で、大手の転職エージェントも含めて多くの転職エージェントが苦しい時代がありました。

あの時代は、求職者のみなさんもなかなか転職することができず困った時代になるのですが、その時代に転職エージェントでは、何とか生き残るために、苦肉の策として、在籍するキャリアアドバイザーや営業担当者も含めて、多くの労働者を解雇しています。

そのため、どの転職エージェントも、今の転職市場の状態が良いとしても、安住することはなく、今のうちに、氷河期になったときの生き残り策を考え、実施しているのです。

インテリジェンスが行うミーダスというサービスは、まさにその典型と言えるでしょう。

ミーダスの利用体験

さて、私は昨年はすでに転職エージェントとして活動していたので、求職者としては利用することはできませんが、登録までは、だれでも自由に行うことが可能ですので、競合他社のサービスの収集という意味で、試しに登録まではしてみました。

この部分については、利用体験談としてご紹介しようと思います。

まず、ミーダスは、インターネット上のサービスですので、どのような求職者の方であっても、ミーダスを利用する方は、インターネット環境は必須です。

私は、自宅で、登録作業をしたのですが、登録フォームは非常にユーザビリティに長けています。

かなり使いやすいと思います。

ちなみに、ここに余談ですが、なぜ、インテリジェンスが提供する新しいサービスがミーダスという名称かを軽く説明しますと、『価値を見出す』とかけています。つまり、ダジャレに近いのです。

それはそれとして、ミーダスは、求職者みずからの価値を見出すということをサービスコンセプトにしていて、求職者のみなさんが転職する際に、自分の本当の価値を認識した上で、求職者のみなさんにとって、最も良い転職にしてほしいと願っています。

そのため、登録においても、いくつか項目を入力するごとに、現時点で、ミーダスが取り引きし、求人を保有している企業とのマッチングを自動で行い、求職者のみなさんの登録情報であれば、どれぐらいの年収が妥当か、または、どれぐらいの求人に応募することができそうかなどを登録フォーム上で教えてくれるのです。

このような取り組みは、通常、他の転職サイトでは、あり得ません。

全く新しい情報提供システム

このような、ある意味、コンサルティング的なサービスは、転職エージェントがキャリアアドバイザーを通して行うことが一般的で、ミーダスは、キャリアアドバイザー不在のなかでも、自動マッチングシステムを搭載に、登録フォーム上で、求職者のみなさんに対して、このような情報を提供することができるのです。

では、この提供する情報は、正しいのかどうかと言えば、正しいです。

次に信ぴょう性はどうかと言いますと、それは怪しいです。

私は、登録後に、ミーダスを利用して転職活動をするつもりはなかったので、アトランダムに自分の情報を入力したパターンもあったのですが、私の職歴がなかったと仮定して、情報提供を受けてみましたが、何と、職歴がない仮の私でも、年収が500万ということで、驚きました。

また、マッチングする企業数も10社ということで、本当かな?と非常に疑問を持つ結果でした。

若干、怪しいマッチング結果・・・

ミーダスのマッチングシステムは、確かに情報という観点では正しいのですが、その結果の信ぴょう性はと言いますと、そこまで精度は高くないと思った方が良いです。

まだまだ、サービス開始から1年程度ということで、仕方ない部分もありますが、そうは言っても、求職者のみなさんは自分の人生に大きな影響を与えるかもしれない転職活動ですので、精度が高くないとなれば、あまり利用価値は高いとは言えないのではないかと思います。

そもそも、では、ミーダスは、何を目的にすれば求職者のみなさんは良いのでしょうか。

ミーダスのコンセプトは求職者のみなさんが転職を機に新しい価値を見出すということですが、ミーダスが思う、見出すとは、簡単に言ってしまうと、求職者のみなさんの職歴や経歴からなるキャリアの話をしているのではなく、年収です。

もっと、簡単にストレートにいうと、『金』です。

求職者のみなさんは、転職する意味は、もちろんたくさんの理由があるかと思いますが、一番の根底にあることは、生活の基盤を保つために、給料を得る術だと思います。

これは、例外なく、私も同様です。

キーワードはやはり「年収」

どのような求職者のみなさんであっても、手元に一生、遊んで暮らせるぐらいのキャッシュがあるのであれば、好き好んで転職活動はしないでしょうし、また、転職することもしないでしょう。

私も、以前は企業に在籍し、人事担当者として仕事をした経験がありますし、また、求職者のみなさんと同じように自分も求職者として転職活動を行い転職したことがあります。

いずれの場合も、根底の理由はお金を稼ぐ術を得るためでした。

ミーダスの運営会社であるインテリジェンスは、この点に着目して、新サービスの提供をしているのです。

登録を行う過程のなかで、その理由として、やけに年収というキーワードが出ています。

恐らく、ミーダスからすると、求職者のみなさんに対してミーダスを介して、『求職者のみなさん、今もらっている給料に満足ですか?もしかすると、あなたはもっと高い年収を得るレベルにあるかもしれませんよ!?』と投げかけているのではないかと思うのです。

登録が完了すると、後日、ミーダスを介して企業からオファーが届く仕組みになっているのですが、この点が肝です。

私の友人でミーダスを利用して転職活動をしている友人がおり、その友人の情報も踏まえて、引き続きミーダスについてご紹介したいと思います。

ミーダスと転職エージェントの融合

登録が完了するとミーダスの管理画面に求職者のみなさん宛てにメッセージが届きます。

これを俗にオファーと呼びますが、この部分が非常に重要な点です。

ミーダスも、転職エージェントもインテリジェンスが提供するサービスで、元は同じインテリジェンスという企業が運営する人材サービスです。

冒頭でもご紹介した通り、インテリジェンスは、転職サイトと転職エージェントの融合を図っているのですが、ミーダスについても、同様です。

つまり、ミーダスに登録すると、求職者のみなさんは、オファーという形で、ミーダスに掲載していない求人の企業からもオファーを受けることができるということです。

求職者のみなさんは、ミーダスと転職エージェントを連動して転職支援を受けることができるのです。

今のところ、ミーダスは企業から求人の掲載料を貰っているのですが、まだまだ新興的な転職サイトですので、多くの場合、無料で提供することもあるようです。

インテリジェンスからすると、ミーダスから利益を上げることができれば、それはそれで良いのですが、もし、ミーダスで利益を上げることが難しくても、転職エージェント事業との連動をすることができるので、あまり気にするところではないのです。

エージェントとアプリの融合

求職者のみなさんは、転職エージェントを利用すると、ミーダスという転職サイトも同時にキャリアアドバイザーから案内されることが多いと思います。

私の友人は、ミーダスに登録し、自らにオファーがあった企業に応募しようとしたところ、登録した覚えがないインテリジェンスのキャリアアドバイザーから連絡があったそうです。

内容としては、ミーダスとインテリジェンスが行う転職エージェント事業は連携し、個人情報を取得しているため、ミーダスだけを利用する求職者の方に対しても、ミーダスの診断結果で、マッチングした企業群の求人を紹介する仕組みになっているということです。

ミーダス自体に掲載されている求人数は、もちろん、少なくはないのですが、求職者のみなさんが転職活動に困らないというぐらいの数はまだありません。

しかし、インテリジェンスは大手の転職エージェントです。

転職エージェント事業として求人を非常に多く抱えていますので、転職エージェント事業が抱える求人をミーダス経由で求職者のみなさんに紹介することができるのです。

個人的な意見を言いますと、インテリジェンスが運営する他の転職サイトと若干、類似しているように感じますが、転職サイトとしてのコンセプトが違いますので、登録する求職者の方のジャンルを広げるという意味もあるのではないかと思います。

また、ミーダスは、もちろん、転職エージェント事業と連動する求人を掲載している転職サイトであることは変わらないのですが、インテリジェンスからすると、求職者のみなさんに対する、転職の診断サイトのイメージを持っているのではないかと思います。

インテリジェンスのうまい戦略!!!

インテリジェンスは、ミーダスというサービスを新しくリリースした背景には、今後の中長期的なことを見据えているからです。

求職者のみなさんも、今後、転職活動において、いつ、今のように売り手市場ではなく、求職者のみなさんにとって非常に不利な状況である改訂市場になるかどうかわかりません。

転職エージェントも同様で、転職エージェント氷河期になると、事業の低迷はもちろん、解雇などそれまで一緒に仕事をしてきた仲間を犠牲にしなければならないこともあるでしょう。

インテリジェンスも氷河期の時代には、解雇などで多くの犠牲者が出てしまったことがあり、それを反省し、氷河期になっても、犠牲者を出さない取り組みをしているのです。

この取り組みの先陣がミーダスになる訳ですが、インテリジェンスからすると、仮にミーダスが利益の源にならなくても、転職エージェントとの融合が可能であるため、そこまで痛手を負うことはありません。

囲い込み戦略としての「ミーダス」

むしろ、狙いとしては、今から転職エージェントとしての面を増やし、求職者のみなさんや企業の囲い込みを考えています。

もちろん、ミーダスが収益化することがベストですが、ミーダスは、転職エージェント事業ではないため、そこまで多くの人件費を必要とすることはありません。

初期投資についても、インテリジェンスは大手の企業ですので、潤沢な資金のなかで新規リリースすることができたため、キャッシュにかなり余裕があります。

このような大手の企業の利点を売りにして、ミーダスをリリースして、求職者のみなさんの転職活動にも役立ててほしい狙いと、自社の生き残りを狙っているのです。

私も転職エージェントとして活動していますが、インテリジェンスのような戦略は、小規模の転職エージェントでは絶対に真似することができないことです。

求職者のみなさんは、大手の転職エージェントであり、ミーダスの大元であるインテリジェンスを利用することで、自分の転職活動の幅を広げることは可能です。

ミーダス自体の正確性はまだまだこれからという要素が多いですが、今後に期待できるものではないかと思います。

ミーダスはアプリ上のサービスである!!!

先程、登録にはインターネット環境が必須であるとご紹介しましたが、具体的に言いますと、携帯電話によるインターネット環境が必須になります。

と言うのは、ミーダスは、今、流行の携帯アプリサービスであるからです。

求職者のみなさんのなかで、携帯電話だけを利用して転職活動をする方はいますでしょうか。

恐らく、ほとんどの場合、それは難しいかと思います。

もちろん、求職者のみなさんが転職活動をするなかで、転職エージェントの他に転職サイト(携帯版)、求人情報誌、ハローワークという転職方法はありますが、今の時代の転職方法は転職エージェントが中心です。

転職エージェントを利用する場合でも、インターンサイト上から登録することが必須になっていて、自宅にインターネット環境がない場合でも、自宅近くの漫画喫茶などを利用してインターンサイトを利用しなければなりません。

ただ、一部として、アパレル販売員、飲食業界の店舗スタッフの職種については、インターンサイトがなくても、紙ベースで転職活動を行うことはできますが、その割合は全体の転職数からすると少ないと思います。

ミーダスの画期的なところと言われている点が、アプリサービスであることですが、私の個人的な意見からすると、サービス自体にまだ正確性がないため、そこまで画期的なものとは言えないのではないかと思っています。

ただし、ミーダスは、アプリ上のサービスですので、求職者のみなさんが転職エージェントやインターンサイト上の転職サイトを利用する際に必ず必要となる履歴書や職務経歴書のアップデートが登録時点では不要です。

お気軽なアプリだが、その先は?

その意味では気軽なことだと思いますが、良く考えて頂きたいのですが、求職者のみなさんは、アプリ上だけで転職活動を完結することはできるのでしょうか。

今の転職市場においては、絶対にできません。求職者のみなさんが行う転職活動やミーダスが提供するサービスは、そもそもとして企業が採用活動を行うからこそ成立することです。

求職者のみなさんは、ミーダスのなかで架空の転職活動をする訳ではありませんし、企業もミーダスだけで採用活動を終えることは絶対にありません。

あくまで、ミーダスは、企業への中間地点ということになります。

ミーダスで履歴書や職務経歴書のアップロードが不要だとしても、最終的に企業の選考を受ける場合には必要になることですので、このあたりをはき違えずに頂ければと思います。

情報量が多いミーダス!

ミーダスのすごいところは、正確性に欠けるとは言え、インテリジェンスが別事業で提供する転職エージェントからの情報をそのまま反映することができているので、情報量が膨大であるという点です。

その具体的な情報量は、転職活動をする求職者のみなさんは、絶対に参考になるものだと思います。

例えばですが、求職者のみなさんは、転職活動を行っている最中に、他の転職者の動向を知ることはありますでしょうか。

転職エージェントのキャリアアドバイザーから、多少の他者情報は提供してもらえるとしても、その数は、参考になるまでの情報量ではないと思います。

ミーダスでは、そのような求職者の方に対して、ライバルとなる転職者たちの情報や実際に転職した求職者の方の成功事例を提供しています。

ライバルの情報が手に入る

転職活動は、求職者のみなさんからすると、だれからの制限を受けることなく、自分の自由のもとで行うことができるのできるものです。

必然的に個人単位で行う行動になるため、同じ求人を狙う転職者たちの進捗や、実際に転職に成功した方の事例を知ることは大きな財産になると思います。

この情報により、転職活動における個人単位の行動からなる不安を解消する一助になるのではないかと思います。

実際に私も友人のアプリを介して、成功事例を見たのですが、その内容は非常に具体的で、有効なものだと思いました。

この情報のもとは、転職エージェントであるインテリジェンスを実際に利用した求職者の方のアンケートです。

インテリジェンスの転職支援の実績数は、他の転職エージェントに比べてもかなり群を抜いているものですので、情報量としては十分なものではないかと思います。

また、その他として、年収についても情報が提供されています。

この年収は先述で紹介したフォームを登録する過程のなかで、求職者のみなさんにマッチする企業や提示年収の前提になるものですが、この点はあくまで参考というぐらいにしておいた方が良いと思います。

年収に関する情報は信用してはいけない!!!

なぜかと言いますと、年収は、転職エージェントが決めるものではなく、企業が決めるものです。

また、同じ職種の求人だとしても、企業によって年収の提示額は全く違います。

さらに言いますと、求職者のみなさんが自分で思う以上の年収をミーダスは提示することが多いです。

結果として、求職者のみなさんからすると、悪い意味で自分の市場価値を勘違いしてしまうことにんなりかねません。

本来ならば、転職することができた企業、転職すべき企業を断り、自分はもっと高い年収で転職できると勘違いし、最終的に転職活動の期間が長引いてしまう可能性も大いにあります。

私は、ミーダスではないにしても、他の転職エージェントを同時に利用し、その転職エージェントから、もっと高い年収レンジの企業に転職することができると言われ、それを真に受けて、転職活動がなかなかうまくいかずという求職者の方を多く知っています。

ミーダスは転職を機に現職や前職よりも年収が上がる、という結果を表示してくれるかもしれません。

しかし、この事実は、現役の転職エージェントである私、または、以前は企業の人事担当者として中途採用にも従事した経験を持つ私からすると、非常に甘い考えです。

年収アップはレアケース?

現実はそこまで甘くありません。

もちろん、人によっては現職や前職よりも年収が上がるという方もいるでしょうが、その割合は全体からみるとごく一部に過ぎません。

転職は、企業からすると、それまで自社で仕事をしていない方を採用することになりますので、選考中にどれだけ優秀と考えても、実際の働き方を見ていないなかで、現職や前職よりも高い年収を出すという企業は少ないです。

特に年齢が若い求職者の方は、自分の力を過大評価してしまい、退職する理由も、自分の実力ならば、もっと高い年収をくれる企業に転職できると考えているケースが多いのですが、残念ですが、そのようなことはないです。

むしろ、転職時は、確実に年収は下がると考えておいた方が無難です。

このように、求職者のみなさんに対して、変な誤解や変な自信を受け付けてしまう悪い面もミーダスにはあります。

ミーダスは、情報量は転職エージェント事業からかなり豊富なデータを受けていますが、なかには、信用してはいけない情報もありますので、ご注意ください。

ミーダスだけで転職活動は危険!!!

ここまでミーダスという転職サイト、ミーダスというキャリアアドバイザーがいない転職エージェントについてご紹介させて頂きましたが、求職者のみなさんは、ミーダスについてどのような印象をお持ちでしょうか。

アプリで行うことができるため、手軽に見えるでしょうし、実際に利用して頂ければわかりますが、情報量も豊富です。

そんなわけで何をとっても便利なツールと思うかもしれませんが、今のところ、ミーダスは、一長一短のツールだと思います。

そのため、私は、求職者のみなさんにお伝えしたいことは、ミーダスだけを利用して転職活動をしてしまうと、他の転職市場の情報を他の転職エージェントや転職サイトから得ることができず、偏った転職活動になってしまうということです。

情報量は豊富でも、求職者のみなさんの転職活動において、絶対的な安心感はミーダスにはないでしょう。

できれば、ベストな転職活動の方法は、ミーダスとインテリジェンスが行う転職エージェント事業を同時に利用し、かつ、他の転職エージェントも複数、同時に利用することです。

このようにすることで、インテリジェンスに行動を独占されることもないですし、求職者のみなさん自身で、転職市場や転職エージェント、転職サイトを比較検討することができます。

それにより、自分にもっとも合う求人を自分が見極めることができると思います。

最後になりますが、求職者のみなさんの転職活動が有意義なものであり、最高の転職ができることを心から祈り、今回のテーマである、『ミーダスってどんな転職エージェント!?そもそも、転職エージェントなのか?』は、ここで話を終わりにしたいと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

サブコンテンツ

絶対に外せない転職エージェント3社

    ランスタッド

このページの先頭へ