『転職戦国市場の東京』での転職活動はこうすれば成功へ近づく!!!
ビジネスの中心地東京!転職の中心地・東京!
求職者のみなさん、こんにちは。現職で在職しながら転職活動をされている方、既に、退職してフリーの状態で転職活動をされている方など、求職者のみなさんを取り巻く環境はさまざまだと思います。
日本には47都道府県が存在しますので、求職者のみなさんもそれぞれの地域で転職活動をされている方が多いと思います。そのなかで、やはり、転職市場の中心は、ビジネスの中心でもある東京でしょう。
やはり、他の地域に比べると、東京での求職者のみなさんの数は、圧倒的です。
変な話、むしろ、東京だけが異常な数の求職者の方がいると言っても良いでしょう。
東京は、世界的に見ても、ビジネスの中心になっていますので、その分、日本の企業の多くはビジネスチャンスを狙って東京にオフィスを構えますし、近年は日本のみならず海外の企業も東京にオフィスを構えていることが珍しくありません。
これだけ東京に企業数が多いということは、求人数も豊富にあり、求職者のみなさんの数も比例的に多くなるといことです。
今回のテーマは、『『転職戦国市場の東京』での転職活動はこうすれば成功へ近づく!!!』というタイトルで、東京での転職活動や、こうすれば東京でうまく転職することができるというコツやノウハウをご紹介したいと思います。
ちなみに、私は、転職エージェントとして現在も活動しており、東京を中心に転職エージェント事業を行っていますので、転職市場の動向や企業の動向もある程度、把握することができています。
これまでの転職エージェント活動を通して培ったノウハウを今回は、この記事を購読頂くみなさんにご紹介できればと考えています。
微力ながら、少しでも転職活動を行う求職者のみなさんのお役に立てればと思っていますので、最後までお付き合い頂ければと思います。
記事の途中に他のサイトや転職エージェントからは知りえない情報もご紹介できるかなと思います。
東京の転職市場
まず、ここで求職者のみなさんに、覚えておいて頂きたいことがありますので、お話します。
これは、東京も含めてすべての地域で共通のことですが、東京は特にこれからお話することが大事な要素になりますので、是非、転職活動をする際には念頭に置いて頂きたいと思います。
転職とは、求職者のみなさん視点のことであり、求職者のみなさんが転職するためには、当然、企業が求人を転職エージェントなどに公開して採用活動を行わなければなりません。
ですので、転職活動を行う求職者のみなさんとしては、転職市場そのものだけに重点を置くのではなく、転職市場では、共存対象となる企業状況も把握して頂きたいと思います。
東京の場合、特にこの要素が強い理由は、転職戦国市場とも言われている通り、多くの企業が求人を公開して採用活動をしているため、大半の企業は、他社との採用差別化を図るため、色々な工夫や施策を展開しているからです。
私は転職エージェントとして、求人を引き受ける際に、企業と事前に打合せをしますが、どの最近は、どの企業でも、同業他社を中心に他社との差別化を図る募集要項にしています。
打合せで良く企業の採用担当者から良く耳にする言葉は、『この募集要項、採用戦略で優秀な人材が当社に応募してくれるのか?』ということです。
求職者のみなさんのなかには、もしかしたらご存知の方もいるかと思いますし、転職活動を通して気付いた方もいるかもしれませんが、一般的には、求職者のみなさんは、採用活動を行う企業よりも立場的には弱者になります。
なぜなら、求職者のみなさんは、企業の選考を通して、採用される側だからです。
企業としみれば、一人の求職者の方が辞退などしても特別、大きな損害にはなりませんが、求職者のみなさんからすると、応募した企業に採用されなければ、大体の場合、少なからずダメージを受けるでしょう。
空前の売り手市場!!!
先程、企業は差別化やいろいろな施策を展開しているとご紹介しましたが、実は、数年前までは、特別な施策を展開するという企業は少なかったですし、今のように求職者のみなさんを意識する採用戦略を持つ企業も少なかったです。
では、なぜ、今はこのようになったのでしょうか?結論から言いますと、今の東京の転職市場は、かつてないぐらいの空前の売り手市場になっているためです。
売り手市場の対義語として買い手市場がありますが、この2つの言葉を軽く説明すると、売り手市場は、求職者のみなさんが有利で転職しやすい市場です。
一方、買い手市場は、企業からすると、ある意味、黙っていても応募数が多く採用しやすい市場です。
買い手市場は、求職者のみなさんからすると、地獄に近い環境で、採用される確率も低く、もっと言うと、応募することができないこともしばしばあります。
私は、転職エージェントとして、長年、活動していますが、過去を振り返ってもこれだけ求職者のみなさんにとって転職しやすい東京の転職市場はないと思います。
今は転職エージェントとして活動している私ですが、実は、私もかつては、何度か転職活動を行い転職経験を持っていますし、転職エージェントを行う前は、企業の人事として仕事をしていました。
この2つの経験からも、今の東京の転職市場は、これ以上ないぐらい求職者のみなさんとしては有利です。
ちなみに、日本国内の転職市場は、東京と同じように売り手市場になっていますが、東京のように売り手市場という地域はそこまで多くなく、東京の転職市場は頭1つ、2つ抜けているぐらいの好環境です。
個人的な意見を言わせて頂くと、現職に対して、将来の不安を感じている方や、転職を迷っている方は、今が最大のチャンスです。
実際に転職するかどうかは別にして、自分の市場価値を見極め、確認する意味でも転職活動は有効な手段になりますので、積極的に行った方が良いと思います。
なぜ、東京だけが空前の売り手市場なのか?
この答えは簡単です。日本国内におけるビジネスの中心が東京だからです。東京に近い存在として、神奈川の横浜エリアや千葉の幕張エリアがありますが、この2つの地域と比べても東京の経済状況は活発です。
転職市場は、非常に動きが早く、売り手市場や買い手市場という市場変化も早いです。
求職者のみなさんからすると、東京で転職活動をするのであれば、日ごろから転職市場の動向を把握して方が良いですし、把握せずに、転職しようとしても、いざ転職活動をすると、買い手市場で転職活動が困難ということも可能性としてはゼロではありません。
転職市場の売り手市場や買い手市場の違いが起こる理由は、経済の状況が大きく影響しています。転職市場の登場人物としては、求職者のみなさんの他に企業もあります。
これは先ほど、ご紹介した通りですが、企業が中途採用活動を多く行う背景は、企業業績が好調で、採用活動費や採用後の人件費などがしっかり確保され、キャッシュリッチな状況にあります。
逆に日本経済が落ち込み、企業の業績も低迷すると、採用活動費や人件費を抑えようとして多くの企業は中途採用を控える傾向にあります。
つまり、求職者のみなさんが行う転職活動は、企業の経営とも関係することになりますし、特に東京の場合は、この傾向が強いです。
企業も激戦区、東京で生き残りをかけて企業経営をしていますし、ライバル企業も多く、業績を上げる必要があります。
しかし、地方の場合は、東京のように激戦区という感じはあまりなく、地場の企業として、ある程度、のんびり企業経営している場合が多いため、地方よりも東京で転職活動をする場合は、企業の背景を知ることは、転職活動を充実させ、早期に転職活動を終える秘訣になると転職エージェントである私は思います。
転職エージェントとしての余談
ここで、転職エージェントである私から、転職エージェント活動を通して、いくつか分析したことがありますので、ご紹介したいと思います。
私は、分析することが得意で、分析から転職エージェントとして他の転職エージェントとの差別化を図り、求職者のみなさんや企業の役に立ちたいと思っています。
そのため、さまざまなデータが私にはあるのですが、ご紹介したいデータは、私の転職エージェントをご利用頂く求職者のみなさんにはアンケートをお願いしていて、『転職活動で意識すること』という項目があり、転職活動を早期に終えている求職者の方には、ある特徴があります。
それは、企業の採用活動を意識しているかどうかということです。
もちろん、これ以外にも転職活動には意識するべき点があるのですが、この視点をしっかり持っている求職者の方は、かなりの確率で転職活動を早期に終え、自分が納得できる転職ができています。
私の転職エージェントは、大手ではなく、小規模の転職エージェントですので、私が取集したデータがすべての求職者のみなさんに当てはまるということは100%ではないかもしれませんが、他の転職エージェントとの交流を持っていて、大きな的外れはないと思います。
今、転職活動をしている求職者のみなさんの先輩とも言える、既に転職活動を終えている求職者だった方々は、企業の採用活動をかなり意識していたようですので、お知り置き頂き、今後の転職活動に役立てて頂ければと思います。
なお、私が求職者だった時代、そのすべてで順調に転職活動を行えたということはなく、苦戦したことも、もちろんあります。
自分の転職活動を振り返ってみると、苦戦していたころは、視点が低く、自分だけの視点だったように思います。
何事も、相手を知ることで、相手の立場で物事を考えることができ、また、自分視点では見えないことも見えてきます。
東京での転職活動は、企業数が多く、また、多くの企業がいろいろな採用戦略を持っているため、情報戦とも言われています。
企業の採用活動の情報をキャッチアップして、自分の転職活動に活かすことは、中長期的な視点としては、自分の人生を潤わせるきっかけにも繋がることがだと思います。
東京での転職成功の近道!
いよいよ、東京で転職活動を行う場合の転職成功の近道となる秘訣やコツをご紹介したいと思いますが、あらかじめ誤解がないようにお願いしたいのですが、転職は求職者のみなさんが転職先の企業で活躍して、充実したビジネスライフを送るための、あくまで手段であり、通過点に過ぎません。
本当の転職成功とは、転職後にあります。ですので、ここで転職成功とあえて書かせて頂きましたのは、転職成功=内定という意味ですので、ご注意をお願いします。
転職エージェントとして、多くの求職者の方の転職支援をさせて頂きましたが、転職後に活躍されている求職者だった方の特徴としては、内定や転職をゴールと考えず、通過点と考えている方が多いです。
何の保証もなく不安が多い転職活動ですので、確かに内定が出たことや転職できたことは自分の転職活動の成果ですので、喜びや嬉しさはあると思いますが、本当の転職成功は転職後にあるということを忘れずにいて欲しいと私は思います。
そんな私も、若い時代は、内定がでると、人一倍嬉しくなり、転職後のことなど頭になかったのですが・・・笑
私の若い時代のこの経験を通しても、やはり内定や転職は手段や通過点として捉えなければ、転職後に自分に良くも悪くも跳ね返ってきます。
先程から何度か、今の東京の転職市場は、空前の売り手市場で求職者のみなさんからすると非常に転職活動しやすい有利な環境にあるとご紹介していますが、この市場の変化は、求職者のみなさんが、自分の力だけでどうこう変えることは難しいです。
恐らく、求職者のみなさんが神様や仏様でなければ、不可能なことだと思います。ですので、転職エージェントである私が思う、東京での転職活動のコツは、他力本願になりますが、『運』だと思います。
今、この記事を読んで頂いている方から、『えー!?なんだよ、それ!!』みないな感じで思われてることが容易に想像できてしまうのですが、ちょっとお待ちを!!!
ここからが大事なことです。確かに今、私は『運』と書きました。しかし、求職者のみなさんは運も実力のうちという言葉を聞いたことはないでしょうか。
運にも2つある!
転職活動には、『運』が必要で、この『運』にも2つの意味があります。1つは、結果オーライというものです。
これは、偶然的なものを意味しますが、求職者のみなさんが、転職しようと考えて、いざ、転職市場に出たときに、『たまたま』、その時の転職市場が売り手市場だったというものです。
文字通り、『たまたま』ですので、そう何度も『運』が大きく左右することはないでしょう。
しかし、もう1つの『運』は、ある意味で必然的な要素を持っています。
日ごろから転職市場の動向を把握し、自分の現職との兼ね合いをうまく鑑みて、転職活動を行おうとしたときには、まず間違いなく、売り手市場で転職活動を行うことができるはずです。
売り手市場は、事の大小はあっても、何十年に一度ということはなく、数年に1度は訪れると言われています。
この数年に1度の売り手市場を逆算から見極めて転職しようとする求職者の方は、そこまで苦労することなく転職活動を短期間で終えることができるのかなと思います。
東京は転職戦国市場とも言われ、多くの企業が求人を公開して採用活動を行うことと同時に、多くの求職者の方がみなさんと同じように転職活動を行っています。この競争率は他の地域とは比べ物にならないものです。
いかに東京の転職市場に多くの求人があるとしても、それ以上に求職者の方の数が多いため、転職難易度は他の地域よりもはるかに高いです。
東京で転職活動を行い短期間に自分が納得する転職活動をするのであれば、後者の意味での『運』は必須でしょう。『運も実力のうち』というこの意味は、転職活動においては、日ごろの努力を意味するのです。
転職職活動は、転職活動を行っている期間だけではなく、その前からある程度、情報を収集して、他の求職者の方よりもアドバンテージを持っておかなければ、東京では、求職者として他の求職者の方との差別化を図ることができないと思います。
他の求職者を知れないからこそ、情報収集が大切
既に転職活動を行っている求職者の方は、お気づきだと思いますが、求職者のみなさんは、他の求職者の方がどのような転職活動を行っているのかなど、全く知ることができません。
転職活動は団体行動ではなく、個人個人が行う行動です。また、転職活動の側面として、求職者のみなさんは、在籍する企業にオープンにすることなく転職活動をする方が多いと思いますし、ある意味では、極秘の行動です。
そのため、会社の同僚などに相談することはもちろんのこと、なかなか相談相手がいないということも現実にあります。
今、仲良く会話している同僚が、みなさんと同じように極秘で転職活動をしているということも往々にしてあり得ることです。
どのような求職者の方であっても、東京で本気で転職したいと思うのであれば、まずは、転職市場や転職活動そのものの情報を豊富に仕入れることが大切です。これが転職活動におけるインプットとアウトプットということになります。
アウトプットとは、転職活動を指し、インプット量が多ければ多いだけ、アウトプットとなる転職活動の幅も広がり質を担保することが可能になります。
では、転職活動を行う求職者のみなさんにとって差別化であり、転職活動の質を高める要素の情報をどこでキャッチするのかということですが、これは、今の時代、やはり転職エージェントが一番、有効だと思います。
東京以外の地方の場合、転職活動の中心はハローワークや転職サイトになるのですが、東京の場合は、求職者の方の数が非常に多く、求人を公開する企業も多いため、転職エージェント主流の時代になっています。
東京には、数えることができないぐらいの転職エージェントの数が存在し、その規模を関係なく考えると、100や200というレベルではありません。
それぐらい転職エージェントが乱立している東京では、転職支援のプロである転職エージェントを利用して情報を集めることが最適なことだと思います。
最近、転職サイトにも転職情報を掲載するサイトはありますが、この情報はあくまで最低限に過ぎず、内容を読んで頂ければ分かりますが、転職活動のマナーやルールが大半です。
転職エージェントを使うこと!
情報収集も含めて、東京で転職活動を行うのであれば、求職者のみなさんは転職エージェントを利用することは必須であり、最低限のこととも捉えることができます。
東京で採用活動を行う企業の多くは、採用に関して、確実性と採用活動の簡素化を求めます。
転職サイトを利用する企業もありますが、求人数という意味では、転職サイトに掲載されていない非公開求人の方が圧倒的に多く、それらの求人は転職エージェントが抱えています。
先述の通り、東京は多くの企業があり、それぞれの企業が競合他社との差別化や競争を意識しています。
ある企業が不用意に転職サイトに求人を公開すると、その転職サイトに掲載された企業の求人を見て、他の企業は、その企業の事業の方向性などを知ることも可能です。
これは企業としては、ライバル企業に教えたくない情報を転職サイトを通して公開しているようなもので、リスクでしかありません。
これを回避するためには、誰でも閲覧できる転職サイトよりも、特定の人しか閲覧することができない転職エージェントを利用して求人を公開した方が経営リスクを回避できます。
この意味でも、転職エージェントには多くの求人が集まる仕組みになっています。求職者のみなさんは、転職するためには、求人は必須のもので、求人を多く集めることができれば、その分、転職確度は上がります。
また、転職サイトには掲載されない求人も豊富にありますので、それまで拾うことができなかった求人を、転職エージェントを利用することで容易に拾うことができるのです。
私が転職エージェントを行っているからという稚拙な理由で転職エージェントを推しているのではありません。
東京での転職活動を成功させるためには、また、近道としては、転職エージェントを利用して、自分の転職活動を有利に運ぶことをお勧めします。
ちなみに、私は、自分のこれまでの転職活動において、転職エージェントを使わなかったことは一度もありません。
同じ転職活動でも東京とそれ以外では、求職者のみなさんを取り巻く環境は大きく違いますので、このあたりも情報の一つとして把握した方が良いと私は思います。
タイプが違う2つ以上の転職エージェントを使うこと!
転職エージェントを利用した方が良いと言われても、東京には無数に近いぐらいの転職エージェントがあるため、求職者のみなさんからすると、どのような転職エージェントを利用することが良いのかわからないと思います。
求職者のみなさんは転職活動を行うプロの求職者です。
ただ、プロと言っても、人生で何度も転職活動をすることもないでしょうし、普段は、それぞれ違った業界や業種、職種で仕事をしているため、転職エージェントも難しいと思います。
転職活動には、答えはありません。求職者のみなさんであれば、誰でも自分の自由に転職活動を行うことができますし、どの転職エージェントを利用するかも自由です。
個人的には、自由が一番、難しいと思いますが、今、この記事を読んで頂いている求職者のみなさんはどうでしょうか。
現役の転職エージェント、かつ、かつて人事として多くの転職エージェントと取引してきた私の経験上から、東京で転職成功するための転職エージェント選びについてご紹介します。
転職エージェントは、1社だけはやめましょう。絶対に1社だけに絞ることが悪いとは言いません。ただ、幅広い展開を想定したい、より多くの情報や求人を獲得したいと思うのであれば、最低でも2社の転職エージェントは必須です。
転職エージェントは、数社の大手企業とその他の中小の転職エージェントから成り立ちます。全体を100とするならば、大手の転職エージェントは2~3ぐらいのものです。
まず、大手と呼ばれる転職エージェントには数を確保する意味で必ず登録しましょう。そして、問題は2社目です。2社目も同じく大手の転職エージェントを利用することは無駄が多いと私は思います。
と言うのは、大手の転職エージェントは、取引する企業に重複が多くみられ、その分、同じ求人を持っていることが多いです。
新しい求人を拾いたいということで、今、大手の転職エージェントを利用していて、もう1社、大手の転職エージェントを利用するということは控えた方が良いでしょう。
既に1社、大手の転職エージェントを利用しているのであれば、もう1社は、中小の転職エージェントを利用すべきです。
中小の転職エージェント
大手と中小の転職エージェントには違いがあります。
大手は、求人の数を売りにしていますが、中小はリソースとして大手の転職エージェントのように多くの求人を裁くことは難しいため、質や情報量で勝負していますし、中小の転職エージェントの最大の特徴は、独占求人です。
中小の転職エージェントの経営者は、もともとは大手の転職エージェントで活躍された方が多く、多くの企業の経営者と直接のパイプを持っていることがあり、企業の経営者から直接、求人を依頼されることも少なくありません。
実際に、私は今、ご紹介したようなことが多くあり、数としては、大手の転職エージェントに敵わないとしても、独占求人の割合は恐らく勝っていると思います。
求職者のみなさんが転職活動を行う上で、いくら転職エージェントから紹介される求人の数が多いとしても、その求人がすでに紹介された求人が多くては意味がありません。
それを回避し、しかも、転職支援の質も保証される意味では、もう1社は中小の転職エージェントがお勧めです。
求職者のみなさんは、転職活動を行う際に、インターネットなどで転職エージェントを検索して、上位にヒットした転職エージェントを利用する傾向があり、その転職エージェントは、大体の場合、大手です。
固有名詞は避けますが、RさんとかIさんとか、そういう転職エージェントが上位検索されると思います。
大手の転職エージェントは、その他、広告にも積極的で、求職者のみなさんの目に留まることが多いと思います。
大手の転職エージェントを否定することはしません。むしろ、転職活動において大手の転職エージェントを1社は絶対利用した方が良いと思います。
ただ、私が言いたいことは、複数の大手の転職エージェントを利用する意味はほとんどないということです。
転職エージェントには規模の他、それぞれ特徴を持っていますし、それぞれの転職エージェントが、それぞれに特徴を広告にして求職者のみなさんの登録を促進しています。
転職エージェントである私から言わせると大手の転職エージェントに特徴の差別化はないに等しいです。
東京には、転職エージェントが多いですが、その大半は中小規模の転職エージェントです。東京での転職活動の成功は、中小の転職エージェントと私は言えると思います。
中小規模の転職エージェントも大手と同じように差別化を持っていますが、大手がそれほど特徴の差別化を図れていないということとは反して、中小規模の転職エージェントは実際にも差別化があります。
ただ、普通にインターネットで検索しても中小規模の転職エージェントとは出会うことはできませんので、転職サイトに登録しておくと、中小規模の転職エージェントと出会うこともできますので、その意味で、東京で転職活動を行う求職者のみなさんは、転職サイトを利用した方が良いでしょう。
採用活動を行う東京にある企業群
求職者のみなさんは、東京で転職したということで東京だけで転職活動を行うことが多いと思いますが、採用活動を行う東京にある企業には、偏りがあります。
もちろん、東京には業界や業種、規模など多岐に渡り多くの企業がありますが、東京の求人の毛色を見ると、ある傾向に気付きます。
それは何かと言いますと、圧倒的にIT業界のベンチャー企業が多いということです。IT業界は、昔からある業界ではなく、まだまだ歴史が浅い業界です。
ただ、参入障壁はそこまで高くはなく、インターネットにある程度、あかるい人であれば、独立し参入することも可能な業界です。
IT業界は、激務で知られ、また、ベンチャー企業ともなれば、スタート期ですので、1人に与えられる業務量は非常に多いです。
この記事の中盤で、本当の転職成功は、転職後にあるとご紹介しましたが、IT業界のベンチャー企業の求人に転職しようとしている方は、転職後のイメージをしっかり持っておいた方が良いと思います。
最近、うつ病などの精神疾患となる労働者が増えていますが、かなり高い割合でIT業界の労働者になっています。
東京で転職活動を行うということで、色々な業界や業種の求人を期待する求職者の方も多いと思いますが、蓋を開けると、手元に受ける求人の半分ぐらいは、IT業界のベンチャー企業という例も多いですので、あらかじめ知っておいた方が良いと私は思います。
東京は、自分が思う以上に、労働者(求職者)として猛者が多く、自分がそれまで自分を評価していた以上の求職者は多くいます。
また、今は売り手市場でそこまで経験することはないと思いますが、東京で転職活動をするのであれば、競争率が激化しますので、選考で見送られることは当たり前で、どこからも見送りにならずに転職活動を終えるということはないと思った方が良いです。
最後に・・・
見送りが当たり前という東京の転職活動を考えると、その意味では、精神力も転職成功の要素かなと思います。
人事経験もある私からアドバイスさせて頂くと、選考で見送りになったとしても、求職者のみなさんの人間性を否定しているのではなく、企業との相性が合わないというだけのことです。
選考見送りを受けると異常に落胆する求職者の方も見てきましたが、東京の場合は、見送りが当たり前だと思った方が良く、それを心の準備にしても良いと思います。
見送りを想定していた場合と想定していなかった場合で、見送りになったときの、気持ちの浮き沈みに影響し、その後の転職活動にも影響しますので。
東京は、非常に転職活動という意味では、景気が良いように見えますが、その分、求職者の数も多いということを理解し、情報をしっかり自分の武器に変えておくことが大事です。