『名古屋で転職したい人は必見』!名古屋の転職市場の動向
今回の記事の目次
東海地区の中心地・名古屋
求職者のみなさん、こんにちは。名古屋という地名を聞いて、何を一番に思いますか?日本には、東名阪という言葉がありますね。これは、ビジネスを中心に人口が多く発展している都市の頭文字を取った言葉です。
東名阪は、東京と名古屋、大阪ということになりますが、この3つの都市は、日本において、他のエリアよりも経済が発達し、中心的な都市になります。
もちろん、日本の最大のビジネス地は東京になりますが、名古屋は東京に劣るとしても、立派な中心地です。
最近、Uターンという言葉が流行し、また、日本政治においても地方創生という言葉で地方を活性化させようとなっています。
各地方ともに政府と協力しながら多くの労働者を雇用しようと様々な工夫や取り組みをしているのですが、名古屋はどうかと言いますと、東京から見れば、地方に該当しますが、他の地方に比べるとそれほど目立った地方創生活動は行っていません。
名古屋は、そこまで地方創生活動を積極的に行わなくても、既存の労働人口が十分にあり、また、Uターンなどで名古屋で転職する求職者も多いのです。
現在、私は、転職エージェントとして求職者のみなさん転職活動の支援をさせて頂いており、商圏エリアとしては東京を中心に名古屋もそのエリアとなっていますので、名古屋の転職市場や転職事情は一般の方よりもあかると自負しています。
今回は、『『名古屋で転職したい人は必見』!名古屋の転職市場の動向』というタイトルで、名古屋の転職市場に特化して、ご紹介したいと思います。
名古屋の転職活動のトレンド
さて、まずは、求職者のみなさんにとっては特に興味があるかと思われる、名古屋の転職か都度のトレンドについて、このあたりから今回は話を起こしていこうと思います。
東京との対比で考えると分かりやすいと思いますが、東京の場合は、求職者の方の転職活動のトレンドは、転職エージェントを利用して行うものです。
では、名古屋はと言いますと、全く同じとまではいきませんが、転職エージェントが求職者の方にとって1番の転職活動の方法です。
求職者のみなさんが利用することが多い転職エージェントは、どの転職エージェントも民間の企業が行っているため、利益を求める必要があります。
転職エージェントの利益モデルは、求職者のみなさんの転職支援をしつつ、企業の採用支援を行い、企業が採用決定に至った場合に、手数料として企業から転職エージェントに支払われることで賄われます。
私の転職エージェントも、当然、同じ仕組みになっていますが、求職者や企業の数が多ければ、それだけ転職エージェントからするとビジネスチャンスということになり、名古屋はそのエリアの一つになっています。
そのため、特に大手の転職エージェントは、名古屋に大きな支店を構え、名古屋を大きなマーケットと考えています。
私が知り得る限り、大手の転職エージェントのすべてが名古屋に支店を構えて、大きな規模で転職エージェント事業活動を行っています。
転職エージェントが多く存在すれば、それだけ名古屋で転職活動を行う求職者の方からすると、利用する転職エージェントの範囲を広げることができるでしょうし、便利なツールの1つになるかと思います。
他の求職者の方の転職方法を真似るという意味ではないですが、今後、名古屋で転職活動を行うという求職者の方は、転職エージェントを利用した方が名古屋では有利だと言えるでしょう。
余談ですが、私の転職エージェントも名古屋をエリアにしていますので、もしかすると、ご縁があるかもしれませんね。
名古屋で転職エージェントを利用する場合
名古屋で転職活動を行う場合、このパターンを使うことが鉄板に近いやり方だと思います。
私の転職エージェントでは、登録頂く求職者の方にアンケートを取り、どのような転職エージェントを利用して転職活動を行っているかヒアリングしていますが、名古屋については、かなり特徴と言いますか偏りがあるように感じます。
ずばり言いますと、大手の転職エージェントと、ある転職エージェントをかなり高い確率で併用している求職者の方が見受けられます。
大手の転職エージェントは、求職者のみなさんが良く耳にする転職エージェントですので、ここでは割愛させて頂きますが、もう一つのある転職エージェントとは、パーソネルという転職エージェントです。
パーソネルという転職エージェントはこのあと、詳しく会社概要などの企業情報をご紹介しますが、名古屋の転職市場としては、このスタイルがメジャーになっています。
パーソネルという転職エージェントを初めて聞くという求職者の方も多いでしょう。
それもそのはずで、東京ではほとんど活動していない転職エージェントで、どちらかと言えば、地域密着の地場の転職エージェントです。
私は転職エージェントですので、このパーソネルという転職エージェントを知っていますが、名古屋だけではなく東海地区ではかなり高い知名度を持ち、求職者のみなさんからも支持を得ている有名な転職エージェントです。
名古屋で転職活動を行う予定の求職者の方は、是非、パーソネルという転職エージェントを頭の片隅に置いて頂けると良いかなと思いますし、もちろん、大手の転職エージェントとパーソネルの併用だけが名古屋の求職者のみなさんの転職活動のスタイルではありません。
実は、名古屋は転職サイトも多く利用されている地域です。この理由は名古屋がビジネスの中心地でありながらも、地方という観点もあることが理由で、地方の場合は、転職サイトも多く利用されているためと言われています。
つまり、名古屋は東京とは違い、求職者のみなさんは、いろいろな転職方法を駆使して転職活動をしているということになります。
パーソネルという転職エージェントについて
パーソネルは、転職エージェントのサービス名称であり、企業名でもあります。株式会社パーソネルという企業名で転職エージェント事業を行っています。
転職エージェントとしての歴史は、そこまで深いということはないのですが、転職エージェントが盛り上がりを見せた2000年前にすでに存在していた転職エージェントです。
パーソネルは、東京にも支店を持ち、その他は静岡にも支店を持っています。東京にも支店を持っていますが、地域密着を意識して経営しているため、そこまで東京で目立った実績はありません。
ただ、パーソネルがなぜ、東京に支店を構えているかと言いますと、東京で転職支援実績を出したいということを狙ってではなく、Uターンなどで東京から名古屋に転職しようとする求職者の方を名古屋で転職支援するためです。
求職者の方が、東京でパーソネルに登録し、名古屋にある企業に応募したいとなれば、パーソネルからすると、自社の得意エリアになりますので、求人は豊富にあります。
これを期待して、東京では登録者数を確保するために支店を出していると言われています。
では、このパーソネルの戦略とも言える、東京から名古屋に転職を希望する求職者の数はどれぐらいなのでしょうか。
具体的な数値は発表されていませんが、私の転職エージェントや他の転職エージェントの実績数値を見ると、全体の1割まではいきませんが、求職者のみなさんが思う以上にその数は多いです。
パーソネルの転職エージェントとしての戦略はばっちりとはまり、地域密着型の転職エージェントとして名古屋を中心に東海地区では有名な転職エージェントと今ではなっています。
転職エージェントとしてのパーソネルの他の特徴を次にご紹介したいと思いますが、一般的に転職エージェントにはそこまで大きな差別化はできないと言われていますし、もし、広告などで他社との差別化を謳う内容があっても、実際は、体感できるほどの差別化は存在しないという声を良く聞きます。
しかし、パーソネルは違います。もちろん、なかには、パーソネルを利用してあまり意味がなかったという求職者の方もいるようですが、大半の場合、満足度が高いとされています。
私がここまでパーソネルを知っている理由は、私が転職エージェントだからであり、登録頂く求職者の方に日ごろからアンケートを実施して、他の転職エージェントの情報をそこからキャッチしているからです。
パーソネルと地場企業
パーソネルに限らず、各地域に根付いて地場の企業を中心に採用支援を行う転職エージェントは結構ありますが、名古屋を中心にした東海エリアでは、一番、強さを発揮している転職エージェントがパーソネルです。
これは、私の経験談になりますが、私の転職エージェントの従業員が、名古屋に出張に行ったため、名古屋に本社を構えるいくつかの企業に新規営業を行ったのですが、その企業の大半は、既存の転職エージェントとしてパーソネルを利用してるとのことでした。
なかには、パーソネルのみの取引で他の転職エージェントとは取引しないということで、断られたケースもありました。
私の予測の範囲ですが、東海地区、特に名古屋については、パーソネルにしか求人を出していない企業がかなりあるのではないかと思います。
つまり、名古屋で、地場の企業に転職したいのであれば、大手の転職エージェントを利用しても、その企業の求人を拾うことはできず、転職できないということですし、パーソネルを利用すれば、地場の企業と出会える機会は上がるということが言えるでしょう。
転職エージェントでは、定期的に転職エージェントの交流会や情報交換会が行われますが、パーソネルの担当者ともその際に、コミュニケーションを取る機会があり、聞いてみたことがあるのですが、パーソネルが抱える求人の大半は、地場の企業だそうです。
名古屋は日本有数のビジネスの中心地ですので、多くの企業が名古屋に支店を出していますが、パーソネルはそれらの企業よりも、地域密着が転職エージェントとしての理念になっていることもあり、大半の求人が地場企業になっています。
特に名古屋において言えば、転職エージェントである私からすると、パーソネルは、大手の転職エージェントよりも競合優位性があり、手ごわい転職エージェントです。
求職者のみなさんからすると、名古屋を中心にした東海エリアでは、パーソネルほど、心強い転職支援を受ける転職エージェントはないのではいかと思っています。
名古屋の転職市場は盛り上がり!?盛り下がり!?
求職者のみなさんのなかにも、ご存じの方は多いと思いますが、今の日本経済は、アベノミクス政策や東京オリンピック誘致の影響を受けて、好景気にあります。
転職市場の動きは、この経済に大きくリンクするところがあり、そのため、日本国内において、多少の差異はあっても、全体として好条件になっています。
特に東京は、この上ない盛り上がりを見せていて、多くの求職者の方がそこまで苦戦することなく、複数の企業から内定を得ることができる環境です。
それでは、今回の主役となる名古屋はどうかと言いますと、東京ほどではないにしても、他の地域よりは明らかに好景気となっていて、求職者のみなさんが名古屋で転職活動をした場合、よほど経歴が荒れているか、その他の事情がない限り、苦戦することはないかと思います。
私の転職エージェントをご利用頂き名古屋で転職活動をしている求職者の方の傾向を見ると、1人あたり平均で、3社ほどの内定を獲得し、転職活動期間の平均も3カ月以内ということで、このデータを見て頂ければ名古屋の転職市場は活気があるということはご理解頂けるものと思います。
名古屋でもし、買い手市場で景気が悪い場合、平均の転職活動期間は1年弱と長くなり、また、1人あたりの内定獲得数も1社あるかないかということです。
東京でこれまで仕事をしていた求職者の方が名古屋で転職活動をするケースも少しずつ増えていますので、これから勤務エリアに関してあまり固執していないのであれば、名古屋は住みやすい場所ですので、お勧めの転職エリアと言えるでしょう。
かなりの余談になりますが、名古屋に面接などで行った際には、名古屋駅の新幹線乗り場の立ち食いうどん(きしめん)を是非、食べてみてください。そこらへんのうどん屋よりもかなり絶品です。
私は、名古屋に出張などで行く際には必ず食べて帰ってきます(笑)
名古屋の企業の採用事情
求職者のみなさんが転職活動を経て転職するためには、相手となる企業を知ることが必要で、企業が採用活動を行うからこそ、求職者のみなさんは転職することができます。
この両者の因果関係がある限り、求職者のみなさんとしては、企業の採用事情を把握することは必要不可欠なことだと思います。
企業の採用事情は、企業ごとにそれぞれ異なりますし、一概にこれと明確にお伝えすることはできませんが、地域によって傾向があります。
私の転職エージェントは小規模ながら、東名阪を中心に各地方もエリアにしていて、各地域の採用事情をある程度、把握することができています。
例えば、沖縄なんかは、本来は無条件NGとなる可能性がある、特別な理由がなくて面接時間に遅刻しても、特に何もなく、そのまま面接の内容が良ければ通過することもあります。
このように地域それぞれに地域の特性が企業の採用事情や選考にも多分に影響しているので、求職者のみなさんは、地域の特徴や特色、県民性などを理解すると、ストレスなくより良い、転職活動をすることができると思います。
名古屋は、転職エージェント業界のなかでは、一般的に書類選考基準が甘いとされています。書類選考と聞くと、苦手と感じる求職者の方は多いのではないでしょうか。
それもそのはずで、企業の選考のなかで、一番、通過率が低い選考が書類選考です。
1割か2割程度の通過率ですので、鬼門と言える選考でしょう。
もちろん一概に言えることはないですが、名古屋の場合、書類選考の通過率が他の地域よりも高いとされていますので、この点に関しては求職者のみなさんは有利なことだと思います。
特に、求職者のみなさんが愛知県民である場合は、地元愛?とでも言いましょうか。目に見えない力が作用して、通過率はさらに上がると言われています。
一旦は県外で就職した方でもUターンなどで県内に戻るということで転職活動を行う求職者の方は、是非、この情報はプラスの要素になりますので、把握しておいた方が良いでしょう。
面接の基準と雰囲気
私は転職エージェントとして、登録頂く求職者の方の面接に同行することもしばしばありますが、もちろん名古屋についても数はそこまで多くはないですが、面接に同行したことがあります。
ここでも東京との対比で、ご紹介すると、東京の場合は、企業の社風にもよりますが、結構、面接の雰囲気は堅いです。
圧迫面接とまではいきませんが、求職者のみなさんからすると、雰囲気が堅く緊張してしまい、面接で自分を発揮できなかったという声を多く聞きます。
名古屋の場合は、良い意味で、うまく都会と地方の水が融合されていて、堅くもなく、やけにフランクということもなく、同行した私としては、『この雰囲気は、求職者の方からすると面接を受けやすいだろうな』という印象を持ちました。
ただ、注意点は、名古屋の選考方法です。書類選考はある程度、高い通過率を誇るとしても、書類選考はあくまで、面接までの通過点に過ぎず、どちらかと言えば、選考と言う意味では面接の方が重要です。
この面接こそ、名古屋の選考事情で、求職者のみなさんからするとデメリットになるポイントだと思います。
名古屋の面接の選考事情を語る前に、地域や業界など一切関係なく企業の選考事情には大きく2つの方法があることを求職者のみなさんはご存知でしょうか。
1つは、加点方式です。加点方式は、面接スタート時はすべての候補者は0点で、面接のなかで、良いポイントがあった場合は、加点していくやり方です。
もう1つは、原点方式です。名古屋はこれに該当します。面接スタート時は、100点満点から始まり、面接内で悪いポイントがあった場合は、そこから原点されていく方式です。
加点方式は、結構、点数を稼ぎやすいと言われていますが、原点方式の場合は、逆に点数が目減りしていくため、求職者の方からするとあまりうれしくない方式と言われいます。
ちなみに、私は転職エージェントとして活動する以前は、企業の人事として中途採用にも関わってきましたので、転職エージェントをする前から、企業の選考事情としてこの2つの方式が存在することは知っていました。
しかし、多くの求職者の方は人事ではないと思いますので、この裏事情を知っているという方は少ないでしょうし、転職エージェントを利用して転職活動をしているとしても、転職エージェントのキャリアアドバイザーがこの事情を知っているということの方が少ないため、なかなか知り得ないことかと思います。
名古屋の原点方式を切り抜ける術
減点方式を導入する企業が多い名古屋の企業の面接をうまく切り抜ける術はあるのか?ということになると思いますが、明確な答えは人事担当ごとに減点パターンが異なるため、絶対的にどこの企業でも通じる術はないのですが、転職エージェントとして、名古屋の企業で親しくしている企業があり、その企業の担当者からそれとなく聞くことができたので、それをここでご紹介したいと思います。
減点方式を切り抜ける術の1つとして、自分が面接に持っていた履歴書や職務経歴をしっかりと説明することだそうです。
求職者のみなさんが思う以上に、企業は履歴書と職務経歴書の内容と、面接で求職者のみなさんが紹介する内容に相違がないかを気にするそうです。
この紹介は、恐らく面接の前半部分で訪れることだと思いますが、前半部分でいかに点数を残しておくかが大事だと言っていました。
面接官も人ですので、前半で、自分の採点で、減点が多いと、途中で『この求職者は恐らく減点が多く、選考通過はないだろう』と考えてしまい、後半部分でいかに良いことを言っても、加点されることはないですし、聞き流されてしまう可能性があるためだそうです。
この話を聞いて、求職者のみなさんはどのような感想をお持ちでしょうか?私はこれを聞いた当時、確かにと納得しました。
というのは、減点方式ですので、途中でどれだけ良いことを言っても、加点されませんから、点数は減る一方な訳で、求職者のみなさんからすると加点を狙って面接内でリベンジする機会はないのです。
つまり、前半部分でいかに点数を残しておくかということは名古屋の企業の面接では非常に重要なことだと思います。
名古屋の選考事情は、書類選考と面接で若干異なる点がありますので、ご注意頂きたいですし、特に面接については、求職者のみなさんにとってはデメリットになる要素がありますので、細心の注意をお願いします。
名古屋の面接回数
名古屋の面接回数について軽く触れておきたいと思います。一般に東京の中途採用における面接回数は何回かご存知でしょうか。正解は3回です。
この内訳は1次面接で人事担当者、2次面接で配属部署の責任者、最終面接で社長または役員という具合です。
ここでも東京との対比でご紹介になりますが、名古屋の場合の面接回数は、2回です。1回という企業も少なくありません。
色々な地域をエリアに転職エージェント活動をしている私が思うに、東京が異常に回数が多いだけで、2回というのは、相場と変わらないと思います。
あくまで個人的な意見、見解になりますが、名古屋の企業の多くは、選考にそこまで重点を置いている訳ではないかもしれないということです。
ただ、最低限の人材レベルは確保するために、しっかりと2回の面接は確保することが多いです。
名古屋には面接1回という企業もあるとご紹介しましたが、面接1回と聞くと、求職者のみなさんのなかに、若干、大丈夫か?と不安を覚える方もいるでしょう。ちなみに、私は、そのタイプです。
かつて、求職者としてみなさんと同じように転職活動をした経験がある私ですが、当時は、面接1回は、ブラック企業が行うやり方と聞いていたため、どれだけ事業内容などに魅力を感じても選考を受けることもありませんでした。
しかし、この私の面接1回の企業に対するイメージは、今は変わっています。
もちろん、なかには誰でも採用し、採用した求職者の方を長く働いてほしいという願いを込めて採用せずに、単なる労働力として考え、早期退職も想定して簡単に採用するブラック企業もあります。
私の転職エージェントには、面接1回の企業でも、残業がなく、非常に労働環境が良く、定着率が高い企業もあります。ですので、面接1回という一点だけで、怪しんだりすることは、今の時代は必要ないのかもしれません。
名古屋にはこの面接1回という企業もそれなりに多く、ブラック企業ということもない場合がほとんどですし、そうなれば、求職者のみなさんからすると採用される確度は、当然高まりますので、自分が興味ある業界や事業であるならば、是非、応募して自分の目で確認した方が良いでしょう。
名古屋は転職フェアや転職イベントが多い!
求職者のみなさんは、転職フェアや転職イベントをご存知でしょうか。私が20代のころは、各人材企業は転職フェアや転職イベントを積極的に行い、盛り上がりを見せていました。
しかし、近年では、転職フェアや転職イベントの数は激減して、東京ではほとんどありません。
転職フェアや転職イベントを持っている人材企業は1社か2社程度で、ほとんどの場合、転職エージェントや転職サイト事業を運営しています。
これには時代背景が大きく関わりがあり、昔は今のようにインターネットを活用してビジネスを行うということはあまりありませんでした。
そのため、転職フェアや転職イベントを電車広告などで宣伝した場合、転職に興味がある求職者が多く集まり、フェアやイベントは成功していました。
ところが、近年のインターネットの普及により求職者の方からすると会場に出向く工数や出向いてもあまり実りある成果がないということで、集客することができず、その分、転職エージェントや転職サイトが主流になっています。
しかし!名古屋は違うのです。名古屋だけではないのですが、名古屋は特に転職フェアや転職イベントが好まれています。
転職フェアや転職イベントに関して、求職者のみなさんのメリットとしては、その場で企業の人事担当者と会い、話ができるという点です。
また、場合によってはその場で面接を受けるということも稀でありながらもあります。
恐らく県民性がそうさせるのかもしれませんが、東京や他の地域に比べて、名古屋では転職フェアや転職イベントの回数が多いです。
転職フェアや転職イベントに出展する企業も名古屋に本社を構える優良企業であったり、成長企業が多いですので、名古屋で転職を希望する求職者のみなさんは是非、お勧めです。
参加費はもちろん無料ですので、交通費のみですので、費用面ではそこまで大きなリスクはないかと思います。
ちなみに転職フェアや転職イベントの注意点としては、履歴書や職務経歴書はあまり持参しない方が良いです。
先程、私からその場で面接することも稀にあるとお話しましたが、求職者のみなさんからすると、特に企業情報を知らないなかで面接を受けてしまうと、当然、ある程度の時間は必要になり、他の出展企業を見ることができなくなります。
ですので、面接を依頼する企業への対策として、今は履歴書や職務経歴書の持ち合わせがないということで、挨拶程度や申込程度にしておいた方が良いと思います。
最後に・・・
名古屋の転職樹上について、今回はご紹介しましたが、名古屋の転職市場や採用事情について、ご理解などは頂けましたでしょうか。
私は東京のみで転職活動をしたため、求職者という立場では名古屋について詳しくありませんので、現在、転職エージェントとして活動する名古屋の企業との取引から得た情報をいかんなくご紹介したつもりでいます。
名古屋は今後も、成長都市と言われていますし、現在も新規求人率は全国トップクラスです。
新規求人率が高いということは求職者のみなさんからすると、求人の重複がなく有効に時間を使うことができるでしょうし、名古屋全体の景気が良いということは、転職後も比較的、安定した状況下で仕事をすることができると思います。
東京から名古屋までは新幹線で約1時間半です。交通費も馬鹿にならないですし、名古屋で転職を希望する求職者の方は、是非、転職フェアや転職イベントをうまく活用して、1回で多くの企業と接点を持ち、生産性が高い転職活動をした方が良いと思います。
今回、ご紹介した名古屋を中心とした東海地区を活動拠点にしているパーソネルは、絶対に活用した方が名古屋転職には有利です。