DODA（インテリジェンス）の強み弱みを8つのポイントで徹底検証

みなさん、こんにちは。

今、転職活動をされている求職者のみなさんは、非常にラッキーであり、幸運の持ち主です。

今の転職市場は、日本経済の景気が良く、多くの企業が業績を伸ばし、それに伴い新規人材の獲得のために、中途採用で即戦力を多く募集しているため、求人が豊富にあるためです。

求人は求職者のみなさんにとって転職活動をする上で、非常に重要な存在になるのです。

求人が多ければそれだけ転職する可能性が上がるということで、求職者のみなさんの実力や実績云々は関係なく、誰でも転職することができる可能性が高くなっているということです。

DODA（インテリジェンス）の会社概要

さて、今回はDODA（インテリジェンス）という転職エージェントに特化して、求職者のみなさんに役立つ情報をご提供できればと考えています。

まず、DODA（インテリジェンス）という転職エージェントは、株式会社インテリジェンスという企業が運営していて、東京の丸の内に本社を構える総合人材企業です。

転職エージェントのなかでは歴史は古い方で、約20年強の歴史を持っています。

DODA（インテリジェンス）は転職エージェント業界で業績第２位！

業績については、以前のリーマンショックの営業により一時期は低迷していましたが、現在では、転職エージェントとしては業績第２位となっています。

日本全国に拠点を持ち、転職支援実績も豊富にある転職エージェントとなっています。

私も以前、求職者としてDODA（インテリジェンス）を利用した経験があり、本社にも訪問したのですが、非常に洗練されたオフィス環境で、『儲かっているなぁ』という印象を持ちました。

DODA（インテリジェンス）が得意なジャンルは非公開求人である。

DODA（インテリジェンス）は、前述の通り、非常に規模が大きい転職エージェントで、どの業界、どの職種、どのようなレイヤーの求人にも満遍なく対応することができます。

そのため、特定の業界や職種、レイヤーに対して不得意ジャンルというものはなく、ほぼ均一に近い形で求職者のみなさんのニーズに応える転職支援を行うことができます。

DODA（インテリジェンス）の強みは非公開求人の多さ！

そんななかでも、DODA（インテリジェンス）は、求職者のみなさんに対して、訴求の一つとして謳っていることが、非公開求人です。

この非公開求人とは、求人を公開する企業の事情により、企業名は伏せた形で、求人を公開することを言いますが、DODA（インテリジェンス）は非常に多く抱えています。

また、非公開求人は、企業名を伏せるということですので、誰でも簡単に閲覧することが可能な転職サイトやハローワークでは絶対に探すことができない求人とも言えます。

非公開求人は他の転職エージェントでも紹介される可能性がある

非公開求人は独占求人とは違い、ある非公開求人に関して、DODA（インテリジェンス）以外の転職エージェントから紹介を受けることも可能です。

しかし、非公開求人ですので、求人元である企業としても、取引がある転職エージェントの中でも、限定的に絞り込んだ転職エージェントのみに公開します。

その限定された転職エージェントのなかには、DODA（インテリジェンス）が比較的、入っている可能性が高いです。

企業が非公開求人を活用する理由はスピードと確実性

私は、以前人事として企業に在籍し、中途採用にも従事した経験があるのですが、非公開求人で、DODA（インテリジェンス）には必ず発注していました。

求人を公開して採用活動を行う企業が、転職エージェントを利用する一番の理由はスピードと確実性です。

非公開求人にすることで、転職エージェントの数は限定されますが、DODA（インテリジェンス）を利用することで、スピードを持ち、確実に採用に繋げることができます。

非公開求人を活用したい場合は是非登録を！！

DODA（インテリジェンス）は、一時期、低迷していたとお話しましたが、低迷していた頃から、非公開求人については、かなりの強みを持っていました。

その流れを汲んで今もなお、非公開求人を得意にしている転職エージェントとなっています。

求職者のみなさんは、非公開求人をなるべく拾いたいということであれば、DODA（インテリジェンス）は欠かせない存在です。

DODA（インテリジェンス）は営業力のある転職エージェントだ。

DODA（インテリジェンス）に属する人材は、昔から営業体質の業界で有名です。

営業力の強い転職エージェントであれば、求職者のみなさんにとっては好都合であり、非常に心強い転職エージェントだと思います。

求職者のみなさんの転職活動の生命線とも言える求人は、通常は転職エージェントの営業担当者が、飛び込み営業やテレアポで新規開拓し、求人を受注するというケースが多いです。

その意味では、求職者のみなさんが、キャリアアドバイザーから紹介を受ける求人は、転職エージェントの営業担当者の、汗の結晶とも言える貴重なものです。

企業からの求人を獲得することは簡単ではない！！

転職エージェントが企業から求人を受注するだけであれば、企業は転職エージェントに費用を支払う必要はありません。

そのため、そこまで営業としては難しい事ではないと思うかもしれませんが、そんなことはありません。

私も現在、転職エージェントとして求職者のみなさんの転職支援と企業の採用支援をさせて頂いています。

私の経験からもお伝えしたいですが、それまで取引のない企業から新規求人を受注することは、簡単なことではないのです。

どの転職エージェントも新規求人の受注には苦戦している！

DODA（インテリジェンス）は、営業体質の文化も長く持っていたため、その名残が今も残り、ハードは営業活動により、新規求人を多く獲得しています。

多くの転職エージェントが新規求人の獲得に苦戦しているなかで、新規求人数が多いということは、結果的にDODA（インテリジェンス）だけが抱える求人も多いということになります。

独占求人ということではないですが、DODA（インテリジェンス）に登録するからこそ、拾うことができる求人もあると思います。

DODA（インテリジェンス）の営業力を信頼して、多くの求人を拾いたいという希望がある求職者のみなさんはDODA（インテリジェンス）への登録は必須ではないかと思います。

担当者の対応レベルは…ゴリ押しの可能性もある！

求職者のみなさんがDODA（インテリジェンス）に登録すると、必ず１名のキャリアアドバイザーが担当になると思います。

これは、DODA（インテリジェンス）に限ったことではないのですが、他の転職エージェントのキャリアアドバイザーとはタイプが違います。

DODA（インテリジェンス）も含めて大手の転職エージェントの場合は、企業の採用支援を担当する営業担当者と、求職者のみなさんの転職支援を担当するキャリアアドバイザーの二つに分かれます。

これを転職エージェントのなかでは、ツーフェイス型と呼ぶのですが、ツーフェイス型の場合の特徴としては、定期的に営業担当者とキャリアアドバイザーの間で部署異動があるということです。

DODA（インテリジェンス）のキャリアアドバイザーは法人営業経験がある！

先述の通り、DODA（インテリジェンス）は、企業の体質として営業体質であり、ハードな営業を武器にしているとお伝えしました。

求人を拾うというフェーズでは、DODA（インテリジェンス）の営業力が求職者のみなさんにメリットがあるのですが、転職活動の一つの節目は、内定のタイミングです。

DODA（インテリジェンス）の社内的な特徴は、キャリアアドバイザーもかつては、営業担当者としてハードな環境で仕事を経験していることです。

ある意味、天然なゴリ押し

DODA（インテリジェンス）の場合は、ある意味、かわいいとも言える、天然の意味でのゴリ押しがあります。

DODA（インテリジェンス）社内は営業成績に対して厳しい文化を持っているため、何とか自分も業績を上げたいと考えるキャリアアドバイザーが多いです。

私も実は、求職者時代にDODA（インテリジェンス）のキャリアアドバイザーからゴリ押しと感じる口説きを受けたことがあるのですが、他の転職エージェントと比べるとソフトな感じでした（笑）

ただ、根っからの営業体質のキャリアアドバイザーも存在しますので、その場合は、求職者のみなさんは注意が必要です。

ゴリ押し対策には他のエージェントを活用しゴリ押し内容を客観的に分析してもらえる環境を持つ

このように、求人の紹介を受けるタイミングでは、DODA（インテリジェンス）の営業力はメリットになりますが、内定時のタイミングではみなさんの天敵になることもあります。

DODA（インテリジェンス）をご利用頂いている求職者のみなさんは、内定時は特に気をつけて欲しいですし。

ゴリ押し対策としては、他の転職エージェントをセカンドオピニオンとして活用して、DODA（インテリジェンス）のゴリ押し内容について客観的にリサーチする環境を持っておいた方が良いと思います。

若手のキャリアアドバイザーが多く当たり外れもある！

ゴリ押しに続き、DODA（インテリジェンス）の担当者となるキャリアアドバイザーについてですが、若手のキャリアアドバイザーが多く、転職支援の質にバラつきがあります。

DODA（インテリジェンス）は人材業界、特有とも言える離職率が高い転職エージェントであるため、人の入れ替わりが激しいのです。

その欠員補充をするため、中途採用を行うこともしますが、DODA（インテリジェンス）の文化は新卒文化であるため、新卒採用者の方が明らかに多いです。

優秀なキャリアアドバイザーを担当者にすることがポイント！

キャリアアドバイザー不足になっているため教育が不十分であり、また、年齢が若い分転職支援の経験も浅く、転職支援中に不用意なこともしばしばあります。

当然、ある程度の信頼を置いて、相談などをすると思いますが、キャリアアドバイザーとしての経験が浅い分、あまり意味のある返答がないこともあります。

この場合、求職者のみなさんは、担当者変更を依頼することができるので、遠慮なくキャリアアドバイザーの変更を依頼した方が良いです。

このようにDODA（インテリジェンス）の場合は、キャリアアドバイザーの質という意味で当たり外れが顕著にありますので、優秀なキャリアアドバイザーをいかに担当者にするのかが大切なことだと思います。

アシスタントの質は良いとは言えない

次は、キャリアアドバイザーのアシスタントの話です。DODA（インテリジェンス）は、担当のキャリアアドバイザーには必ず、アシスタントがつきます。

アシスタントは、基本的に女性が担当することになっていて、主な役割は求人の応募手続きや、書類選考の合否連絡、面接日程の調整、面接の合否連絡です。

求人の紹介や応募手続きについては、DODA（インテリジェンス）独自の管理画面を通して行い、アシスタントがそれを管理することになっていますが、なかなかミスが多いです。

アシスタントの対応にストレスを感じた場合は特別の対応を依頼しよう！

DODA（インテリジェンス）のアシスタントは派遣やアルバイトが担当になるため、人材業界の経験やキャリアアドバイザーとしての経験があまりなく、完全に事務処理専門のための人員になっています。

アシスタントの変更はほぼできないと思った方が良いですので、もし、アシスタントの対応にストレスを感じるようであれば、管理画面を通さずにやり取りする方法を依頼する。

もしくは、事務処理についてもキャリアアドバイザーが担当するように依頼した方が良いと思います。

担当者はどこまで求職者をサポートしてくれる？

求職者のみなさんの転職活動に関する事務処理については、キャリアアドバイザーが担当するというよりも、アシスタントが担当することになっています。

それと、たまにあるという程度ですが、企業のなかには、内定時に求職者のみなさんとの懇親を含めて会食を行う場合があります。

その場合、DODA（インテリジェンス）のキャリアアドバイザーは同席してくれることもあります。

DODA（インテリジェンス）は電話での面談にも対応してもらえる

あとは面談です。通常、面談は、個人情報保護の兼ね合いから転職エージェントに来社して行うのですが、DODA（インテリジェンス）の場合は、電話での面談も対応してくれます。

『どこまで対応してくれるのか？』ということで言えば、DODA（インテリジェンス）は、全国展開している転職エージェントですので、キャリアアドバイザーの拠点異動も良くあります。

キャリアアドバイザーの転勤による担当者変更が少ない

東京から地方の拠点に異動になった場合、距離的な問題で、普通はキャリアアドバイザーが変更になることを想定するかと思います。

しかし、DODA（インテリジェンス）は、拠点が変わり距離的に遠方になっても、異動先からキャリアアドバイザーがそのまま担当することがあります。

キャリアアドバイザーは、その求職者の方が転職することで、自分の成績になるため、その意味で、異動して遠方になってもキャリアアドバイザーとして担当を続けることがあります。

利用者の視点で思うDODA（インテリジェンス）

総論としては、数ある転職エージェントのなかでは、求職者のみなさんにとっては有益な転職エージェントではないかと思います。

DODA（インテリジェンス）は新規求人が多いため、非常に優秀で、利用者としては心強い転職エージェントだと思います。

DODA（インテリジェンス）は、歴史もあり、規模も大きい転職エージェントですので、平均以上の転職支援は期待できるのではないかと私は思います。

あとは、キャリアアドバイザーと、求職者のみなさんの相性との問題だと思います。

アフターフォローは充実しているのか？

DODA（インテリジェンス）の転職支援として、アフターフォローがあります。

これは、一定規模以上の転職エージェントの場合は、必ずあることですが、アフターフォローとは、求職者のみなさんが転職先で順調に仕事をすることができているかの状況確認です。

DODA（インテリジェンス）のアフターフォローは、転職してから約3カ月間までは、定期的に対応しますが、それ以降は、ほぼ音無しです。

また、3カ月以内についても、面談ではなく電話やメールでの軽いものです。DODA（インテリジェンス）の軽いタッチのアフターフォローは他エージェントと同様だと思います。

DODA（インテリジェンス）に向いている人の特徴

そのなかで、どのような求職者に方がDODA（インテリジェンス）に向いているのかと言えば、自分の志望軸や希望条件をしっかり持っていて、ゴリ押しにも動じない方だと思います。

また、新規の求人を多く集めたいという方は、DODA（インテリジェンス）は絶好の転職エージェントです。まず、間違いなく新規求人の割合は転職エージェントのなかでトップクラスです。

それと、都内近郊にお住まいで、都内を中心に転職活動を希望する求職者の方は、DODA（インテリジェンス）は都心部の求人数も豊富ですので、十分、転職確度は保てると私は思います。

その他は、誰でも問題なく、ご利用頂くことができる転職エージェントだと思います。

その他（DODA（インテリジェンス）は、転職サイトと転職フェアも持っている）

求職者のみなさんは、転職サイトを利用する方もいらっしゃるかと思いますが、DODA（インテリジェンス）の場合は、自前で転職サイトも持っています。

そのため、求職者のみなさんからすると、転職エージェントとしてのDODA（インテリジェンス）に登録することで、必然的に転職サイトも同時に利用することができます。

DODA（インテリジェンス）は転職フェアを開催している珍しいエージェント

また、DODA（インテリジェンス）は、転職サイトの他に転職フェアを開催している珍しい転職エージェントです。

転職フェアは、以前は、転職エージェントの多くが開催していたのですが、今では、DODA（インテリジェンス）とあと数社しかありません。

転職エージェント機能と転職サイトは機能的には繋がっていますが、転職フェアについては単体となる転職エージェントや転職サイトとは連携性はありません。

エンジニアや販売職を考えている場合は転職フェア参加にメリットあり

DODA（インテリジェンス）は、転職フェアを結構、自社の武器にしているため、電車のつり革広告に良く広告を掲載しています。無料ですので興味があれば参加してみてはいかがでしょうか。

DODA（インテリジェンス）の転職フェアは、エンジニアや販売職がメインですので、この二つの職種を希望する求職者の方は、転職フェアに出向くことにメリットはあるかと思います。

それでは、最後になりますが、求職者のみなさんの転職活動が最高のものになるように祈り、今回はこれで終わりにしたいと思います。最後までお読み頂きありがとうとございました。