リクルートエージェントの強み弱みを8つのポイントで徹底検証

みなさん、こんにちは。

求職者のみなさん、転職活動は順調でしょうか？うまくいっている方、そうでない方、それぞれだと思います。

今の転職市場は、日本経済の回復により多くの企業が中途採用を展開している状況で、多くの求人があるため、比較的、転職活動しやすい状況にあります。

そのため、うまくいっていないという求職者の方も、今後、しっかり活動することで、そこまで苦労することなく内定を勝ち取ることはできると思います。

転職活動は、求職者のみなさんの今後の人生に大きな影響を与えることですので、慎重に、そして、変な妥協はせずに頑張って欲しいと思います。

リクルートエージェントの会社概要

さて、今回は、リクルートエージェントという転職エージェントについてご紹介したいと思っています。

リクルートエージェントは、東京に本社を構える総合人材サービスを手掛ける企業で、全国展開している日本で最も規模が大きい転職エージェントです。

リクルートエージェントはリクルートの関連企業で、その名の通り、転職エージェント事業をメインに行っている企業です。

恐らく求職者のみなさんのなかにもリクルートエージェントを利用している方は多いと思います。

リクルートエージェントが得意とするジャンルは特にない！？

求職者のみなさんからすると、自分が利用する転職エージェントがどれだけ企業との取引数が多いかという点が、大事です。

そして、すべての転職エージェントのなかで最も求人数が多いと言われている転職エージェントがリクルートエージェントです。

転職エージェントは、他の転職エージェントとの差別化を図り、多くの企業から求人を集め、それを売りにして求職者であるみなさんの登録を促進しています。

そのため、転職エージェントには、それぞれに特徴や個性を持っているのですが、リクルートエージェントの場合は、この章のタイトルの通り、得意なジャンルはないと言っても良いでしょう。

得意なジャンルがないという意味

私が、リクルートエージェントについて、特別、得意なジャンルがないとご紹介する理由は、リクルートエージェントの転職支援があまり良くないという意味でありません。

リクルートエージェントは、規模の原理をうまく、有効に使い、多くの企業から多くの求人を集め、それを売りに、多くの求職者の方の登録を促進しています。

求職者のみなさんは、友人や知人から『転職エージェントを利用するなら、まずは大手の転職エージェントに登録した方が良い』というようなアドバイスを受けたことはないでしょうか？

転職活動を進捗良く行うためには、何より求人が必要で、10社の小さい転職エージェントを利用するよりも、リクルートエージェントのような大手の転職エージェント1社を利用した方が効率的です。

リクルートエージェントは総合的、そして平均的な転職エージェント！

リクルートエージェントの社内における組織構成は、業界、職種、役職により、求職者のみなさんを担当するキャリアアドバイザーが決まります。

この背景もあり、リクルートエージェントは、個々のキャリアアドバイザーを見れば、それぞれの業界や職種、役職に強いというよりも、転職支援経験が多いということは言えます。

リクルートエージェントは企業として、『○○の業界に強い』とか『○○の職種』に強いという転職支援サービスを展開している訳ではありません。

どの転職エージェントに登録すればよいかわからない場合はリクルートエージェントがオススメ！

この点が、リクルートエージェントを利用する上で一番、重要とも言えることですが、どの業界、職種、役職についても、総合的に、そして、平均的に対応することができます。

リクルートエージェントの場合は、この点については、登録することで必ずと言っても良い程、どのような業界、職種、役職にも対応し、求人の紹介があると思います。

どの転職エージェントに登録すればよいかわからない場合は、リクルートエージェントに登録することが一つの選択肢になるでしょう。

元人事としてリクルートエージェントから聞いた話

私は以前、企業の人事として十数年に渡り採用にも従事した経験を持ちますが、その際、私も転職エージェントに求人を依頼して採用活動を行ってきました。

私はリクルートエージェントは採用活動の中心的な存在として考えていたため、リクルートエージェントとも当然のように多くの打合せを行っています。

その打合せでリクルートエージェントの営業担当者から、リクルートエージェントの強みは、求人数の豊富さと言っていました。

また、どの業界、どの職種、どの役職にも対応できるぐらいの求人数が豊富にあるため、それを期待して多くの求職者の方がリクルートエージェントに登録するそうです。

リクルートエージェントへの登録は必須！？

求職者だった当時の私もリクルートエージェントを利用して転職活動をしたのですが、私の担当となったキャリアアドバイザーも求人数は非常に多くあると言っていました。

リクルートエージェントの強みは、何かに特化した転職支援ではなく、満遍なく求人を抱えて、しかも、その数は、他の転職エージェントとは比較にならないレベルです。

リクルートエージェントを利用することは、求職者のみなさんからすると、自分の転職活動の環境を好転する要素になりますので、リクルートエージェントへの登録は必須と考えた方が良いと思います。

リクルートエージェントは経験豊富なキャリアアドバイザーが多い！

リクルートエージェントには、経験豊富なキャリアアドバイザーが多く在籍しています。

リクルートエージェントの場合は、歴史も古く、これまでの転職実績も豊富にあるため、転職市場などの知識や転職支援の成功ノウハウやナレッジを豊富に持っているキャリアアドバイザーが多いです。

私も転職エージェントとして良く聞くことですが、リクルートエージェントのキャリアアドバイザーは、優秀な人材が多く、転職支援の成功法則をある程度、知っているということです。

教育体制が整っているため若いキャリアアドバイザーも優秀！

求職者のみなさんからすると、自分が登録する転職エージェントが転職実績が豊富であれば、心強いと思いますし、登録しようと思うでしょう。

リクルートエージェントには、年齢が若いキャリアアドバイザーも多くいますが、社内的な教育体制などがしっかりしています。

部門内での情報共有が盛んに行われるため、年齢が若くても十分な転職支援ノウハウを保有しています。

年齢が高いキャリアアドバイザーはさらに心強い！

また、年齢が高いキャリアアドバイザーも多く、その場合は、文句なしで転職支援実績も豊富で経験もあり、求職者のみなさんからすると、非常に心強いと思います。

求職者だった当時、リクルートエージェントを利用した私を担当したキャリアアドバイザーは年齢が40歳中盤の方でした。

他の転職エージェントと比較しても、アドバイスが的確であり、求人の情報についても、その企業の情報を理解しているという印象を持ちました。

担当者の対応レベルは…非常に丁寧！ゴリ押しはない！

リクルートエージェントの担当者、つまり、キャリアアドバイザーの対応レベルについてご紹介します。

大手の転職エージェントでは同じことが言えるのですが、個々を見れば、それぞれのキャリアアドバイザーに特徴があり、一概にこれと言えることは難しいので、大枠としての話になります。

リクルートエージェントのキャリアアドバイザーは、基本的に紳士的であり、非常に丁寧な対応をすることで知られています。

先述の通り、なかには若手のキャリアアドバイザーもいるのですが、全員がプロの心構えをしっかり教育されてから現場に出ますので、年令に関係なく親切で、丁寧な対応を期待することができます。

ゴリ押しは求職者のみなさんにとって天敵！

リクルートエージェントの母体でありリクルートは営業体質で有名な企業ですが、リクルートエージェントは関連企業であっても、本体となるリクルートの営業体質の文化を踏襲していることはありません。

転職エージェントにはお客様と言える存在が求職者のみなさんと企業の2つがありますが、このスタンスを平等にしている転職エージェントはそれほど多くはありません。

しかし、リクルートエージェントは、求職者のみなさんを非常に大事に接するため、利益を優先して求職者のみなさんに対してゴリ押しするということはないと思います。

担当者はどこまで求職者をサポートしてくれる？

リクルートエージェントのキャリアアドバイザーはどこまで転職支援をサポートしてくれるのか具体的にご紹介します。

まず、一般的な転職エージェントの場合の転職支援は、カウンセリングと呼ばれる面談から始まり、求人紹介、選考フローにおける転職支援、面接日程調整や内定時の条件交渉を行います。

これの範囲をすべてキャリアアドバイザーが担当してくれるということは、時間の制限がある求職者のみなさんからすると非常に生産性が高いと言えます。

今、ご紹介したことが一般的に言われる転職エージェントの転職支援になるのですが、リクルートエージェントの転職支援もこの範囲や内容と差ほど変わりません。

リクルートエージェントは適性検査対策が充実している！

先程、リクルートエージェントについての特徴や強みの部分を総合的であり、平均的であるとお話したと思いますが、転職支援においても同様です。

ただ、決定的に他の転職エージェントとは違う点があります。それが、適性検査対策です。

どの転職エージェントでも、企業の選考フローの一部となっている適性検査に関する対策をしてくれることが転職支援に含まれています。

しかし、リクルートエージェントの場合は親会社のリクルートが事業として展開するSPIの情報を持っていて、その情報をうまく活用して、求職者のみなさんの適正検査への対策へ活かしています。

キャリアアドバイザーは必ずSPIを受検している！

リクルートエージェントも含めたリクルートグループの採用の特徴は新卒採用、中途採用に関係なく必ず選考フローに適性検査があり、その適性検査はもちろんSPIです。

つまり、リクルートエージェントに在籍するキャリアアドバイザーは必ずSPIを受検しているということになります。

また、キャリアアドバイザーとしてリクルートエージェントに入社後も、容易にSPIを受検することができる環境にありますし、リクルートエージェントのキャリアアドバイザーはSPIに対して非常に慣れています。

キャリアアドバイザーの基礎的な学力が優秀

また、リクルートエージェントの選考フローにある適性検査の通過基準は非常に高くいです。

そのため、リクルートエージェントのキャリアアドバイザーも、言語や非言語と言った基礎的な学力については優秀な成績を持っていることが多いです。

レベルの高い適性検査対策が受けられる

日頃からSPIに慣れていること、キャリアアドバイザー自身が優秀な学力基準を持っていること、この2つの要素により、適性検査への対策が他の転職エージェントに比べると質が高く、精度も高いです。

私は個人的に適性検査の範囲となる言語や非言語については非常に苦手としていて、求職者時代に利用したどの転職エージェントでも適性検査の対策をお願いしました。

リクルートエージェントのキャリアアドバイザーの適正検査対策は、他の転職エージェントに比べてもレベルが違い、教授される内容も分かりやすかったです。

利用者の視点で思うリクルートエージェント

リクルートエージェントはどのようなメリットやデメリットがある転職エージェントなのでしょうか。

ある程度のことは、先述でご紹介した通りですが、求職者のみなさんの視点でリクルートエージェントは、絶対に外せない転職エージェントだと思います。

求人の豊富さ、転職支援実績の数、転職活動に関する情報の多さ、キャリアアドバイザーの質、どれをとっても一級品です。

恐らく日本のどこを見渡してもリクルートエージェント以上に求職者のみなさんにとって、総合的な観点で見るとメリットがある転職エージェントはないのではいかと思います。

相性が合わない場合は他のエージェントを利用すること

また、どの転職エージェントも、リクルートエージェントをモデルケースや参考にしていることがあり、その意味ではリクルートエージェントは転職エージェントのパイオニアです。

しかし、求職者のみなさんが行う転職活動には明確な答えがありません。

ですので、求職者のみなさんにとって相性が合わない場合は、利用しても意味がないので、違う転職エージェントを使うか、または、他の転職方法を模索した方が良いと思います。

アフターフォローは充実しているのか？

転職エージェントが行うアフターフォローには２種類あります。

リクルートエージェントもこれと同様ですが、リクルートエージェントのアフターフォローは、そこまで際立ったものではないです。

特に転職後のアフターフォローについては、求職者のみなさんが自分からリクルートエージェントに連絡しない限り、ほとんどないと言えます。

面接後のアフターフォローについては、リクルートエージェントの場合、企業との取引実績があり、関係性が強いため、そのアフターフォローで選考通過することもあります。

リクルートエージェントに向いている人の特徴

リクルートエージェントを利用することが向いている求職者の方やリクルートエージェントとの相性が良いという求職者の方のタイプがあります。

リクルートエージェントは先述の通り、満遍なくどの業界、どの職種にも対応することができる豊富な求人数を持っています。

その意味では、どのような求職者の方であってもリクルートエージェントを利用することについては向いていると言えます。

特に、求人の紹介とある程度の転職支援さえあれば良いという求職者の方にはリクルートエージェントは向いていると思いますし、相性が良いと思います。

転職サイトとの併用が可能！

リクルートエージェントを利用する最近のメリットは、リクルートが運営するリクナビネクストという転職サイトを同時に利用することができることです。

リクルートエージェントには求人がない企業でも転職サイトからスカウトがあったりしますので、求人を集める機会は増えると思います。

リクルートエージェントを利用する場合は、転職サイトも同時に利用することをオススメします。

転職サイトへの登録方法については、リクルートエージェントを利用する際に、キャリアアドバイザーから求職者のみなさんにアナウンスがあると思いますので、それに従って頂ければ大丈夫です。

なお、逆パターンで、転職サイトに最初、登録して、転職エージェントを同時に利用することも可能となっています。リクナビネクストもリクルートエージェントも同じリクルートグループが運営しています。

これでリクルートエージェントについてもお話は終わりにしたいと思いますが、最後までお読み頂きありがとうとございました。