リクルートエージェントを利用してみた(転職エージェントプロが語る)

私は、現在企業で働くサラリーマン。
気付くと30歳を超えていました。時が経つのは早いものです。

22歳の頃の就職活動が懐かしくなりました。
あの頃は『30歳なんて、まだまだ先』なんて思っていましたが、30歳まであっという間でした。

今の会社でいくつか職種を経験しましたが、『この会社にずっと勤めるのか』、『自分にはもっと良い環境があるのではないか』、そんな思いになり、他の会社も見てみたいという思いになりました。

では、実際、どんな風に転職したら良いのか。

「たくさんの会社を知り、そこから一番良い会社に転職したい」

そう思った為、近年、主流になっている転職エージェントに登録しようと思いました。

結論として、転職エージェントを利用して、自分の納得できる形で、納得できる会社に転職する事ができたのですが、その体験談を紹介しようと思います。

私は、これまで3度の転職経験がありますが、20代後半の最初の転職活動の体験をもとに紹介したいと思います。

リクルートエージェントはどんな会社

私は、いくつかの転職エージェントに登録して、活動を行いました。

その中で、『リクルートエージェント』は最大手の総合人材サービスです。

リクルートが母体となる人材サービス企業であり、業界№1のシェアを誇っています。

東京を本社に置き、全国複数個所に拠点を構えています。

転職未経験の私は、『まずは、一番大きい転職エージェントを使おう』と思いました。

リクルートエージェントの特徴は、営業からエンジニアと多岐に渡り、どの職種にも平均的に対応できて、求人数が多いことです。

登録から担当者決定まで

リクルートエージェントのHPから私自身の個人情報を入力して、登録すると、数日後(確か1日か2日)で、担当者から電話がありました。

基本的には、担当者はこちらで選ぶことは出来ず、リクルートエージェント内で決まります。

リクルートエージェントは、求職者の職種やキャリア、転職後の希望役職に応じて部署が分かれていて、その中で担当者が決まるようです。
特に、職種の要素が大きいとのことでした。

ちなみに、活動中、万が一、担当者との相性が悪かった場合は、変更してもらえることもあります。

私の場合は、女性の担当者で、私と同じ年ぐらいの方が担当者でした。

リクルートエージェントでは、求職者の担当をキャリアアドバイザーという表現をしています。

登録料は無料で、しかも、転職にかかる費用はゼロ円です。

担当者決定から面談まで

担当者が決まり、電話での連絡の際、『後日、挨拶含めヒアリングしたいので、弊社に来社して欲しい』とあります。

その電話で、日程調整をして日時が決まりますが、私の場合は、現職中でしたので、仕事が終わった、とある日の20時からの面談となりました。

面談前に、準備して欲しいものがあると言われました。

面談前に準備するもの

  • 履歴書(データとペーパーの両方)
  • 職務経歴書
  • 履歴書用写真

履歴書と職務経歴書に関しては、外資系の企業へ応募する場合、英訳のものも必要とのことでした。

しかし、私は、ビジネス英語はできず、また、外資系への転職は考えていなかった為、未提出でした。

その他、転職理由や転職条件などを面談でお話頂きたいので、考えておいて下さいとのことでした。

現職の仕事で忙しかった私は、万全の準備ではなく、『それなり、そこそこ』の内容を準備したのですが、それが失敗でした。

面談では、非常に細かい点までヒアリングがあり、苦戦したことを覚えています。

これから、リクルートエージェントを通じて転職を考えている方は、面談前の準備は徹底した方が良いです。

特に、これまでどのようなことをやってきたのかと言う、職務経歴については、自己分析にもなりますので、実績数値を含めて、まとめておくと良いでしょう。

実際の面談内容

面談では、簡単な挨拶と、担当者の自己紹介からスタートします。

その後、個人情報保護の同意書や簡単な誓約書にサインとなります。

私は、いくつかの転職エージェントを同時に活用したのですが、リクルートエージェントは面談で丁寧にもペットボトルで水を用意してくれたのが特徴的でした。

面談は個室で行い、個人情報の漏洩にかなり配慮しているように見えました1台のPCとコピー機が完備されています。

面談では様々なことをヒアリングされます。

面談で訊かれた内容

  • なぜ、リクルートエージェントに登録することを選んだのか?
  • 家族構成
  • 社会人前にどのような学生生活をしてきたか?
  • 私自身の長所と短所
  • 現職の入社理由と退職(希望)理由
  • 転職の諸条件(会社規模、職種、勤務地、年収、労働時間などの労働環境)

他にも、、履歴書や職務経歴書、特に職務経歴書を中心にこれまで、どのような仕事をして、どのような成果を上げたか、また、失敗した事例を細かくヒアリングされます。

面談の場で求人紹介!?

私の勝手なイメージでしたが、面談した後日に私からのヒアリング事項をまとめて、私の条件に合致した求人を紹介されるのかと思っていたのですが、なんと、面談の場で、求人票がプリントアウトされて紹介されました。

先程、個室にコピー機が用意されていたと書きましたが、このコピー機は、その為だったのです。

とても細かい内容までヒアリングされた為、また、私自身の勝手な先入観で後日、紹介と思っていたので、『結構、あっさり紹介してくれるんだな』と多少、拍子抜けした感がありました。

いくつもの求人票を紹介されました。私は、40社ほどだったように思います。

転職エージェント側も、『まずは、可能性を幅広く設けて、少しずつ条件を絞っていく』というやり方だったようです。

事実、40社の中には、『これは、的外れだな』という企業もいくつかありました。

また、さすがに、その場で応募するかどうかを決める必要はなく、一旦、持ち帰って、求人票を確認して後日、応募するかどうかを決めることとなりました。

面談はこれで終了しましたが、リクルートエージェントでは、メールでのやり取りの他に、担当者と登録者が閲覧できる管理画面があり、「今後は、基本的にはこの管理画面で求人紹介をします」とのことでした。

応募企業の選定と決定まで

自宅に帰り、紹介された求人票を見たのですが、『結構、色々な会社があるんだな』と転職に希望を持った覚えがあります。

自分なりに応募するかどうか決めて、紹介された管理画面から応募する、しないの連絡をしました。

管理画面から連絡をすると『応募を受け付けました』というメールが登録した私のアドレスに届きます。

案件ごとに連絡する必要があり、その都度、リマインドメールが届くため、結構、手間でした。

そして、応募意思を伝えた場合は、書類選考へそのまま進むという感じでした。

ちなみに、履歴書や職務経歴書は担当者よりアドバイスや添削もしてくれます。

狭き門の書類選考通過率

転職の選考フローには、書類選考から複数回の面接が用意されています。

この書類選考が最も通過率が低いので、予め覚悟した方が良いです。

私は、それを知らなかった為、書類選考で連続不採用という連絡が担当者から入り、自信を喪失しかけました。

どの転職エージェントも書類選考の通過率が一番低いので、想定しておいた方が良いでしょう。

選考から内定を勝ち得るまで

狭き門の書類選考を通過し、数回の面接に進みます。

面接では職種や業界にもよりますが、同じようなことを聞かれることが多いです。
これは、企業側の確認の意味があります。

私は、リクルートエージェントを通じて、結果的に4社の内定を頂いたのですが、その間、適宜、担当者とはこまめに連絡を取っていました。

面接後は、面接後の感想として担当者に一報することが義務付けられています。

志望度が高ければその意思を担当者が企業へ伝えてくれて、後押ししてくれたり、また、面接でどのようなことを聞かれたかも伝えます。

これは、他の登録者に情報を共有する為です。

補足ですが、リクルートエージェント含めてどの転職エージェントも、応募意思がある登録者を同じ企業に複数名、同時に紹介する形式を取っています。

転職エージェントも慈善活動ではなくビジネスですから、ある意味当然のことですよね。

内定後の入社条件の調整

転職エージェントを利用する理由の1つに入社条件、とくに金銭面の調整があります。

企業、登録者の両者にとって、入社前から金銭面について直接やり取りすることは、出来れば避けたいはずです。私もそうでした。

その時に、転職エージェントの担当者が間に入って直接聞きにくいことや伝えにくいことを代理でしてくれます。

私個人の意見としては、求人を紹介してくれるサービスの他で言えば、この条件交渉の代理がすごく助かったと思います。

内定後、また、内定辞退について

リクルートエージェントは内定後から入社までのフォローも充実しています。

条件も揃い、あとは入社日を待つだけと言っても、入社までには不安も残るものです。

リクルートエージェントは、お願いすると、入社前に入社する企業の方と食事会も開催してくれます。

これは、他社ではなかった、配慮のあるサービスだと思います。

恐らく、リクルートエージェントは、取引企業との関係性が出来上がっている為、実現できるのだと思います。

費用は、リクルートエージェントでの負担ではなく入社する企業が負担してくれます。

内定辞退の場合は、リクルートエージェントも紹介するだけでは収益になりませんし、登録者が入社して収益となりますので、入社させたい意向をすごく感じました。
どちらかと言えば、強引な感じが・・・。

私の友人はリクルートエージェントと他転職エージェントからそれぞれ1社ずつ内定が出ていて、内定を辞退するとものすごい勢いで入社を勧めてられていました。

ちなみに、私はリクルートエージェントを通して2度転職成功したのですが、2度目は私の友人と同じ状況で、やはり、入社を強く勧めていました。

この点は、登録者目線というよりも自社目線で、残念だと思いました。

ただ、こちらもビジネスですので、致し方ない面もあると思います。

リクルートエージェントはお勧め

リクルートエージェントはどの職種にも対応でき、登録から入社まで登録者目線で対応してくれるので、安心感があります。

転職には転職エージェントを活用して手間を省き、最大手のリクルートエージェントを中心に活動することで転職成功の近道になると思います。

リクルートエージェントの登録ページは下記のURLですので、転職をお考えの方はどうぞ

http://www.r-agent.com/

この記事の筆者

小玉 崇(仮名)
1975年生まれの40歳。人材業界にて転職者の支援に一貫して従事。転職者に常に寄り添う事をモットーに、転職後のフォローも行いながら、これまで数百名の転職者を支援。特にIT業界やベンチャー企業へのパイプが強みとしながら、現在も初心を忘れず人材業界で日々、精進中。人材業界は経済の波に左右されやすい業界である為、先を見ながら転職者のエージェント活動を行っている。

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