DODAは人材と企業のマッチングがお得意!

私は20年間アパレル産業でバイヤーを中心に務めてきました。

しかしバブルがはじけ、リーマンショックも経験し、アパレル産業界も勝ち組、負け組の差が歴然としていきました。

私の勤めた会社(A社)は一時は世界一の売り上げを誇るアパレル商社でしたが、時代の流れに乗れず、業績不振が続き、何度もリストラを重ね、ついには私も退社することとなりました。

ついに失職者となった私は、まずハローワークに行きましたが、これは失業手当を受給するために行くことが多く、一応検索をして何度か応募をしましたが、応募する企業も管理職を募集しているところは少なく、スタッフベースの募集が主で仮に就職できても、生活が苦しくなるのは目に見えていました。

そこで私は友人からの勧めもあり、転職エージェントに登録することにしました。

インターネットを検索するとすぐに何社か出てきます。とりあえず予備知識もないので、片っ端から登録することにしました。その中にDODA(インテリジェンス、リクルート)がありました。

執筆者の情報
名前:田中 宏(仮名)
性別:男性
転職経験:1回
現在の年齢:49歳
転職時の年齢と前職:44歳(子供服商社)

DODAとの最初の面談

登録してから1週間ほどして担当の方との直接面談がありました。そこでまず学んだことをお話しします。

まずは職務経歴書の書き方から

DODAの面談へ行ってまず学んだことは、職務経歴書の書き方です。初めて職務経歴書を作成するので、どのように書いていいかわからず、ただだらだらと書いていたのを記憶しています。

最初に訂正されたのは“時系列に沿って書く”ことでした。

いわゆる自分の年表を作ることでした。家に戻って早速思い出す範囲内で時系列に沿って経歴を作成していきました。ここでDODAの“職務経歴書作成ソフト”は非常に役に立ちました

まさに時系列で書き込める形式になっていて、それに書き込んでいくだけで、最後にソフトがワンボタンでワード形式に出力してくれます。

私はこのソフトを転職活動が終わる直近の会社に入社するまで使い続けました。経歴が増えればそれにまた書き込んでいって、出力するだけで読みやすい職務経歴書が完成するのです。

次に訂正を言われたのが、なるべく2から3ページで抑えるということです。

20年間以上も勤めていると思いだす範囲で書いていってもすぐに3ページ以上になってしまいます。

そこでアドバイスを受けたのは会社が知りたいのは直近5年くらいまでの経歴で、それ以前のものは要点だけ書けば良いということです。

そして、文章はだらだら書かずに、要点だけ言いたいことだけを完璧に伝えることが必要です。このときに心に残ることを言われました。“職務経歴書は最初の面接でもある”

そして求職者の心構え

DODAの担当者にそのあと言われたことは、

“こんな世の中ですから、1社の内定を勝ち取るために、100社受けるつもりでいてください。そのためにはあらゆる手段を使って情報を集め、応募してください。その中にあなたを必要としている会社がどこかにあるはずです。”

ということでした。そこで私は、まず情報のソースを自分がわかる範囲や友人に教えてもらって、広げていきました。

公的機関でもハローワークだけではないのですし、転職エージェントも小規模なものはかなり専門性が高いものまでいろいろと登録していきました。そうするとかなり情報が増えてきて応募する案件も自然と増えてきます。

DODAの強み

私が求職活動を続けている最中に、東北の方で大震災が起こりました。この時はどこの転職エージェントも自粛ムードだったのか、案件の紹介や、その他のメールがほとんど来なかった時期がありました。

この時は本当に不安でした。その口火を切ってくれたのが実はDODAでした。それでは次に転職エージェント大手のDODAの強みについて2点ほど挙げていきます。

DODAの案件数の多さ

転職(求職)活動を長く続けているとどうしても、だんだんと案件数が減ってきます。

やはり案件にも限りがあるのです。そんな時DODAはいろいろな範囲、そして私自身の経歴を踏まえながら、いろいろな角度から案件を紹介してくれました

最初は活動範囲を関西のみにしていましたが、案件数の多い東京や(収入が多ければ単身赴任が可能だから)、地方でも寮や社宅つきのもの、海外赴任まで範囲を広げて案件の紹介をしてくれました。

実際本当にこれでもかと言わんばかりに紹介してくれます。ここがDODAの一番の強みではないでしょうか。

マッチングがうまい

DODAの案件は時々“?これは私の案件?”と首をかしげる様な案件があることがあります。

他の転職エージェントはアパレル産業ならその範囲しか案件の紹介がないですが、(自分で希望すれば別ですが)DODAは私の職務経歴を知り尽くしたうえでのマッチングが上手です。

自分がこれまで培ってきた事で、貢献できる要素を分析し、それを理解した上での提案をしてくれるのです。

この案件は担当者からの面接時のアドバイスなどもいただきながら何度か社長面接までいきました。これもDODAならではの特色であるといえるでしょう。

私はDODAをお勧めします

いかがでしたか。DODAは最大手転職エージェントらしく豊富な情報量とノウハウがギッシリ詰まっているお勧めの転職エージェントであるといえます。

転職、求職活動にはいろいろなコツがあります。そして心理的にも不安定になります。DODAはそんなわれわれを複数の角度からバックアップしてくれるお勧めの転職エージェントであるといえます。

この記事の筆者

田中宏(仮名)49歳
1966年生まれ。20年以上大手ファッション業界に勤め、バイヤーを中心に営業、生産管理と幅広く担当し、百貨店のミセスブランドで実績を伸ばし専門誌から表彰を受けるまでになった。最終課長代理。会社の業績不振により、希望退職が募られ、ちょうど他の会社で先輩が社長であった所からヘッドハントがかかっていたので、希望退職に便乗し、子供服メーカーの老舗の副部長に就任することとなる。しかし、この会社が倒産し、失職、以降、短いサイクルで会社を変わることとなるが、2014年10月に自分が希望していた念願の転職に成功した。現在は実家に戻って、キッチン用品の輸入担当をしている。

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