事務職希望の26歳女性がリクルートエージェントで転職した体験談
- 執筆者の情報
- 名前:望月 花(仮名)
性別:女性
転職経験:2回
現在の年齢:33歳
転職時の年齢と前職:26歳(営業事務)
転職活動の限界
私がリクルートエージェントを利用しようと思ったきっかけは、自分ひとりでの転職活動に限界を感じたからです。
当時、毎週のようにWEB求人をあさっていましたがロクな会社が見つからず、わかったことは”ずっと掲載されている会社とそうでない会社の2パターンがあり、後者の会社は書類選考で落とされる可能性が高い”ということでした。
私は偏差値も高くない高校を卒業し、その後は専門学校に進んだので高学歴とは言えません。
また、専門学校とは別の職業(営業事務)を志望しての転職だったので、書類で落とされることは多かったと思います。
優良企業と思われる面接に行ける回数はとても少なく、行けても集団面接だったりで応募者のスペックの高さに圧倒されて自分が小さくなり、落とされることもしばしば…
就職活動期間が長くなると応募できる求人もそろそろ尽きてきました。
こうして自分だけの就職活動に限界を感じ、人材紹介会社を使ってみようと決心しました。
リクルートエージェントへの登録
WEBでの申し込み登録自体は簡単でした。
が、とても手間がかかりました。
実際の面談の前に自分の職歴や経歴を登録する項目が多いからです。
職歴はもちろん、今できるスキルや保持資格等を細かく登録します。
しかしここの手間を惜しむとマッチングに満たない、もしくは求人紹介をされない可能性が高くなってしまうので企業に履歴書を送る位の気合で丁寧に書きました。
登録後は面談の日程についてのメールがきます。
時間に関してはわりかし融通が利きました。
私は当時、フルタイムで働いていましたので平日は19時以降~、休日なら土曜日で希望していましたがどちらでもOKでした。
面談
いざ面談の日です。
ドキドキしながら大きなリクルートワタナベビルを尋ねました。
すると担当の方がスーツ姿でシャキッと出てくださいました。
私の担当者は女性でした。
とてもハキハキとしゃべってくださる明るい方です。
訪問後は個室に案内してくださり、そこで担当者さんとお話しします。
事前に登録していた情報の確認、希望する職種、望む会社の待遇をお伝えしながら、履歴書・職務経歴書の添削と言った内容でした。
添削はできればしてくれたらいいなあ~位の軽い気持ちでしたが、とても真剣に読み込みアドバイスしてくださいました。
ここですごいなと感じたのは、「とてもよく書けていますね、この部分をもう少し詳細に具体例を出しながら書いてみるとアピールになると思います」と、いいところを見つけて伸ばすコーチングのようなアドバイスをくれたことでした。
この方はできる!!と思い、「ちょっと高望みかな」と思うような希望条件での求人は無いかと尋ねてみました。
正直、天下のリクルートなので「(あなたのスペックで)そんな求人はありません」とすっぱり断られるかなと思っていましたが、「わかりました!ちょっと今あるか探してみますね」と言っていったんお部屋を離れたのです。
大手だけどあくまでもこちらを「お客さま」扱いしてくださる丁寧な対応に少し感動していました。
当日に持ってきてくれた求人の中には残念ながら「これだ!」と思うのもは無かったのですが、WEB求人サイトで見ていたようなものとは違う、まさに非公開求人といったものが多かったです。
「これからメールでも求人案内をしていきますね」と言われ、自分で限界を感じていた転職活動に新たな光が見えてきました。
面談後の就職活動
後日、本当にパラパラと事あるタイミングで求人案内が送られてきます。
私の希望していた職種は事務だった上に、当時の年齢(26歳)もあいまって求人数は多かったようで、週に1~2回は送られてきました。
テンプレートの求人エクセルファイルをそのまま転送してくださるのでわかりやすかったです。
求人票には残業の有無や昇給、職場の雰囲気など求人サイトと何ら変わらない情報を記載してくれています。
が、契約社員の求人だったり要経理経験だったり、条件がミスマッチの求人も送られてきました。
恐らく、すべての条件に一致しなくてもある程度合いそうな求人はカテゴライズの中に入れられて送ってくださっているのだと思います。
しかし本当に今後長く働ける職場が良かったので、自分の条件に合わないものは何度もお断りさせていただいてました。
あまりに何度も断っているので「そのうち求人送信リストから外されちゃうかな…」とも思いましたが、いい意味で懲りずに何度も何度も毎回送ってくださるので本当にありがたかったです。
そうしてようやく「受けてみたい!」と思う企業がみつかり、応募する旨をメールしました。
自分でする求職活動と違って楽なのが、エージェント担当者に「応募します」という返事をしただけで面接への合否まで担当者が全て調整してくださるところです。
数日後に面接への合否がエージェント担当者から返ってくるのを待つだけです。
おかげさまでその間に別の就職活動に時間をあてられますし、まさに「究極の効率活動だな」と思いました。
企業との面接
面接はエージェントと一緒に行きます。
実際には自分だけが勝負しに行くのですが、それでも1人で挑むより何となく安心感がありました。
面談で最初に軽くエージェントに私の紹介をしていただけますが、後は普通の面接と変わりません。
志望動機や何がしたいかなど一般的なことを聞かれます。
返事は後日とのことで面接が終わり、いったん私だけその場から帰されます。
エージェントはその後に企業との打ち合わせに入るのだそうで、その日はそれきりもうエージェントとは会いません。
しかし数時間後に電話がかかってきて「好印象でしたよ」と励ましてくれました。
さらに数日後にエージェントから「採用したいと回答がありました!」と連絡がありました。
そして、もう一度企業に赴き最終確認の上、双方合意による採用が決まりました。
入社当日
初日はエージェントと一緒に企業にお伺いしました。
勤務開始時間の15分前くらいに待ち合わせをして会社を訪問し、最初に少しお話だけしてエージェントは帰られました。
その後は普通の新人と変わらない普通の会社員生活でした。
派遣と違って後日の様子うかがい等はありませんでしたが、一般の求人サイトには載っていない優良企業をご紹介してくれて、面談~入社までいろいろ無料でサポートしてくれるリクルートエージェントには本当に感謝しています。
この記事の筆者
望月 花(仮名)
1982年生まれの33歳。インターネット関連会社で営業事務として働いていたがベンチャー企業ゆえの待遇不良から体調を崩し退職。
その後事務職希望での転職活動に励むが自分だけの転職活動に限界を感じ、人材紹介会社の力を借りることを決意。
この力を借りることによって待遇も比較的安定している企業への転職が成功した。