リクルートエージェントで、現職と両立しながら転職を成功させた体験談

 

転職を考えたきっかけは、シンプルに「年収を上げたい」という希望がはじまりでした。

たまたまインターネットから転職エージェントという存在を知り、仕事を続けながら無理なく転職活動を進めることができました。

内定をいただけるまでには、4カ月間ほどかかりました。

タイミングよく初めに受けた企業から内定をいただけたので、正直転職活動について苦労はしませんでした。

この時の体験について執筆したいと思います。

執筆者の情報
名前:大島茜(仮名)
性別:女性
転職経験:1回
現在の年齢:29歳
転職時の年齢と前職:28歳(子供服商社)

これまでの経歴

私が働いていた企業では

警備業・派遣請負業・施設管理・研修・ショールーム・コールセンター・宿泊施設等さまざまな業種がありました。

ゆえに業種ごとの会計処理の考え方について考える事が多かったため、経理としての知識を高められるいい経験となりました。

経験してきた仕事内容

その1

多業種を扱っていたため、業種別の損益や利益の把握がとても重要な任務でした。

また、経営層への報告に関しても、細かな数値の分析が必要でした。

「経営者が何を求めてるか」を経理という視点から考え、それを理解していただくのはとても大変な作業でした。

また経営者とはいえ、会計の知識がそれほどない方々が多かったため、

難しい内容を「いかに短い言葉でわかりやすく伝えるか」が難しかったです。

また、「立場が上の人への伝え方」について深く考える良いきっかけとなりました。

結果として、良い経験ができたと思っております。

その2

また、勤務していた企業が大手自動車会社の子会社であったため、連結納税の申告書作成にも部分的に関わってきました。

私が、経験してきた仕事はおおまかな割合で「企画として7割」、「経理として3割」でした。

そのため、企業としての年間計画や修正計画に対し、実績がどうだったかをウォッチする事が必須でした。

具体的に申し上げますと、「計画対比」、「見込み対比」、「前期比対比」の結果と、その結果に対する数値の分析が主な仕事内容でした。

ここでの経験によりEXCEL能力は格段に上げる事ができました。

その3

また経理としては、現場の方々つまり会計知識のない方々に対してセミナーを開催するなどの教育活動を経験してきました。

およそ2週間にわたり、東京や長野や静岡などに出張で出向き、多い時は一度に30人くらいの聴講者に対してセミナーを行いました。

はじめは緊張して声も上ずり、資料に目を向けながらしかセミナーをすすめることしかできませんでした。

また、実際に多くの人の前で立ってみると、頭の中が真っ白になる事もありとにかく間が空くことに対して、すごく恐怖を感じておりました。

あえて間を空ける事で心を落ち着かせるように努めました。

まだまだ経験不足な点もありますが、「人の前で話す事」について深く考える良いきっかけになりました。

また、回を重ねるごとに慣れてきた事もありますが、聴講者に体を向けて全体に目を向けながらセミナーをすすめる事ができるようになりました。

まだまだ課題はいろいろとありますが、自分なりにはじめよりは度胸がつきましたので結果、良い経験となりました。

その4

その他にも、会社として予算実績が超過している部署に対して警告を促すような仕事もしてきました。

より具体的に言いますと、「交際費」や「会議費」の予算が実績割合に対して、「どれくらい受注につながっているか」を経営企画部としてウォッチし、各営業本部長に対して経営意識を高めていただくような事をしておりました。

経験してきた業務の苦労

会社としては、すでに会計システムを導入しておりましたが、より詳細な分析をシステムで把握できるように新しいシステムを導入することになりました。

私はその中で「業績管理」というカテゴリーの中ではじめて「プロジェクトリーダー」を経験しました。

その点においては、すごく苦労する事が多かった事を覚えております。

システムの導入に至るまでに約1年間という期間をかけて、業者との折衝や会社内での予算の申請等を行ってきました。

ただ、業者へこちらの要望を伝えても認識のズレが何度もあり、なかなか思うようなシステムができあがりませんでした。

結果、大変な時間をかけてしまい、会社としても多くの予算をかける事になりました。

自己PRポイント

経理・企画職での転職でしたので、期日や数値の管理がとても大切なものと考え、期日が決められているものと相手がある仕事は常に進行状況を意識して期日厳守に努めてきたことをアピールしました。

また、数値作成にあたっては、より早く正確に作業する事を意識しながら決算報告資料の作成を行ってきた事もアピールしました。

私の性格上、計画的に物事を進めることが得意ですので今までの経験を生かしてなんらかの利益貢献ができると思いますとお伝えしました。

リクルートエージェントを利用して

リクルートエージェントでの転職活動の流れ

とりあえず、大手の「リクルートエージェント」に登録をしてみました。

おおまかな流れとしては、エージェント登録後、担当者から連絡あり後日、30分から1時間程度の面談をした事がスタートです。

その場で、私の希望する「仕事内容」・「会社規模」・「希望年収」を担当者にお話しさせていただきました。

次の日から、メールで私の希望する企業情報が次々と送られてきました。

仕事を続けながらでしたので、即座に返信はできませんでしたが、帰宅途中の地下鉄の中で気になる企業がないか目を通したりしていました。

登録から1カ月ぐらいが経過した頃、気になる企業があったので企業に対して、職務経歴書と履歴書をPDFでエージェントを通して送信しました。

それから1次面接・筆記試験と2次面接があり、トヨタ系のメーカーより内定をいただく事ができました。

転職エージェントならではのメリット

私自身は転職経験が今回初めてでしたが、自分なりに感じた転職エージェントを活用する上でのメリットをお伝えできたらと思います。

一番良かったと思う事は、企業との面接日程についての連絡をエージェント自らがしていただけるため、仕事を続けながらでも無理なく転職活動が進められたことです。

また、給料の条件提示等、直接企業へ提示しにくいような内容でもエージェントを通してやりとりをしていただけた点です。

エージェントに対しては、ささいな事でも相談した方が良いかと思います。

私自身も、気になることは、直接電話したり、メールしたりして細かく確認をとっておりました。

条件面の確認は、備忘として必ずメールにて連絡をするように心がけておりました。

また面接においては、1次面接は企画部の部長と室長と課長と人事担当者の4人で行われました。

面接の雰囲気としては、すごく和やかな雰囲気で私自身が今まで経験してきた業務内容について詳しく聞かれました。

その後の2次面接の際は、面接前にエージェントの担当者より、「圧迫面接」になりますと聞いておりました。

ですので、わざと嫌な事を聞かれた時にも対応できるように、「鏡に向かって笑顔で対応できるような練習」と「嫌な質問で想定される事」をノートに書き込んでしっかりと事前準備を行いました。

結果的に、事前アドバイスをいただけた事がすごく助かりました。

エージェントとしては、過去に同企業を受けた方に、必ずアンケートをとっているようで、

「面接で聞かれたこと」
「面接の雰囲気」

などを事前に知る事ができ、十分な準備ができた事で精神的に楽に面接を受けることができました

リクルートエージェントならではのメリット

実際に担当者からお聞きした事ですが、転職エージェントの中でもリクルートエージェントから紹介していただける企業の数は他のエージェント会社よりも圧倒的に多いそうです。

企業側へコンタクトする際にお送りする職務経歴書や履歴書に関しても、送る前に1度目を通していただきました。

職務経歴書や履歴書に記載されている内容とボリュームについて具体的に「このように修正したら良いとおもいます」とアドバイスをいただいたりして大変助かりました。

エージェントより紹介していただいた企業

トヨタ系のさまざまなメーカー、三菱電機、監査法人トーマツ等

※ただし、自身の希望する企業を紹介していただけるので個人差はあるかと思われます。

面接時に意識的にアピールした事

特に、業務経験でアピールした事は「プロジェクトリーダーの経験」・「セミナー開催による教育活動経験」です。

これは、1次面接を受けた際に、企業側が求めている人物像が「リーダーや会議開催等の経験」と感じたからです。

できるだけ企業の求めているイメージに近い経験を抽出してアピールするように努めました。

転職する上で大切にしてきた事

まだまだ、社会人としては経験も浅かったので、今までの経験を生かして御社で具体的にこのような仕事がしたいという熱意を伝えるように心がけてきました。

この記事の筆者

大島茜(仮名)29歳
1987年生まれの29歳。

学校卒業後は、企業内の経営企画部にて経理事務や損益の分析などの業務を行う。

経験期間は2社で計5年。

経験が浅いので誇れるような輝かしい実績などはないが、経営者に対して報告する「決算資料」やそれに伴う「分析資料」の作成を経験してきた。

サブコンテンツ

絶対に外せない転職エージェント3社

    ランスタッド

このページの先頭へ