転職活動の新手法、フェイスブック!フェイスブックを使って転職することができる時代!
みなさん、こんにちは。
転職活動では、求職者のみなさんのこれまでの経験や実績、能力などを、採用を行う企業が評価して、転職できるかどうか決まります。
これは、転職エージェントや転職サイトなどを利用して求人を拾い、その企業の選考を受ける場合は、必ずと言って良いことです。
どの企業も求職者のみなさんの経験を中心に書類選考や面接を通して採用するかどうか決めます。
しかし、時代というのは日々、変化し新しいサービスや取り組みがリリースするもので、今までの転職市場から考えるとそんなことがあるのかということが今、起きています。
今回の記事の目次
今回のテーマは?
今回のテーマは、これまででは考えられない新しい転職方法である、SNSを活用した転職を、フェイスブックを中心に色々な情報をご紹介できればと考えています。
求職者のみなさんは、現在、プライベートなどでフェイスブックを活用している方が多いと思います。
このフェイスブックは、プライベートのコミュニケーションツールというだけではなく、今の時代、転職活動にも役立てることができます。
フェイスブックというコミュニケーションツール
フェイスブックは、世界中に広がるコミュニケーションツールで日本にいながら海外にいる友人や知人とコミュニケーションを図ることができる便利な機能が搭載されています。
私は、個人的にフェイスブック含めてSNS系のツールは個人情報の漏えいリスクがあると考えているため、利用していません。
しかし、今の時代は、冒頭でご紹介したように多くの方がフェイスブックを利用している時代です。
フェイスブックは転職との親和性が高い
私の部下の全員もフェイスブックを利用して日頃の自分の情報発信をしてみたり、逆にフェイスブック上の友人や知人の日頃の情報をキャッチアップして日常の楽しみの一つになっているようです。
このフェイスブックの魅力であり、利用するユーザーから支持を受ける理由の一つに、『繋がる』ということだと思いますが、『繋がる』という意味では、転職市場も同じことです。
求職者と企業が両者の転職活動と採用活動を通して、知り合い、そして、内定または転職という意味で、『繋がる』のですが、フェイスブックとの親和性は高いと思います。
転職の手段としてフェイスブックが利用されはじめている
フェイスブックは最近、プライベートだけの利用に留まらず多くの企業がビジネスのロケーションとして活用していることもあります。
例えば、広告です。フェイスブックに企業が広告を出稿すると、それだけ多くの人に自社の広告を見てもらえる機会が増え、利益機会も増えると言えます。
広告とは若干、手法は違いますが、転職市場においても、企業がフェイスブックの特性である、『繋がる』ということを活かして転職方法の一つとして確立しようと今、動いています。
フェイスブックにより転職市場は大きく変わる!
今までは、転職エージェントや転職サイトを中心にその他、求人情報誌やハローワークの四つの転職方法しかありませんでした。
もちろん、この他に飛び道具とも言える転職方法として、コネ入社というものもありますが、基本的には今、ご紹介した四つの手法しかありません。
現在は、転職エージェントが求職者のみなさんの転職活動の方法としては確固たる地位を確立しているのです。
しかし、もしかすると将来的には、フェイスブックを利用した転職方法がメジャーになる可能性があります。
フェイスブックを使った転職活動も視野に入れてみては?
直近、数年は、まだまだフェイスブックを利用した転職活動が一番になるということはないと思いますが、この1年、2年ぐらいでフェイスブックを利用した転職方法が急成長しています。
また、近頃は一時期低迷していた転職サイトという転職方法もV字回復している傾向にあり、人材業界に属ずる企業は、非常に競争が激化しています。
求職者のみなさんからすると、各企業の競争が過熱すると、求職者のみなさんにとってどんどん良いサービスが登場する訳ですので、転職活動しやすい環境になるということになります。
求職者のみなさんは、転職エージェントや転職サイト以外に、少し視野を広げてフェイスブックを利用した転職活動も、トライアルの意味で行ってみても良いと私個人は思います。
フェイスブックを利用した転職方法
さて、転職活動の新しい転職方法であるフェイスブックを利用した転職ですが、求職者のみなさんからするとどのようなメリットがあるのでしょうか。
今までの転職市場は、企業が求職者のみなさんのこれまでの経験や実績を評価して決まるということですが、フェイスブックを利用した場合、その基準が大きく変わります。
フェイスブックを利用した転職では、経験や実績以上に、求職者のみなさん自身の人間性や人間力が中心になります。
フェイスブックを使った転職では人間性や人間力が重視される
もちろん、これまでも人間性や人間力という評価項目は存在していましたし、前提条件の一つでしたが、それだけで企業が採用するということはありませんでした。
しかし、フェイスブックを利用した転職の場合は、人間性や人間力だけでも転職することが可能になっています。
私は、以前、企業の人事として十数年にわたり採用にも携わった経験を持ちますが、フェイスブックを利用した転職が人間性や人間力を重視することは、画期的で想像ができないことです。
転職市場の変化に順応することも必要
その理由は、どの企業も中途採用に対しては、即戦力を期待するため、経験や実績を高く評価し、それらを企業が買うというスタイルが当たり前でした。
もし、経験や実績がそこまで重視されないのであれば、新卒採用で学生を採用した方が採用コストや採用後の人件費という意味でも企業にはメリットがあります。
しかし、今、企業は、中途採用のついて大きく見直しを図っている状況にもあり、フェイスブックを利用して採用活動を行い、より人間性や人間力が高い人材を採用しようと考えています。
求職者のみなさんも、転職市場が大きく変化しようとしているのであれば、それに順応に対応する必要がありますし、転職のヒントになるように思います。
選考期間の違い
転職エージェントや転職サイトを利用する場合、求職者のみなさんは求人を拾い、その求人に応募し、書類選考を経て数回の面接で内定ということが普通です。
転職エージェントや転職サイトなど今までの転職方法を利用した場合の選考期間は、長くても1カ月程度です。
また、最近は、転職市場が売り手市場ということで、求職者のみなさんには有利で企業からすると不利な環境にあるため、選考スピードが速くなっています。
企業としては、優秀な人材が、選考スピードの鈍化により他社に気持ちが向くことを採用リスクと考えているため、選考期間が短くなっています。
フェイスブックを利用した転職活動は、質を重視
企業は、新卒採用と違い中途採用には採用後に新卒者よりも高い給料を支払うことが普通であるため、採用について慎重になる傾向があります。
先述でご紹介した通り、私も以前、企業に在籍して人事として働いた経験がありますが、新卒採用よりも中途採用の方が、慎重になっていました。
売り手市場が採用活動のスピードを早めている
中途採用で採用した求職者の方の場合は、企業はそもそもとして経験や実績を評価して採用した訳ですので、即戦力として、早期の実績や結果を求めます。
そのため、どの企業も中途採用については、スピードよりも本当は質を重視したいのです。
しかし、今現在は、転職市場が売り手市場で企業からすると採用活動に不利な環境になっています。
そのため、質を重視するあまりスピードが鈍化すると、自社が採用したいと考えていた求職者の方が他社に採用されるリスクがあり、思い通りの採用ができていないです。
自分にあった企業をじっくり探したいならフェイスブックを使った転職が良いかも!
ただ、フェイスブックを利用した採用活動であれば、企業は質を重視してじっくり求職者の方を見極めることができ、その分、質を担保することができるのです。
現職にそこまで不満がないため、じっくり自分に合う企業を探したいという人もいますので、そのタイプの求職者の方からすると、非常にメリットが大きいことです。
フェイスブックを利用した転職はじっくり企業を見極めることができる
選考スピードは速くても良いのですが、求職者のみなさんとしては、決めようにもなかなか決める判断材料が少ないことで、転職後に失敗したという方もいると思います。
求職者のみなさんからすると、転職は単なる仕事探しではなく、その後に人生に大きな影響をもたらす人生のターニングポイントです。
その大事なターニングポイントでありながらも、たかだか面接数回で、人生に大きなインパクトを与える転職を決めるということは、理にかなっているとは言い難いものがあるでしょう。
選考期間が短く、企業をしる機会が多いことがベスト
求職者のみなさんからすると、ベストの選考は選考期間が短く、企業を知る機会が多いことだと思います。
企業を知る機会が今は面接しかありませんので、それであれば、選考見送りになるリスクも高まりますので、今の選考環境はねじれています。
選考環境の矛盾を希望通りに変えるのがフェイスブックを使った転職
フェイスブックを利用した転職活動の場合は、企業によっては選考スピードが速く企業を知る機会が面接だけではない場合も多くあります。
この矛盾を招いている今の選考環境を求職者のみなさんの希望通りにする転職方法がフェイスブックです。
フェイスブックを利用した転職方法を運営する企業のビジネスモデル
フェイスブックを利用した転職活動ですが、まず費用面については求職者のみなさんの負担はありません。企業が運営会社に採用費用として支払うことになります。
ただ、企業が支払う採用費用と言っても転職エージェントのように成功報酬ではなく、また、転職サイトのように求人掲載費用でもありません。
では、フェイスブックを利用した転職方法を運営する企業はどこから収益を得るのかと言いますと、原稿料です。
収益は原稿料!?
フェイスブックを利用した採用活動を行う企業は、その企業のようにフェイブック上でアカウントを作成し、フェイスブックで企業の原稿を作成することになります。
その原稿料がフェイスブックを利用した転職方法を運営する企業の収益源になります。
ラッキーなことに、私の友人に、フェイスブックを利用した転職方法を運営する企業で働く友人がいるので、情報を聞いてみましたが、今、現状は赤字ということのようです。
現状では運営企業は赤字!?
人材ビジネスは、労働集約型で事業を運営するためには、どうしても人手が必要で、大きな売上を作るためには、事業を拡大するために一番手っ取り早い方法は人手を増やすことです。
人手が増えれば必然的に、面が増えますので、その分、売上が上がる可能性が高いということです。
原稿料だけでどのように事業を黒字展開しているのか非常に気になり、友人に聞いてみたのですが、やはり原稿料だけでは事業を黒字にすることができず、今現状は赤字状態ということでした。
フェイスブックを利用した転職方法を運営する企業は、今のところは企業から原稿料だけの徴収で事業を運営していますが恐らく今後は、初期費用や月額使用料を支払う必要になる気がします。
フェイスブックを利用した転職の選考内容
フェイスブックを利用した企業の採用方法は、その企業ごとに違いがあるのですが、フェイスブックを利用した選考の特徴は、選考期間が長いということです。
しかも、面接という面接はあまりなく、企業と求職者のみなさんがお見合いのような感覚です。会食しながらお互いを知る機会を作ったり、面接ではなく座談会のような形式が多いようです。
私は、実際にフェイスブックを利用して採用活動を行う企業と取引があり、その企業から情報を聞いてみると、今ご紹介したようにお見合いのようなロケーションがほとんどだそうです。
フランクな状態で選考を受けられるのがメリット
求職者のみなさんからすると、緊張が多い面接よりも気持ち的にフランクな状態になることができる会食や座談会が面接代わりになるということは、メリットが多いのではないかと思います。
求職者のみなさんからすると、選考期間がじっくりあり、しかも、選考スピードが長いということは絶対ではないため、企業をフラットな状態で知る機会が多く、メリットは大きいと思います。
この会食や座談会も一度や二度だけでなく、何度も行われることが多く、その分、求職者のみなさんとしては企業を知ることができると思います。
工数はかかるが質の高いマッチングが可能
結果として、自分が納得した状態で転職することができますし、人生のターニングポイントに相応しい熟慮することもできると思います。
ただ、企業からすると時間もかかり、会食や座談会に出席する人的リソースも必要になりますので、採用活動という意味では、かなり工数がかかることです。
しかし、それでも質を重視する企業にとってはフェイスブックを利用して採用することはメリットがあるとのことです。
フェイスブックを利用した転職活動のきっかけ
フェイスブックを利用した転職活動と言っても、今ある自分のフェイスブックを何か改編しなければならないという手間はなく、特別な準備をする必要はありません。
フェイスブックを利用した転職活動を行うためには、まず、フェイスブックを利用した転職方法を運営する企業に登録する必要があり、そうすると自分のフェイスブックを見た企業からオファーがあります。
また、逆に、自分がフェイスブックを利用した企業の情報を見て興味があれば応募することができます。
フェイスブックを使った転職は双方向的
つまり、求職者と企業は相互に応募することができるということになります。
転職エージェントの場合は、企業が求人を不特定多数に公開して、その求人を見て興味を持った求職者のみなさんが応募するという仕組みで、一方通行の要素が大きいです。
また、転職サイトにおいても、企業からオファーがあることもありますが、そのオファーは定型文を使っていることは明確で、オファーのレベルではないです。
そう考えるとフェイスブックを利用した場合、自分だけに企業からオファーがあったり、自分も企業にオファーを出すことができるため、転職の幅は広がり、質も高まると言えます。
新たにフェイスブックを開設する場合はビジネス仕様に!
まだ、フェイスブックを利用していない求職者の方で、フェイスブックを利用した転職方法に興味や魅力を持っている場合は、フェイスブックの開設は必須になります。
ただ、転職活動のためにフェイスブックを開設する訳ですので、内容はビジネス仕様にした方が良いとのことです。
開設したフェイスブックを企業が見て、その内容に興味を持ちオファーを出す仕組みでもありますので、このあたりを考慮した方が絶対に良いと思います。
時代の変化に対応することも必要!
求職者のみなさんの転職活動を取り巻く環境は速いスピードで大きく変化しつつあります。
実際、昔の転職活動の方法はハローワークが中心でしたが、そこから転職サイトや転職エージェントが台頭し、今ではハローワークはかなり利用頻度が低い存在になっています。
転職市場は人材業界の市場であり、新しいサービスや商品が次々に登場するため、求職者のみなさんは情報をキャッチアップすることで、転職活動の幅を広げることもできると思います。
フェイスブックを利用した転職活動は、費用負担はありませんし、まずは活動してみて、自分に合わなければ、これまでの転職方法で良いと思います。
最後になりますが、求職者のみなさんの転職活動が充実し有意義なものであり、転職後も自分らしく仕事ができることを祈り、今回の話を終わりにしようと思います。
最後までお読み頂きありがとうとございました。