リクルートエージェントを利用し3度目の転職に成功~現職中でも安心~

私は、今回も含めて3回、リクルートエージェント(現リクルートキャリア)を通じての転職活動を行いました。

そして3回とも、リクルートエージェント経由で内定した企業へ行くことに決めました。

直近の3回目の転職活動の経験を中心に、リクルートエージェントを通じた転職活動について、書かせていただきます。

体験者の情報
名前:田中芽久未(仮名)
性別:女性
転職経験:3回
現在の年齢:36歳
転職時の年齢と前職:26歳(アパレル)、27歳(広告営業)、29歳(商業施設)

2回の転職

1回目の転職は、会社の体制に関する疑問と、以前から興味のあった業界へチャレンジしたい、というのが転職理由でした。初めての転職で知識も少なく、まずはリクルートの転職サイト(現リクナビNEXT)に登録しました。

すると、リクルートエージェントからメールが来て、面談に行ったことをきっかけに、転職支援がスタートしました。

登録からほどなくして、規模は小さいながらも、自分がいた業界の広告を取り扱う関西の会社を紹介され、応募。3度の面接を経て、スムーズに内定を勝ち取りました。

しかし、約1年後、家庭の事情もあり、また独特の企業文化に馴染めず、良いところがあれば転職したいと思うようになりました。以前の担当者に相談をし、活動を開始。これまで2社の経験が活かせそうな2社に応募。

当時は土日しか休みのない環境で、日時調整等に苦労しましたが、キャリアアドバイザーの親身な対応により、3か月弱をかけて1社から内定を勝ち取り、転職を決めました。

同じ担当者に2度ご担当いただきましたが、当時の自分が思う範囲で最も希望通りの企業に効率的に内定をもらうことができ、担当者の対応も非常に良かったため、リクルートエージェントに対する満足度は非常に高かったです。

<3回目の転職を考えたきっかけ ~悩んだらまずは動いてみる!~>

今回のきっかけは「転勤」でした。総合職は全国転勤があり、管理職以上はその頻度も非常に高い会社でした。また、私の希望するキャリアパスを考えても、本社が関東にあるため転勤は避けられない状況でした。

前述の家庭の事情もあり関西圏以外の転勤は避けたいと考えていたため、そろそろ自分に声がかかるかなと思い始めた時点で転職を考えるようになりました。

当時、現職の条件面等に不満があったわけではありませんので、じっくり探して、良いところがあれば動きたい、という考えでした。

過去の経験から信頼のあるリクルートエージェントにコンタクトを取り、半年後くらいから本格的に活動を始め、1年半以内に転職したいが、まずはどのような求人があるかを見ながら自分の目指すべき道や今後のキャリアパスを考えたい、と依頼しました。

過去2回の転職でお世話になった担当者は、昇進で別の部署に異動されたということで、違う方にご担当いただくこととなりました。

面談では、おもむろに転職を促すのではなく、「その希望は転職せず現職では叶えられなさそうか?」といった観点からもお話しいただけます。

そのため、今後のキャリアに迷っていて、かつ、選択肢の1つに転職というものがあるなら、まずは申し込み、面談に行ってみる、というのも良いのではないかと思います。

活動開始と一時休止 ~方向性の修正~

前回の転職活動時よりも便利になっていた点は、リクルートエージェントでの転職で使用する「Parsonal Desktop」や専用アプリを利用し、エージェントが持っている求人を自分で探すことができるようになった点です。

また、興味がある求人の詳細ページを開くと、似たような職種・業種の求人も表示されるため、非常に活用しやすかったです。

面談後、書類一式を提出以降は、半年間ほどはあまり担当者とのコンタクトも取らず、求人を見るのみでした。

半年後、本格的に動き出そう、というタイミングで担当者に連絡を取りました。その後は、定期的に、担当者から、おすすめ求人がメールで送られてくるようになりました。

そこから4か月ほど活動し、最終面接にも数社行きましたが、結局その時は自分の気持ちの部分も原因で、決めることができませんでした。

現職の繁忙期にさしかかったこともあり、自分自身ももう一度、今後の方向性を見直したいと思い、一旦、活動を休止しました。

その間にも、担当者から定期的に(月1~2回程度)おすすめ求人などが送られてきました。当然、自分で求人を探すこともできますので、気になったものは担当者に聞くなど、しばしばコンタクトを取っていました。

休止から約10か月後、もう一度本腰を入れて再開をしようと思った頃。ちょうど担当者から、再度打ち合わせをしたい旨の連絡がありました。電話で打ち合わせを行い、そこで紹介された1社に応募することにしました。

内定までの道のり ~エージェントの本領が発揮された!~

その後の展開はスムーズでした。現職中のため先方から提示される面接日が合わなかったですが、自分の可能日を提示し、その中で調整いただけました。このあたりの連絡はとてもスピーディーです。

一次面接前には模擬面接というものを無料で受けることができました。このサービスは以前にはなかったものだと思います。私の場合は日程が合わず、電話で30分程度、ポイントのみアドバイスいただきました。

それだけでも大変参考になりましたが、通常はしっかり模擬面接+アドバイスを受けられるようです。企業の人事部で採用をされていた方がご担当のようで、採用側目線でのリアルなお話しが聞けました。

面接慣れしていない方は是非利用することをおすすめしたいです。

模擬面接の際にも仰っていましたが、転職面接は「転職理由」と「志望動機」が肝です。担当のアドバイザーも相談に乗ってくれますので、相談し、しっかり準備して挑まれるとよいでしょう。

面接後は、毎回、面接の手ごたえや不安な点、その時点での志望度などをメールで担当者に報告します。志望度が高い場合はエージェントがサポートしてくれるようです。

また、不安や質問などがあれば、事前に企業担当者に伝えていただけるので、事前に、または次の面接時に、回答をもらうことができました。

こちらの希望年収も企業に伝わっており、面接で言いにくいことをこちらから切り出す必要がなかったのは大変助かりました。

さらに、現職中であったため、企業の希望入社日での入社が難しかったのですが、そこもエージェントがうまく調整してくれ、無事に希望通りの入社日を勝ち取ることができました。

まとめ

エージェント経由の場合、経験がない職種などでは企業に経歴書が送られることなくエージェント側で止められてしまうこともあることが垣間見えたので、経験が足りないかもしれないがどうしても応募してみたい!という場合は、自社サイトから応募をしてみるのも良いと思いました。

ただ、相手が大手企業や人気企業の場合は、エージェント経由の方が、何かと心強い面があると思います。

また、担当者には、強い転職意思を見せることが必要かと思います。

今回、私は、過去2回に比べると余裕があったため、それが出てしまった部分もあり、キャリアアドバイザーからのレスが遅かったように感じます(面接など選考に進んでからはとても速かったですが)。

1人のキャリアアドバイザーが抱えている求職者の数も多いと思いますので、強い意思を見せ、重要な(=成績に繋がる)求職者だと思ってもらえると、動きが速くなるのではと推測されます。

さらに、掲載されている求人票が、まれに更新されていないことがあります。今回、私は別のエージェントにも登録していましたが、別のサイトと違う箇所があり問い合わせたところ、求人票の未更新が発覚しました。

正直、求人票の見やすさや詳しさだけで言えば、他にも優良なものはあるので、面接前には他サイトや他エージェントの求人票と併せて確認することをおすすめいたします。

上記の注意点を踏まえた上で、リクルートエージェントを使って転職活動をして良かった点

  • 求人数が多く、ツールも充実しており探しやすい。
  • 面接日の調整を行ってくれるため現職中でも活動しやすい。
    (複数の選考が進んでいる場合なども可能な限り考慮し調整してもらえる。)
  • 面接のポイントやアドバイス、過去の質問例などの情報をもらえる
    (キャリアアドバイザーに回答の相談も可能。)
  • 模擬面接を無料で受けることができる。
  • 給料や入社日時など自分では調整しづらいことを調整してくれる。

今回が最後の転職だという気持ちで活動し内定したので、今後転職をすることはないと思いますが、転職活動をご検討の方には、まずはリクルートエージェントの門を叩いてみることをおすすめいたします。

この記事の筆者

田中芽久未(仮名)
1980年生まれ。大学卒業後、アパレル会社や広告代理店の営業を経て、商業施設に転職。店舗の渉外窓口、従業員研修の企画運営、販促の運営やお客様対応まで施設運営に関する幅広い業務を行う。管理職に昇格するも、地元の会社への転職を希望し、30代半ばにして3度目の転職を成功させた。Webライティング能力検定1級取得をきっかけにライティングを開始。

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