ただの転職サポートではない!?リクルートエージェントでさらに上のステージへ

転職したいとき、どうやって次のキャリアを見つけますか?大抵の方がインターネットのポータルサイトを見て、自分で募集するのではないでしょうか。転職を成功させたいなら、いますぐ自分で転職先を見つけるのはやめましょう。

全面的にサポートしてくれる「転職エージェント」を使って賢く次のステージを目指すのをおすすめします。

執筆者の情報
名前: 山下清二(仮名)
性別: 男性
転職経験: 1回
現在の年齢: 30歳
転職時の年齢と前職: 19歳(広告)、25歳(出版社)、28歳(フリーライター)

転職エージェントとは

そもそも転職エージェントとは何をしてくれる人たちなのでしょうか。手っ取り早く言うと、転職希望者の自分の能力や才能をしらべてくれます。そして能力と希望条件に合った勤め先を探してくれます。

その会社に入るためにさらに必要なスキル・知識はなんなのかを教えてくれます。利用はなんと無料。募集している会社が負担しているのでこちらは払わなくてもいいという仕組みなんです。なんて良心的なんでしょうか。

僕もこの転職エージェントを使いました。具体的にはリクルートエージェントという会社です。

リクルートエージェントとの出会い

転職を希望していて、ネットでいろいろと検索したことのある方は、転職エージェントも一度は目に入ったことがあるのではないでしょうか。僕もネットのおかげで転職エージェントの存在は知っていました。

最初はハローワーク程度のサービスだとは思っていたんです。そんな中、知人が転職に成功したという一報が。どうやら使っていたのがリクルートエージェントという会社のようでした。

失礼な話ですが、その友人は合格した会社に入れるような職歴もありません。スキルもそこまでない人。そんな彼を成功に導いたリクルートエージェントに興味をもち、僕もお願いすることにしました。

能力テストと面談

リクルートエージェントに申し込むと、まずは面談があります。そこで会うのが自分の担当になるんです。この担当とは転職先が確定するまでの長い付き合いです。担当が自分の人柄や能力を考慮して会社を紹介してくれます。

担当に自分のことをよくしってもらえばもらうほど、自分にフィットした会社を紹介してもらいやすくなります。担当を信頼して仲良くするのは転職成功への第一歩です。

面談が終わると自分の能力についてのテストがあります。

このテストは「なにが得意か」「こういうシチュエーションのときはどう判断するか・どう行動するか」という内容。かなり時間のかかるテストですが、結果はその日のうちにでます。

このテスト結果次第では面談ができない会社もあるほど。必ず真剣に受けましょう。テスト結果はかなりの長文。ぎっちりと自分とは何者なのかを記しています。まるで自分の取り扱い説明書のよう。

ここまで自分のことを客観的にみる機会は初めてでした。

この会社のためだけの対策

テストの後、どんな職種につきたいかなどのヒアリングが行われます。僕がしたい職種と僕の能力にマッチしている会社を3つほど紹介されます。気になる会社があれば、その場で面談の日にちを決めてくれるとのこと。

とりあえず一社面談をとりつけてもらうことに。まずは小手調べ程度に・・。

そんな気持ちを見透かしたかのように、担当者が「この会社は本気で通るつもりですか?」

いきなりつっこんだ質問がきたので少しびっくりしました。隠してもしょうがないので本音を話すことに。

「本気ではありません、面談慣れしたいとおもっています」

「そうですか(ニカ)」

笑っているところを見ると、正直に言ったことは間違ってなかったようです。

「本気でないなら、【この会社のためだけの対策】はしなくていいですね」

「基本的な面談の練習だけしときましょう」

【この会社のためだけの対策】とやらがすごい気になりましたが、とりあえず今はスルー。自己PRをうまくつたえられるにはどうすればいいかと教えをうけました。

「自分の強みはなんなのかを全面的に押し出す」
「押し出すために【自分自身が何が得意なのか】をつねに意識し、伸ばそうとすること」
僕にとっては新鮮な教えでした。

担当の方が熱を持って教えてくれてるのをひしひしと感じられたのもあり、新しい知識を教えてもらう小学生のように真剣に吸収することにつとめました。

膨大なデータの提供

後日、その面談をうけ、結果が。見事受かりました。結果は担当から電話で報告があります。その電話でその会社はどうするかをきかれ、保留したいと答えました。できるかどうかはわかりませんが。

しかしあっさりとOK。保留もできるんですね・・。

「本気になれそうな案件みつけときましたよ。メールで送っときます。みてくださいね。」

メールをみるとたしかにこれは合格したい案件。挑戦したいと伝えると、

「一度こちらにきてくれませんか?確実に合格するために【この会社のためだけの対策】が必要です」

後日、訪問してわかった【この会社のためだけの対策】とは・・

その「企業の風土」と、「いままでどんな面談があったか」を知ることでした。よく集めたな~と感心するほどの事例の多さ。

「企業がほしがっている能力をもつ人材だとアピールすれば面接は合格します」

「そのために風土と面談の事例をしることが必要なのです」

「あなたの能力テストを先方は知っています」

「それで面談をしてみたいと言っているのだから、あなたを欲しがっていることは間違いない!あとは面接でやはりほしいと確信させるだけです」

こういう気持ちの乗せ方も本当にうまい。モチベーションを高く保ったまま面談に挑戦できました。面談は予習しておいた事例にある通り。突然突拍子もない質問もこなかったので、パニックになることもなく無事に終了です。

まとめ

面談の結果は合格でした。自分の力だけではそこに合格することは絶対にできなかったでしょう。このエージェントサービスをつかうことで、いい転職先をみつけるだけではなく、自分自身を成長させることもできたと思います。

ただ単純に転職するだけで得ることはできない経験値とあたらしい職場と手に入れました。自分ひとりだけで転職活動をしてここまでできるでしょうか。エージェントをつかわないと、本当に人生損してたなと確信をもって言えます。

この記事の筆者

山下清二(仮名)
1985年生まれ。大学中退後、飛び込みで雇ってもらった職場でライターの基礎たたき込まれる。その後さらなる活躍の場をもとめて転職エージェントを利用。大手出版社に勤めることに。3年の勤務をへて、現在はフリーのライターとして活動中。

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