実体験でお届け!優秀な転職エージェントの特徴や傾向
今回の記事の目次
優秀な転職エージェントの選び方
求職者のみなさん、こんにちは。
今の転職市場においては、求職者のみなさんにとって利用できる転職方法がいくつか存在しますが、やはり、なんと言っても転職エージェントを利用することが転職決定には一番の近道と言えるでしょう。
求人数はもちろんのこと、その他、企業の選考に関係する、ほぼすべてのことを転職エージェントが求職者のみなさんの代理となって対応してくれますので、時間的な生産性も高いと言われています。
しかし、今の転職市場は、日本経済が好景気であるために、多くの転職エージェントが乱立するという状況にあり、求職者のみなさんにとっては、どの転職エージェントを選べば良いのか迷いということも課題のひとつになっています。
求職者のみなさんは、どの転職エージェントを利用しても同じだろうという考えを持っていませんか?
転職エージェントによって、特徴やサービスの範囲や質がそれぞれ異なりますので、どの転職エージェントを利用しても同じということはありません。
もちろん、特徴やサービスの範囲、質に類似する転職エージェントはあっても、すべてが同じということは一切ありません。
ということは、ある程度、求職者のみなさんも、転職エージェントの情報をキャッチアップして自分が希望する転職活動に有利な転職エージェントを選ぶことが、転職活動を早期に終了させ、転職活動を終える秘訣となるでしょう。
そんな私も転職支援をさせて頂いていて、非常に多くの転職エージェントとの交流もありますし、また、転職エージェントとして活動する以前は、企業の人事として多くの転職エージェントと取引してきましたので、どの転職エージェントが良いのか悪いのか、または、どのようなタイプの求職者の方にはどのような転職エージェントが良いのかなど、求職者のみなさんよりも、熟知しているつもりです。
しかも、私は、以前、求職者のみなさんと同じように求職者として転職エージェントを利用して転職活動をした経験を持ちますので、3つの立場から今回のテーマをご紹介したいと思います。
今回のテーマは、ずばり、『実体験でお届け!優秀な転職エージェントの特徴や傾向』ということで、求職者のみなさんの転職エージェントを利用した転職活動に役立つ情報を多くの視点や角度からご紹介できればと思いますので、最後までお付き合い頂ければと思います。
優秀な転職エージェントとは?
転職エージェントに関しては、説明の必要がないかと思いますが、求職者のみなさんは、優秀な転職エージェントとは、どのような転職エージェントを連想されますか?
求職者のみなさんが転職活動を行うにあたり、転職エージェントをなぜ利用するのでしょうか。
もちろん、求職者のみなさんそれぞれに理由があるかと思いますが、一般的には、求人の紹介、事務処理の簡素化、選考確度を上げるなどがあるかと思います。
今、ご紹介したすべて、求職者のみなさんにとっては転職活動では外せない要素だと思います。
特に転職活動を始めて行うという方にとっては、転職活動自体が、非日常的なことであるため、雲をつかむように、何から始めたら良いかわからないという方が多いでしょう。
そんなときは、まずは、転職エージェントを利用すべきです。
転職活動が初めてではないという方であっても、転職市場の状況は毎年、変わりますので、まずは、転職エージェントを利用して、今の転職市場の状況を把握することが何より大事なことです。
全体把握ということは、転職活動にも重要なことで、全体を把握することができれば、自分がこれから行う転職活動や、求職者としての自分の状況を理解し、どのような転職活動を行えば良いのか、ある程度、見えてくると思います。
優秀な転職エージェントとは、やはり、最新の転職市場の情報をいち早くキャッチアップして、それを知識やノウハウにして、転職活動を行う求職者のみなさんに共有できる転職エージェントだと思います。
先程、類似した転職エージェントはあるとお伝えしたと思いますが、転職エージェントとして、求職者のみなさんの転職支援を行える範囲は、限りがあります。
採用活動を行う企業のとの兼ね合いはもちろんのこと、転職エージェントは法令にも規定された事業者ですので、法令との兼ね合いもあります。
しかし、情報収集という意味では、何ら規制は受けない訳ですから、これこそが転職エージェントとして他の転職エージェントとの差別化を図り、最終的には求職者のみなさんの転職活動に大きな役立つ要素になると私は思っています。
情報をたくさん持っている転職エージェントとは?
ここではバイネームは控えさせて頂きますが、情報をたくさん持っている転職エージェントは、どのような転職エージェントなのでしょうか。
求職者のみなさんのなかで、優秀な転職エージェントの定義を転職支援実績の数としている方はいますでしょうか。
その定義は間違いではないのですが、転職支援の実績数については、転職エージェントの転職支援の貢献度というよりも、求職者のみなさん個々のスキルや能力が大きく影響していることから、そこまで参考にならないと私は思います。
しかも、転職支援実績を優秀な転職エージェントの定義とするならば、規模が大きい転職エージェントはすべて転職支援実績が豊富にある訳ですから、規模が大きい転職エージェントから優秀な転職エージェントということになります。
ですので、転職支援実績が豊富な転職エージェントが必ずしも優秀な転職エージェントということはないということを、ここで私は明言したいと思います。
情報をたくさん持っている転職エージェントとは、どのような転職エージェントかと言いますと、その答えは、企業との取引数が多い場合や、取引数が多くなくても、頻繁に企業へ訪問し企業の情報を保有している転職エージェントです。
また、さらには他の転職エージェントや取引企業と情報交換会など交流会を積極的に行っている転職エージェントは、情報が自然に流入する仕組みをすでに持っていますので、優秀な転職エージェントであることが多いです。
求職者のみなさんは普段の転職活動で、どの転職エージェントがどれぐらい情報収集をしているのか把握することは難しいと思いますが、転職エージェントである私から一つの指標をご紹介したいと思います。
絶対とは言い切れませんが、ヒントにはなりますので、これからの転職エージェントを利用しての転職活動に役立てみてください。
面談である程度、分かる!!!
求職者のみなさんは、転職エージェントを利用するにあたり、登録後に必ず転職エージェントとの面談があると思います。
面談形式は、対面や電話と方法はありますが、方法に関係なく、その面談で、転職エージェントから他の転職エージェントの情報が盛んに出る場合は、情報ツウの転職エージェントとみて良いと思います。
恐らく、その転職エージェントは、他の転職エージェントから採用活動を行っている企業の情報はもちろんのこと、その企業の業界についても、情報をキャッチアップしている可能性が高いです。
私の転職エージェントとしての経験上からしても、そのような転職エージェントは、情報を自社の売りにして、他の転職エージェントとの差別化を図っているので、間違いないと思います。
情報のキャッチアップ率は転職エージェントの規模は一切関係ありません。規模で優秀かどうかを判断することは転職エージェントを利用する求職者の方としては浅はかな判断になりますので、規模だけで判断することは控えましょう。
ちなみに、余談ですが、私の転職エージェントは規模は小さい転職エージェントですが、求職者の方からの評判が良いのか分かりませんが、他の同じ規模の転職エージェントよりも登録数が多いですし、大手の転職エージェントに比べても、新規登録者率は負けていません。
私の転職エージェントのように規模は小さくても、求職者のみなさんからの支持が高い転職エージェントは多くありますので、求職者のみなさんは、是非、規模にとらわれず、情報の豊富さで判断して頂き、自身の転職活動に役立てて頂きたいと思います。
それと、面談において、他の求職者の方の情報を語る転職エージェントは、危険です。なぜかと言いますと、その転職エージェントには個人情報の保護という観点が欠けているからです。
もちろん、求職者のみなさんとしては、自分以外の求職者の方の転職活動の状況を知るという意味ではプラスになりますが、それと優秀な転職エージェントかどうかということは別問題です。
私の転職エージェントの選び方
求職者だった当時の私は、人事経験があったため、どの方法で転職活動を行うことが一番良いのか分かっていましたので、迷うことなく転職エージェントを選択しました。当時は、今のように転職エージェントが乱立しているという状況ではなかったのですが、ある程度の数の転職エージェントはありました。
しかし、人事として多くの転職エージェントとの取引を経験し、どの転職エージェントが良いかどうかなど、ほぼほぼ転職エージェントについては理解していたので、転職エージェント選びについても迷うことはありませんでした。
人事経験を持ち、多くの転職エージェントを知っていた当時の求職者としての私の転職エージェント選びの基準をここでご紹介したいと思います。
時代は多少、変化しているとは言え、基本的な転職エージェント選びの基準は変わりませんので、十分、今、転職活動をされいる求職者のみなさんにも役立つ選び方だと思いますので、ご参考にして頂ければと思います。
まずは、先程、ご紹介したように転職エージェントとして転職市場についての情報ツウであることです。これは先ほど、具体的にご紹介しましたので、割愛します。
その他の要因としては、フットワークの軽さです。これは、外せないことです。
企業の人事担当としても、求人を公開して、数日間、何の連絡もない転職エージェントは非常にストレスを感じるのですが、求職者のみなさんにとってもそれは同じことで、転職エージェントに登録しても、その後、あまり連絡がなかったり、応募手続きをしてもこまめに進捗状況を連絡してくれない転職エージェントはストレスがたまると思います。
フットワークが軽い転職エージェントは、どのようなシーンにおいても、フットワークが軽いですし、また、親身に相談に乗ってくれるスタンスも持ち合わせていますので、求職者のみなさんの転職活動には役立つ転職エージェントと言えるでしょう。
もし、万が一、フットワークが重い転職エージェントを選択してしまったら、まずは、キャリアアドバイザーを変更し、それでも状況が変わらないようであれば、その転職エージェントは切り捨てるぐらいで今は良いと思います。
ぶっちゃけますと、今の時代、転職エージェントは本当に多く存在していますし、2社や3社ぐらい切り捨てても他の転職エージェントで十分、転職活動を行うことはできます。
あまり広告を出していない転職エージェントを狙う
転職エージェントのビジネスモデルは労働集約型のビジネスモデルですので、人件費などの固定費が非常に高いです。
そこに加えて、登録者数を増やそうとして過剰に広告を掲載すると、さらにキャッシュは減り、人件費を削減し、少ない人数で多くの求職者の方の転職支援をしようとします。
そうなると、最終的には、転職支援の質が下がり、フットワークも悪くなり、求人の紹介はあるとしても、あまり良い転職支援を求職者のみなさんとしては受けることができません。
大手の転職エージェントの場合は、ある程度の広告を投資しても、人件費に影響することはないのですが、中小規模の転職エージェントの場合は、広告費がキャッシュを圧迫して、人件費を削減するしか方法がなく、求職者のみなさんの転職支援を直接支援する立場のキャリアアドバイザーの人数が減るということは良くあります。
転職エージェントの本質とは大きくズレてしまうのですが、それでも転職エージェントとして存在しているケースがありますので、規模が大手ではない転職エージェントで、広告掲載を頻繁に行っている転職エージェントは、あまりお勧めできません。
今の時代、求人だけを希望するのであれば、特定の転職エージェントにこだわる必要は一切ない訳ですから、求職者のみなさんとしては、自分の転職活動をいかに生産性高く行うかという、贅沢な課題解決も視野に入れて、それを解決できる転職エージェントを選ぶ方がメリットは大きいと私は思います。
また、広告掲載の頻度については都心と地方で若干、違いはありますので、地方の求職者の方は、インターネットの広告からヒントを得て頂ければと思います。地方の場合は、転職エージェントは、都心に良くある電車広告への出稿はあまりありませんので、電車広告では破断が難しいのかなと思いますので。
ワンフェイス型の転職エージェントを狙う
転職エージェントには、大きく2つの転職支援及び採用支援の方法があります。
1つは、ワンフェイス型と言いまして、私が求職者だった当時、基準の1つにしていた方法で、1名の担当者が求職者の方の転職支援を行いつつ、企業の採用支援も行う場合です。
2つ目は、ワンフェイス型とは真逆でツーフェイス型と言い、1名が求職者の方の転職支援を行い、もう1名が企業の採用支援を行う方法です。
この方法は、キャリアアドバイザーと営業担当で業務が分担されている仕組みで、転職エージェントからすると、業務の煩雑さを回避して、求職者のみなさんへのフォローアップを充実させる狙いがあります。
しかし、ツーフェイス型の大きなデメリットは、情報の質が悪いということです。情報の豊富さはあっても、その情報に正確さがなく質が担保されないのでれば、どれだけ豊富な情報量を提供されてもあまり意味はないと思います。
ツーフェイス型は、業務が分担されているとお伝えしたと思いますが、情報も実は分担されてしまっていて、すべての情報がそうとは限りませんが、企業を担当する営業担当者から求職者のみなさんの転職支援を行うキャリアアドバイザーに情報がしっかり行き届かずに不正確な情報が求職者のみなさんに舞い込むということがしばしばあります。
求職者のみなさんは、当然、自分が受けた情報が正しいと思うでしょうし、その情報に齟齬があったということは、面接でしか分かりません。
もし、情報が間違えていて、その情報であれば、応募手続きはしなかった、面接には行かなかったとなることもありますので、情報の質、正確さという意味では、ツーフェイス型よりもワンフェイス型の方が求職者のみなさんにとっては有利になると思います。
その意味で、私は求職者だった当時、ワンフェイス型の転職エージェントを積極的に利用していました。
なお、大手の転職エージェントの場合は、人的なリソースが十分にあり、また、業務の煩雑さを避けるために、ツーフェイス型を採用しているケースが多いですので、大手の転職エージェントを希望される求職者の方は、ワンフェイス型の転職支援を受けることは、ほぼないと思った方が良いです。
キャリアアドバイザーの質
今までは転職エージェントとしての優秀な定義をご紹介してきましたが、転職エージェントはあくまで事業者であり、転職エージェント自体が求職者のみなさんの転職支援を直接行う訳ではありません。
キャリアアドバイザーが求職者のみなさんの転職支援を直接担当することから、キャリアアドバイザーの質も、求職者のみなさんからすると優秀な転職エージェントかどうかの定義になるかと思います。
しかしながら、キャリアアドバイザーの場合、個々に能力やスキル、経験にバラつきがあるため、一概に言えないことはご了承頂きたいと思います。そのため、傾向と特徴をご紹介するにとどめたいと思います。
優秀なキャリアアドバイザーの特徴は、求人を公開している企業の情報を細部まで把握しているということです。
ワンフェイス型の転職エージェントの場合は、キャリアアドバイザーが自ら企業に訪問することが必須になっていますので、問題ないのですが、ツーフェイス型の場合は、キャリアアドバイザーのメインの仕事は求職者のみなさんの転職支援ですので、キャリアアドバイザーによっては、全く求人を公開している企業に訪問することがないケースもあります。
転職エージェント業界のなかでは、このようなケースを机上の空論支援と呼んでいますが、企業に訪問することなく、営業担当が受注した求人票上だけで企業情報を把握して、それを求職者のみなさんに共有することは、転職エージェントである私から言わせるとかなり稚拙なことで、転職エージェントのサービスの質としては悪いです。
優秀なキャリアアドバイザーは、常に生の情報は現場にあるということを意識しているため、定期的に企業に訪問して、直接、経営者や人事担当者から該当求人の募集背景や求める人物像などをヒアリングしています。
私が人事だったころに、このキャリアアドバイザーは優秀だと思ったり、この転職エージェントは優秀だと思った要因は、定期的にキャリアアドバイザーが営業担当と同行して訪問したり、または、求人企業を転職エージェントの社内に招き、複数のキャリアアドバイザー相手に求人のプレゼンをしてもらい、情報交換の場を設けている場合です。
この地道な活動により、転職エージェントやキャリアアドバイザーは企業との関係を構築して、求職者のみなさんの転職支援に貢献しているのです。
このやり方は、転職エージェントの規模に関係なく大手であっても行っているキャリアアドバイザーは多くいますので、求職者のみなさんは、面談時にキャリアアドバイザーにどのような方法で求人の情報を把握しているのか聞いてみると良いでしょう。
男性より女性のキャリアアドバイザーの方が優秀であることが多い
転職エージェントが属する人材業界は、昔から女性上位の文化を持つ業界で、女性の割合が多かったです。今もそれは変わりませんし、転職エージェント業界のなかでも同様です。
基本的に、女性が多い理由に関しては、諸説ありますが、女性の方が男性よりもきめ細かい性格を持ち合わせているということで、人ビジネスの業界ですので、人のデリケートな部分を相手に不快な思いを与えずに対応できる女性の方が優遇されていると言われています。
そのため、転職エージェントとして優秀だとしても、実際に直接、求職者のみなさんの転職支援を行うキャリアアドバイザーの質が悪ければ、女性のキャリアアドバイザーを希望した方が、優秀なキャリアアドバイザーが担当にある確率は高いと思います。
男性のキャリアアドバイザーにも実績が豊富だったり、フットワークが軽く優秀なキャリアアドバイザーはたくさんいますが、これは、あくまで確率論の世界として考えて頂ければと思います。
求職者だった当時の私は、人事経験としての女性の方が優秀な採用支援をしてくれた記憶があったため、ほぼ100%に近い形で、担当のキャリアアドバイザーは女性を希望していました。
求職者のみなさんのなかで、今、支援を受けているキャリアアドバイザーに違和感を覚えているようであれば、騙されたと思って、一度、女性のキャリアアドバイザーを担当にしてみてください。
恐らく、それまでより高い質の転職支援を受けることができるのではないかと個人的には思います。
独占求人を多く抱える転職エージェントは利用価値が高い
求職者のみなさんが転職エージェントを利用する目的の一つに一般の転職市場には出回らない非公開求人をかき集めるためもあるかと思いますが、非公開求人は、求人元である企業は複数の転職エージェントを利用していることが想定されるため、他の転職エージェントを利用してもかき集めることは可能です。
求職者のみなさんのなかで、非公開求人という言葉に期待する方も多いと思いますが、それは言葉のマジックであり、実際には、転職サイトには掲載されていないというだけで、その転職エージェントを利用しなければ紹介を受けることができないという訳ではないです。
一方で、独占求人という言葉を聞いたことはないでしょうか。この独占求人とは、まさに独占ですので、特定の転職エージェント、もっと言いますと1社の転職エージェントでしか紹介を受けることができない求人のことを指します。
この求人こそ、非常に希少価値が高く、その転職エージェントを利用することでしか得られないものになります。
この独占求人のルートは、基本的に、コンフィデンシャルとも言われていて、企業の経営者から直接、転職エージェントに依頼がある求人です。
そのため、企業の採用担当である人事担当者もその求人を知らないということも良くあります。
また、独占求人が必ずコンフィデンシャル求人ではないこともありますので、そこは誤解がないようにお願いできればと思います。
私は、求職者だった当時、いくつかの転職エージェントを同時に利用していましたが、転職活動を続けていると、過去に他の転職エージェントから紹介を受けた求人が違う転職エージェントから紹介を受けることが良くありました。
求職者としては、このやり取りは結構、面倒なことで、なるべく新規の求人を集めたいと思うと思います。
そこで当時の私は、独占求人を多く持っている転職エージェントを探し出したのですが、独占求人を多く持っている転職エージェントは、小規模の転職エージェントであることが分かりましたし、今の転職市場においても、同様の傾向があります。
また、独占求人を多く持っている転職エージェントは、求職者のみなさんにとって利用価値が高いことと同時に、転職エージェントとして優秀であることがかなり高い確率でありますので、一石二鳥として求職者のみなさんは小規模の転職エージェントは必ず利用した方が良いと思います。
転職サイトとの連動型の転職エージェント
私が求職者だった時代は、あまりこのタイプの転職エージェントはなかったのですが、最近では、転職エージェントが転職サイトも同時に運営しているケースがあります。
とは言え、このダブルの取り組みができる転職エージェントは、日本には数社しかなく、大体の場合、大手の転職エージェントです。
大手の転職エージェントの場合は、他の大手の転職エージェントとの差別化があまりなく、転職サイトも同時に利用できるということを訴求にして活動していますが、求職者のみなさんにとっては、転職サイトも同時に利用できるということは、それだけ転職活動の幅は広がると思いますので、利便性は高いと言えます。
ただ、転職サイトも使えるということだけでは利便性が良いというだけで、優秀な転職エージェントとは言い難いところがあります。
転職サイトも同時に運営している転職エージェントのなかで、優秀な転職エージェントと言える転職エージェントは、転職サイトの求人に関しても転職エージェントのキャリアアドバイザーが担当になるというケースです。
求職者のみなさんからすると、単純に本来は自己で応募しなければならない転職サイトの求人についてもキャリアアドバイザーが担当してくれる訳ですから、ありがたいでしょうし、転職エージェント業界のなかでは、転職サイトの求人に関わるキャリアアドバイザーは優秀であると言われています。
逆に優秀ではない転職エージェント
優秀な転職エージェントがあると同時に優秀ではなく、求職者のみなさんには絶対に利用してほしくない転職エージェントもあります。
ここでは、簡単にその転職エージェントの特徴や傾向をご紹介したいと思います。まずは、営業体質の転職エージェントで、このタイプの転職エージェントは、基本的に求職者のみなさんの転職成功を考えていません。
トッププライオリティとしては、自社の利益ですので、ごり押しされることもあると思います。
また、○○業界、○○職種に強いという転職エージェントも怪しいと思った方が良いです。
ふたを開けてみると、そこまで○○業界や○○職種に強いという感じを持てない、他のスタンダードな転職エージェントと変わらなかったということも良くあります。
求職者のみなさんは、優秀な転職エージェントを探すことと同時に、求職者のみなさんにとって利用価値が低かったり、絶対に利用してはいけない転職エージェントも存在しますので、この見極めも大事なことです。
最後に・・・
求職者のみなさんは、転職活動を行うなかで、やはり転職エージェントは必須の転職方法だと思います。
私が転職エージェントとして活動しているからではなく、客観的に公平的な視点で判断しても、転職サイトや他の転職方法に比べるとメリットは大きいと思います。
今回のテーマを読んで頂き、今まで知らなかった転職エージェントの優秀の定義や、今まで誤解していた優秀の定義もあったかと思いますので、是非、今回のテーマを参考にして頂き、優秀な転職エージェントをしっかり見つけること、十分に利用することをお勧めします。
冗談なしで、大げさな話でもなく、優秀な求職者の方でも、下手な転職エージェントを利用すると転職活動にマイナス影響を与えることもありますので、優秀な転職エージェントをしっかり選び、自分の転職活動に役立ててほしいと思います。