転職活動において転職エージェントは本当に必要か!?
今回の記事の目次
現在の転職活動のトレンド
求職者のみなさん、こんにちは。
現在、求職者のみなさんは、ご自身の希望条件などを鑑みて、転職活動に忙しいかと思います。
恐らく、求職者のみなさんの大半は、現職に在籍しながら転職活動をされているかと思いますので、その意味でも、時間に余裕がなく、大変な時期かと思います。
多くの求職者の方が、転職活動では、転職エージェントを利用することが当たり前と考えてご利用頂いているのですが、今、この記事を読んで頂いている求職者のみなさんは、いかがでしょうか。
結論から言いますと、今の日本の転職市場において、求職者のみなさんからすると、自分の転職活動を有意義に、時間の生産性を考慮することを考えると、やはり、転職エージェントを利用した方が最も効率的であり、転職確度も高いと思います。
これは、私が転職エージェントとして活動しているため、ひいき目でこのようなことを言っいるのではなく、客観的に見ても、同様の回答です。
今の転職方法のトレンドは、転職エージェントになる訳ですが、他の転職方法との違いはどうなのか?
また、なぜ、転職エージェントが最も転職に近い転職方法なのか、具体的に、また、ロジックを持って説明できる求職者の方は、それほど多くはないと思います。
そこで、今回は、転職エージェントを利用した方が転職活動は良いという理由などを現役の転職エージェントであり、かつては、企業の人事として採用関係にも従事し、さらには、自分自身も求職者として転職活動を経験したことがある私からメッセージとしてお届けしたいと思います。
この記事を読んで頂ければ、今まで何となくや、他の友人や知人、または世間一般的な風潮に流されて、転職エージェントを利用したいたことよりも、より深く転職エージェントを知り、自分の転職活動にも役立てるのではないかと思います。
転職エージェントと他の転職方法の相違点
転職方法には、転職エージェントの他にいくつかの方法があります。
具体的には、転職サイト、ハローワーク、求人情報誌という具合になるのですが、求職者のみなさんは、転職エージェントも含めたこの4つの主な方法で、一番、求人数が多い転職方法はどれだと思いますか?
私は冒頭で、時間的な生産性という理由で転職エージェントが最も良いとご紹介したのですが、転職エージェントは、求人という観点でも他の転職方法よりもはるかに効果を発揮します。
転職市場には、求職者のみなさんの他に、企業があります。この企業が採用活動を行うからこそ、転職市場には求人があり、求職者のみなさんは転職活動を行うことができるのです。
企業からしても、逆を言えば、転職市場に求職者のみなさんがいなければ採用することはできない訳ですが、強者と弱者の違いとしては、強者である企業が転職市場の中心になります。
ということは、企業が採用活動を行うにあたり、どの採用方法を使うかにより、それぞれの採用方法(つまり、求職者のみなさんからすると転職方法)のニーズは変わってきます。
企業は、企業のいくつかの理由により、一般の方も簡単に閲覧することができる転職サイトを利用する採用活動は、控え気味になってきていますし、ハローワークについては、地方については、その中心にはなっているとしても、転職サイトや転職エージェントに比べると求人の数自体は、全体数として多くはありません。
求人情報誌ともなれば、エリアや地域が限定されるため、また、どちらからと言えば、求人情報誌は、アルバイトやパートの雇用形態との方が親和性が高く、正社員を採用したいと考える企業は、あまり求人を掲載することはしません。
企業が転職エージェント以外の採用方法をあまり利用しないということは、それだけ、求職者の転職活動においては、何より大事な生命線とも言える求人が少ないということになり、確率論として、転職市場に求人が少ないより多い方が絶対的に転職確度は高まりますので、求職者のみなさんからすると追い風のなる訳です。
求職者のみなさんは、ご自身の転職活動において、今、私がご紹介したように、企業の採用活動の背景や転職市場について、把握することはありましたでしょうか。
転職活動は、求職者のみなさん自身のものですが、転職活動を行い転職するためには、相手である企業が絶対条件です。
勝負事ではないですが、相手を知ることで、自分のやるべきことや進むべき方向性、転職活動の戦略は見てくると思います。
その意味で、単純にご自身の転職活動だけを考えて転職活動していると、どうしても他の状況や背景が見えず、幅の狭い、可能性を残せない転職活動になることが多いです。
一部、例外のエリア
これまで、求職者のみなさんの転職活動において、転職エージェントを利用することは非常にメリットがあるということを説明してきましたが、特に都心部ではこの傾向が強いです。
しかし、転職エージェントを利用しない方が、メリットがあるというエリアも存在しますので、この点について、ここで触れておきたいと思います。
先程の文中で、地方によっては、ハローワークが企業の採用活動の中心になっていることもあり、ハローワークを利用して転職活動を利用した方が良いエリアがあります。
そのエリアは具体的に、どの都道府県ということは言い切れないのですが、あまり経済が発展していない都道府県については、ハローワークを利用した方が良いと思います。
もっと具体的に言いますと、転職エージェントの支店などがない都道府県については、転職エージェントがそのエリアにビジネス的な魅力を感じないため、支店などを構えていない訳ですので、求職者のみなさんが転職活動をされているエリアや、現在、居住しているエリアに、転職エージェントがあるかないかが一つの指標になるかと思います。
もし、ご自身のエリアに転職エージェントが存在しないという場合は、間違いなく、そのエリアは求人数が少なかったり、あったとしても、大体の企業はハローワークを利用していますので、求職者のみなさんもハローワークを利用して転職活動をされた方が良いと思います。
地方の場合、最近では地方創生という取り組みで国や自治体とタッグを組み、都心に本社がある企業を地方に誘致する動きも少しずつ活発になっていて、それに伴い大手の転職エージェントは、今まで支店などがなかった経済後発の地方に支店を置く傾向も出ています。
このような日本経済の動きも実は、転職活動には重要な情報ですので、求職者のみなさんは、転職活動だけに集中するよりも、あらゆる情報をしっかりキャッチアップして頂きながら、時代の変化に柔軟に対応しつつ、転職活動をされた方が良いと思います。
転職市場は、いつどのようなときに、変化するか誰にも予測はつきません。
今の転職市場は確かに求職者のみなさんにとっては有利な売り手市場になっていますが、いつ、この市場が逆転して採用活動を行う企業が有利の買い手市場に変化するかも分かりません。
また、地方の求人がいきなり増えて、転職エージェントの動きも活発になることも想定できます。
これらの状況の変化は、求職者のみなさんの転職活動には必要なことですので、是非、世の中の動きをしっかり見極めて頂ければと思います。
転職エージェントが必要な理由
ここからは、実際に転職エージェントを利用した場合、求職者のみなさんがどのような点で恩恵を受けて、他の転職方法に比べるとメリットが大きいのかを具体的に紹介していきたいと思います。
先述の通り、転職エージェントを利用すると他の転職方法よりも明らかに求人が多く、また、転職エージェントでした取得できない求人も非公開求人や独占求人という形であります。
私の転職エージェントでも、転職サイトやその他の転職方法では求職者のみなさんが入手できないような珍しい求人も豊富に扱っていますので、求人を探すという意味では、やはり転職エージェントが最も効果的な転職方法だと思います。
次に、事務処理の簡素化です。
ここで言う事務処理とは、求人を通して企業に応募する際の応募手続きなどを指しますが、転職エージェント以外の転職方法の場合ですと、どの転職方法であっても、求職者のみなさんが自分で行う必要が出てきます。
これは、実は、非常に厄介です。
求職者のみなさんが、もし、現職を退職してフリーの状態で、大いに時間を転職活動に割けるのであれば、求職者のみなさん自らが、自分で応募手続きすることも問題ないなと思いますが、今の転職市場においては、現職に在籍しながら転職活動をすることが一般的で、大半の求職者の方は現職をお持ちだと思います。
そうすると、現職との業務との兼ね合いを見ながら、転職活動をする訳ですが、単体で考えると大した作業にならない応募手続きすらも、求職者のみなさんからすると手間のかかる作業だと言えます。
私も求職者だった当時、現職に在籍しながら転職活動をしていましたので、応募手続きについては、自分ではやりたくない、誰かにやってほしいということで、転職エージェントを領した意味もあります。
応募手続きは、求職者のみなさんが行うと非常に面倒な工程を踏む場合もありますので、この点においても、転職エージェントを利用して転職活動をすることはメリットがあると思います。
履歴書や職務経歴書の添削
転職エージェントには、各種、無料のサービスがあり、その無料サービスを転職エージェントのそれぞれが特徴にして求職者のみなさんの登録促進に役立てていることは事実の話ですが、その無料サービスの範囲で、私が個人的に、絶対に利用した方が良いと思える項目が履歴書や職務経歴書の添削サービスです。
私は、企業の人事として非常に多くの応募書類(すなわち、履歴書や職務経歴書)を見てきましたので、ある程度、どのようなフォーマットが見やすく、また、企業の人事に良い印象を与えるのか知っていましたので、個人的なことを言えば、転職エージェントの履歴書や職務経歴書の添削サービスはほぼ意味がなかったです。
しかし、一般の人事以外の職種の経験を持つ求職者の方からすると、どうでしょうか。
日ごろから求職者の方がどのような履歴書や職務経歴書を用意しているのか、企業の人事担当者が、どのような履歴書や職務経歴書であれば、魅力を感じるのか把握している方はいないと思います。
そのため、どれぐらい経歴や実績が豊富な求職者の方であっても、転職活動における履歴書や職務経歴書の作成という観点では、素人同然です。
そこで、転職エージェントの出番です。
転職エージェントも企業の人事と同様に、非常に多くの履歴書や職務経歴書を見てきているため、どの履歴書や職務経歴書であれば、企業へ与える印象が良く書類選考にも良い影響を与えるのか、また、その逆なのかは、理解しています。
ちなみに、転職エージェントからすると、全ての転職支援のなかで、最も対応したくない、かつ、非常に手間がかかるサービスこそが履歴書や職務経歴書の添削サービスです。
そのため、転職エージェント自ら、転職支援の一部として積極的にアドバイスすることはあまりないと思った方が良いですし、求職者のみなさんからすると、どの転職エージェントがどのような転職支援をしてくれるのか、サービスを持っているのかすべてを網羅することは難しいと思いますので、転職エージェントの履歴書や職務経歴書の添削サービスがあるということを事前に知っていると知っていないでは、転職エージェントの利用価値が失われることにもなりますし、求職者のみなさんの転職活動自体にも大きく影響することですので、転職エージェントからこのような話がなくても、求職者のみなさんが自ら履歴書や職務経歴書の添削サービスを依頼するようにした方が良いと思います。
履歴書や職務経歴書の添削サービスで一気に選考通過率が変わることも!?
転職エージェントは、転職支援のプロであり、多くの転職支援実績を持っています。
求職者のみなさんも転職活動を行う求職者のプロとは言え、日ごろ、事業や業務で転職支援に関わっている転職エージェントとはその差は大きいと思います。
求職者のみなさんは、求職者のプロとして、使える手段はすべて使うぐらいの気持ちで転職活動をした方が良いと思いますし、その代表例が転職エージェントの履歴書や職務経歴書の添削サービスです。
求職者のみなさんは、企業の選考を受けるなかで、どの選考が最も苦手としていますか?求職者だった当時の私は、何と言っても書類選考です。
この書類選考は面接とは違う性質や性格を持っていて、そのなかで、もっとも違う要素は、求職者のみなさんが書類選考の場に直接、居合わせることができないということです。
面接の場合は、求職者のみなさん自らが企業の面接官の質問に受け答えすることができて、『今の受け答えは良かった』や、『面接官も自分に良い印象を持ってくれている』といいう具体に、感触を肌でつかむことができると思います。
しかし、書類選考の場合は、求職者のみなさんがご自身の履歴書や職務経歴書を転職エージェントに応募手続きを依頼して、企業へ提出することにより成立することですので、企業がどのような方法で書類選考をしているのか、または、どのようなポイントを重視して書類選考を行っているのかなど、全くのブラックボックスであり、求職者のみなさんからすると、その合否に納得できないこともよくあるかと思います。
そこで、転職エージェントに履歴書や職務経歴書の添削サービスを利用すると、一気に書類選考の通過率が上がることが想定されます。
というのは、企業は、求職者のみなさんよりも、もっと以前から求職者のみなさんが応募意思を持った企業と取引している関係にあり、企業の書類選考担当者である人事とも交流を持っています。
転職エージェントが、企業の人事担当者と深い交流を持っていれば、それだけ、人事担当者の人間性や性格、特徴を把握することができ、また、書類選考において重視している点やポイントにしている点を理解することができます。
求職者のみなさんは、なかなか企業のこのような裏事情まで踏み込んで知る機会はないと思いますので、この点については、かなり求職者のみなさんにとってはアドバンテージを持つことができることだと言えます。
実際、通常の書類選考通過率の平均は10%~20%と言われていますが、転職エージェントによっては、履歴書や職務経歴書の添削サービスを利用することで、30%~40%、場合によっては、もっと通過率が高まるということもあります。
転職エージェントによっては履歴書や職務経歴書の添削サービスを不得意としている転職エージェントもある!
これは、転職エージェントとしては、あり得ないことではありますが、転職エージェントのなかには、履歴書や職務経歴書の添削サービスを不得意として、あまり対応してくれない転職エージェントも存在ます。
この場で、その実名を出したいぐらいですが、批判に繋がる恐れもありますので、ここでは割愛させて頂きますが、求職者のみなさんは、そのような転職エージェントにたまたま登録してしまった場合は、即時とは言いませんが、利用頻度は少なめにした方が求職者のみなさんの転職活動は生産性が高いと思います。
ちなみに、私の転職エージェントとしての情報によると、外資系の転職エージェントは、履歴書や職務経歴書の添削サービスをそこまで力を入れているということはないようですので、求職者のみなさんのなかで、外資系の転職エージェントをご利用されて転職活動をされている方は、履歴書や職務経歴書の添削サービスはあまり期待しない方が良いと思います。
適性検査でも転職エージェントは有利
書類選考の次に、求職者のみなさんから苦手という声を良く聞く選考フェーズが適性検査です。
これは、私も求職者だった当時、苦手でしたし、時には、あまりにも適性検査で見送りになることが多く、このままでは自信を失うと危惧して、適性検査が選考プロセスにない求人にだけ応募していた記憶もあります。
私個人としては、それだけ適性検査が苦手だったということです(笑)
私と全く同じように書類選考以上に適性検査が苦手という求職者の方も多いと思います。それもそのはずで、適性検査とは、小学校や中学校で勉強した簡単な言語(国語)と非言語(算数)があるからです。
求職者のみなさんは、日ごろから自分の仕事の他に、趣味や何かで国語や算数の問題を解くことをルーティンにしているという方は、一体、どれぐらいいるでしょうか。
たぶんですが、ほとんどの求職者の方は、日常生活において、全くだと思います。そのようななかで、基礎学力を選考基準にするという企業もなかにはあり、選考プロセスに適性検査を含めている企業もあります。
今の転職活動をされている求職者の方には追い風であり、良い話をここで軽くすると、私が転職活動をしていた時代は、適性検査が採用活動を行う企業のなかでブームになっていて、かなりの企業がこぞって適性検査を自社の選考に含めていましたが、今は、そのブームも去り、適性検査を自社の選考に含めている企業は昔ほど多くはありません。
しかし、求職者のみなさんにとっては、良いことだけではなく、求職者のみなさん自らが企業の選考プロセスを決めることはできませんし、選考プロセスを自分が変えることもできません。
自分が興味を持った求人企業が、転職するためには、適性検査があるかという場合も想定できますので、このような事態のためにも、ある程度の適性検査の慣れや勉強は必要だと思います。
ただ、なかなか適性検査を転職活動のために勉強すると言っても時間もないでしょうし、勉強の仕方もすでに忘れてしまっている方も多いでしょう。
そうなると、一から勉強をし直すなど、時間的に非効率であり、現実的に一人で社会人になってから国語や算数の勉強をするということは精神的にしんどいことだと思います。
転職エージェントは学歴重視の人材採用・・・だから!
そんなとき、仲間がいればと思うでしょうが、求職者のみなさんは、転職活動を現職などの同僚には伏せて行っていることも多いでしょうから、なかなか一緒に勉強することや、勉強の仕方を聞くことも難しい環境にあるかと思います。
そんなとき、転職エージェントです。
転職エージェントは、適性検査を自社でサービスとして持っている転職エージェントも存在しますし、これまで転職支援した求職者の方から、それぞれの企業の選考や、適性検査でどのような傾向の問題が出たのか知る機会を設けています。
過去の質問事例を企業の選考を受ける前に転職エージェントから受け取ったことはないでしょうか。
転職エージェントを利用されていて、1社でも、企業の面接を受けたことがあるという方であれば、必ずと言って良いぐらい過去の質問事例の共有を企業から受けたと思います。
適性検査の過去の情報もこれと全く同じで、適性検査のすべての問題を共有されることはないですが、転職エージェントによっては、ある程度の問題まで把握している転職エージェントも存在します。
求職者のみなさんにとっては、問題を教えてもらうよりも、問題の解き方を教えて欲しいという要望も多いと思います。そんな場合でも、安心んしてください。
転職エージェントには、いろいろな種類の適性検査の対策がありますので、ほとんどすべてと言っても良いぐらいの適性検査の種類に対応することができています。
少し余談をしますと、転職エージェントが属する人材業界は、傾向として、学歴偏重主義を取り、自社の採用基準において、ある程度の学歴を有する人材以外は採用しない傾向があります。
学歴=学力ですので、学歴が高いということは、それだけ学生時代の入学試験で、良い点数を獲得した人材ですので、過去の勉強が今もまだ記憶に残っている転職エージェントが多いです。
私は、大した学歴を持っている訳ではないですが、ある程度、世間的に有名な大学を卒業していますし、これは自慢でもなんでもなく人材業界や転職エージェント業界では珍しくないことです。
求職者のみなさんのなかで、自分の学力に不安があるという方は、転職エージェントを思う存分、利用して適性検査対策を行った方が良いです。
面倒だからと言って利用せず、見送りになるよりも、やれることはすべてやった方が悔いもないと思いますので。
同じ規模の転職エージェントを複数利用することは不要
求職者のみなさんは、今、転職活動をされているなかで、いくつの転職エージェントを利用していますか?
まず、私が転職エージェント、元人事、元求職者という3つの視点で経験則から語らせて頂くと、大手の転職エージェントを1社と、あとは中小の転職エージェントを3社程度利用することで、十分、効率的な転職活動を展開することは可能だと思います。
私は、私の転職エージェントをご利用いただく求職者の方には、必ずこの方法を伝授していますし、これは基本線ですので、求職者のみなさんも今後の転職活動に役立てて頂きたいと思います。
確かに求職者のみなさんが効率よく転職活動期間を短くし、自分の希望する企業に転職するためには、転職エージェントを利用して転職活動をした方が良いのですが、転職エージェントを利用すると言っても、その利用の仕方を間違えると単純に非効率に繋がり、意味のない時間を過ごすことにもなり、ストレスも感じるようになります。
良くある典型的な悪いパターンは、大手の転職エージェントには、たくさんの求人があるということを想定して、大手の転職エージェント5社、6社と登録する求職者の方がいますが、これは、明らかなミスジャッジです。
なぜかと言いますと、転職エージェントを利用する採用活動を行う企業は、転職エージェントは、いくら利用しても費用は発生しませんので、結構な数の転職エージェントと取引しています。
企業も、たくさんの登録者を抱える転職エージェントには、優先的に求人を公開しますので、世間的に知名度がある転職エージェントには大体、求人を公開します。
そうなると、求職者のみなさんはどうでしょうか。もう言うまでもないかと思いますが、複数の大手の転職エージェントを同時に利用しても、同じ求人ばかり紹介されるというオチになり、新規求人の獲得率は下がります。
転職エージェントを利用する上での成功法則を是非、活用してほしい!
転職エージェントから紹介を受けて、既に他から紹介があったということで、紹介連絡を無視することはできないでしょうし、無視すると、転職エージェントも求職者の方が転職活動を休止したのかな?やる気がないのかな?ということで、自然に求人の紹介数が減ります。
それでは求職者のみなさんにとっては意味がないので、なるべく新規求人獲得率を上げて、求人の重複がないように転職活動をしなければなりません。
そのための対策として、求人の重複がない可能性が高い転職エージェントを複数、利用するのです。その方法こそが、先程、私が紹介した大手の転職エージェントは1社で、他の3社は中小規模の転職エージェントということです。
このフォーメーションのより、全体的に求人数は担保することができますし、大手の転職エージェントでは手が出せないニッチな求人も獲得することが可能です。
私は、この方法でかなり良い転職活動をすることができましたし、最初は、私も大手の転職エージェントを複数、利用していましたが、求人の重複が多く、意味がないことに気付き、失敗から編み出した成功法則の一つです。
騙されたと思って、私が推奨する転職エージェントの使い方を一度、やってみてください。
必ず今よりメリットがあるはずですし、大手の転職エージェントだけを利用している求職者の方は、これまでと全く違く転職活動ができると思います。
転職市場には、求職者のみなさんが思う以上に色々な種類の求人があります。どうせ転職課活動をするのであれば、幅広いなかから自分に合う求人を探したいですよね。
その方法が、今、私がご紹介したものです。
最後に・・・
今回は、『転職活動において転職エージェントは本当に必要か!?』というテーマで、転職エージェントを利用することが、なぜ、求職者のみなさんにとって必要か、そして、単純に転職エージェントを利用するだけではなく、効果的な転職エージェントの使い方もご紹介してきました。
転職エージェントは、日ごろから企業と連携を取っている立ち位置で、求職者のみなさんの転職支援とともに企業の採用支援も行う立場です。
転職エージェントは、この2つの立場をうまく利用して利益集団してビジネスを展開しているので、求職者のみなさんは、転職エージェントをうまく活用することこそが、今の時代の転職市場において自分の転職活動を成功させるコツだと思います。
転職エージェントには、たくさんの無料の転職支援がありますので、どうせなら、そのすべてを自分の思い通りに使ってみて欲しいです。転職エージェントに求職者のみなさんは遠慮はいりません。
もし、転職エージェントに煙たがられても、日本の転職市場には、腐るぐらいの数の転職エージェントが存在しますので、1社、2社ぐらいに煙たがられても大して転職活動に影響しません。
これは、転職エージェントである私が保証します!!!