求職者あるある!求職者の転職活動で良くある話を一挙大公開!!!
みなさん、こんにちは。
転職活動は、求職者のみなさんが個人単位で行う活動になるため、他の求職者の方が、どのような転職活動をしているのか、どれぐらいの進捗具合なのかなど、分からないことが多いと思います。
転職エージェントを利用している求職者の方であれば、多少は、自分を担当するキャリアアドバイザーから他の求職者の方の情報を聞くことはできるかと思いますが、その情報もごく一部に過ぎません。
もっと言うと、転職エージェント以外の転職サイトやハローワークなどの転職方法を使って転職活動をしている求職者の方は、他の求職者の方の情報は皆無に近いと思います。
不安や恐怖などネガティブな状況になることも転職活動にはありますので、他の求職者の方の情報は勇気づけの意味でも必要だと思います。
今回のテーマは?
私は現在、転職エージェントとして求職者のみなさんの転職支援をさせて頂いているのですが、以前は、求職者のみなさんと同じように求職者として転職活動を経験したことがあります。
また、企業に在籍していた当時は、人事として中途採用にも従事した経験があります。
つまり、求職者のみなさんにとっては、自分の転職活動に関係する三つの立場を私は経験しているということになります。
転職活動に大事なことは多くありますが、メンタル面については非常に重要です。
例えば、同じ事柄でも、前向きに考える場合と後ろ向きに考える場合では、全く違う捉え方になってしまうものですが、転職活動においても、このことは全く同じです。
今回は、特に転職活動がうまくいっていないときに、自分を勇気づける意味で、活用してほしい転職活動を行う求職者の方によくある話を一気に公開したいと思います。
有休でもないのに有休消化?
複数社の面接を組む、組まないは別にして、時には相手となる企業の都合により、日中の時間しか面接対応をしてくれないことがあります。
その場合、求職者のみなさんは、有休があれば、有休を使って面接に向かうことが普通かと思います。
しかし、求職者の方のなかには、有休が既になく、現職の業務時間中に現職には業務的なスケジュールとして面接に向かう方もいます。
このことは決して良いことではないですし、できれば避けたいことですが、状況が状況なだけに仕方ない部分もあると私は思います。
面接官の質問に焦るな!
面接に向かった先の企業の面接官から、『今日は有休ですか?』と何気ない質問があると思いますが、求職者のみなさんのなかに、この何気ない質問にも、『ビクっ』とした経験はありませんか?
面接官は、アイスブレークや雑談の意味で、『今日は有休ですか?』と聞いているにも関わらず、求職者本人は、『ウソをつくしかない』という変な焦りになることもあるでしょう。
もちろん、その質問に、『今日は御社に入社したい気持ちが強く、現職には仕事と言って面接に来ました』などと、間抜けなことは言わないと思います。いや、言えないと思います。
当たり前ですが、有休ではなく、単なるさぼりですとも言えないでしょう。
とにかくバレるな!!
求職者のみなさんは他の求職者の方の転職活動の動向を知ることがないと思いますので、分からないと思いますが、有休ではなく、業務時間中に面接を受ける求職者の方は意外と多いです。
今、この記事を読んでいる求職者の方のなかにも、経験があるという方もいるのではないかと思います。
私から言えることは、とにかくばれないようにして欲しいということです。
ばれないで欲しいという対象は、面接を受ける企業はもちろん、現職に対しても同じです。
面接での短所について
企業の面接で出される質問のなかで、ほぼ絶対の確率で聞かれる内容が、求職者のみなさんの長所と短所だと思います。
長所については、大して問題にすることはなく、堂々と答えればそれで良いと思いますが、問題は短所です。
『短気なところです』と仮に答えると、求職者のみなさんは面接官に対して悪い印象を与えるのではないかと気にするでしょう。
また、『優柔不断なところです』と言っても、同じように悪い印象を与えるのではないかと気にするでしょう。
長所と短所は表裏一体で答える
短所である以上、どのような内容であっても、求職者のみなさんにとってはマイナス的な意味を持ちますので、まともに短所を答えてしまうとあまり得策とは言えないです。
そこで、短所のあるある話としては、長所と短所を表裏一体として答えることです。
これについては、かなりの求職者の方が利用している手法だと思いますが、表裏一体については、面接官も確実に把握しています。
把握しているからと言って、表裏一体を使わないでくださいとは言いません。むしろ、それでも表裏一体を使って短所をかき消した方が良いと私は思います。
短所は結構、企業としては選考基準に入っていることはありますので、短所をうまく隠すような努力をして欲しいと思います。
他の求職者の転職活動の進捗
ここでのあるある話は他の求職者の進捗を知りたいけど知れないということです。
転職エージェントとして思うことは、もし、求職者の方が他の求職者の方が苦戦しているなかでも、自分だけが進捗よく転職活動をできているのであれば、それはヘッドハンティングクラスの方だと言うことです。
つまり、一般の転職市場で自ら転職活動を行う求職者の方に、そこまで大きな差異はないということです。
転職エージェントとして、同じ職種、同じレイヤーの求職者の方を多く見てきていますが、経歴については、それほど変わることはありません。
他の求職者の方の進捗はどうなのか?と気になることがあれば、是非、この記事を思い出して欲しいです。
自分と同じ職種、経験、レイヤーであれば、他の求職者の方の転職活動の進捗はほぼ同じです。
他の求職者も自分と同じ!!!
今回のテーマで、色々なあるあるネタをご紹介してきましたが、私が今回、一番、お伝えしたいことは、『自分だけが』というネガティブな気持ちにならないで欲しいということです。
自分の転職活動がうまくいっていないときは、他の求職者の方も自分と同じように苦戦しています。
このことは、求職者としての経験、人事としての経験、転職エージェントとしての経験の三つの経験を持つ私が言うことですので間違いないです。
多くの求職者の方を見てきていますが、他の求職者の方が苦戦しているなか、ある1人だけ転職活動がうまくいっているということは、ほとんどありません。
自分に自信を持って、そして、うまくいっていないときに、ある意味で自分だけが特別とは思わないで欲しいのです。転職活動はメンタル面が大きく左右します。
最後になりますが、求職者のみなさんの転職活動が充実し有意義なものであり、転職後も自分らしく仕事ができることを祈り、これで話を終わりにしようと思います。
最後までお読み頂きありがとうとございました。