グリーンって、どうなの!?利用体験談をお届けします!
グリーンとは?
求職者のみなさん、こんにちは。
今回は、グリーンについて、利用体験談をご紹介したいと思います。まず、先にお伝えしますが、現在、グリーンは、転職サイトの運営に特化していて、転職エージェントのサービスは行っていません。
そのため、今回のテーマは、グリーンについての、かつての転職エージェントとしての体験談と現在、転職サイトとしての体験談の大きく2つの構成でご紹介したいと思います。
グリーンとは、転職サイトの名称で、グリーンを運営する企業は、東京都港区に本社を構える株式会社アトラエです。資本金は、そこまで大きくなく、企業としてはまだまだ小さいベンチャー企業というイメージだと言えます。
求職者のみなさんは、現在、転職活動をされているかと思いますが、転職活動の進捗はいかがでしょうか。
現在の転職市場は、非常に求職者のみなさんのとっては有利な売り手市場になっているため、多くの企業が求人を転職市場に公開しているため、求職者のみなさんからすると、ある程度の求人数を確保することができているかと思います。
現在の転職市場において、求職者のみなさんの転職方法のトレンドは、転職エージェントを利用することですが、転職サイトも、ここ最近で盛り上がりを見せていて、昔のように廃れた存在とはなっていません。
グリーンも、転職市場の恩恵を受けるべく、転職エージェント事業から転職サイト事業の運営にシフトして、多くの求職者のみなさんや、多くの採用活動を行う企業から好評を受けています。
私は、現在、転職エージェントとして求職者のみなさんの転職支援をさせて頂いている立場にありますが、以前は、求職者のみなさんと同じように求職者として転職活動を経験しています。
その際、グリーンという転職エージェントを利用した経験がありますし、また、転職サイトも利用した経験がありますので、この経験談を今回、ご紹介したいと考えています。
また、求職者だった当時、私は複数の転職エージェントを利用していたので、転職エージェントの比較、そして、転職サイトも複数、利用した経験を持ちますので、転職サイトの比較も踏まえて、そのなかで、グリーンはどのような転職エージェントだったのか、どのような転職サイトなのかについても、触れたいと思います。
転職エージェントとしてのグリーン
まずは、転職エージェントとしてのグリーンについて、このあたりから今回の話を起こしていこうと思いますが、冒頭でご紹介した通り、株式会社アトラエは、現在、転職エージェントとしての活動は行っていません。
当時、転職エージェントだったグリーンは、転職エージェントとしては、どのような感じだったのかと言いますと、はっきり言うと、全くもって利用価値がない転職エージェントでした。
転職エージェントとしては、小さい規模でしたし、そこまで転職活動を行う求職者のみなさんの間で、知名度が高いということもなく、また、企業からも求人を集めることに苦戦していたようです。
今は、大手転職サイトがサービスとして保有している転職エージェントリサーチという機能で、小規模の転職エージェントも、ある程度の掲載料を支払えば、自社で抱える求人を大手の転職サイトに掲載し、それをきっかけにして求職者のみなさんの登録数を増やすことは可能ですが、このような便利な機能は、昔はありませんでした。
そのため、私が転職活動をしていた当時、グリーンという転職エージェントを知っているという方は、恐らくかなり少なかったように思います。
なぜ、私が、グリーンを知っていたのかと言いますと、私は、当時、人事の仕事をしていて、業務として採用にも従事してたので、当時、在籍していた企業で採用活動を行う際、転職エージェントを利用していたのですが、たまたま、グリーンから営業があり、採用する企業側として、グリーンを利用していたのです。
求職者のみなさんは、当時の私の転職活動について、うまくいっていたと思いますか?それとも、あまりうまくいっていなかったと思いますか?
答えは、後者であまりうまくいっていなかったのです(汗)
もし、当時の私が、自分の転職活動がうまくいっていたのであれば、求人数が少ない求職者の方からすると利用してもあまりメリットがない転職エージェントを利用するでしょうか。
私は、苦戦していたからこそ、少しでも、自分の転職活動に幅を持たせて、求人を少しでも多く集めたいと思っていたのです。
なんと、登録を拒否される!?
私は、これまで3度ほど、転職活動をしたことがあり、通算、相当数(30社以上)の転職エージェントを利用してきました。この経験のなかで、登録を拒否された転職エージェントは、1社しかありません。
99%の転職エージェントからは、登録を承認されました。
というよりも、登録を拒否されるということは、転職エージェントのなかでは相当、稀なことです。今、この記事を読んで頂いている求職者の方のなかで、どこかの転職エージェントから登録を拒否されたという方はいるでしょうか。
ゼロではないと思いますが、大半の方は、すんなり登録できているはずです。
転職エージェントが求職者のみなさんの登録を拒否するには、大きく2つのパターンがあります。1つは、求職者のみなさんの経歴に問題があり、求職者のみなさんが持つ経歴では、自社で抱える求人に合致することがなく、登録を拒否するものです。
転職エージェントは、求職者のみなさんの転職支援を行うに値する、ある程度の求人を持っていますので、そこ求人数から見ても、経歴上、転職支援が難しいという場合は、求職者のみなさんの経歴に余程、何か問題がある場合が多いです。
もう1つは、転職エージェントそのものに求人数が少なく、登録を希望する求職者の方の経歴は問題ないのですが、経歴に見合う求人がないという場合です。
このどちらのパターンも、若干、類似する点はあるのですが、同じ登録拒否でも、内容は全く違います。
この違いの明確な根拠は、求職者のみなさんが、他の転職エージェントからは問題なく登録承認されているかどうかということです。
当時の私の場合は、99%の転職エージェントから登録承認を受ける経歴でしたので、経歴自体には問題なかったのです。
グリーンに、私の経歴、私が希望する求人の種類がなく、転職支援したくしてもできなかったため、登録を拒否せざる得なかった訳です。
私は、グリーンに人事時代からの知り合いの営業マンがいたので、その営業マンから、なぜ、当時の私が登録を拒否されたのか、聞いたので間違いないことです。
グリーンは、積極的に求人開拓はしない?
転職エージェントは、求人がなければ、いくら求職者のみなさんの登録数が多くても、転職支援を行うことができませんし、いくら求人が多くても、求職者の方の登録数がなければ、同様に転職支援を行うことができません。
どの転職エージェントに言えることですが、転職エージェントには、顧客が採用活動を行う企業と転職活動を行う求職者の2つがあるのです。
もし、求職者のみなさんからの登録が多くても、求人数が少ないのであれば、転職エージェントは、営業活動を行う新規求人の開拓に注力するのですが、グリーンは、私など求職者の方からの登録があっても、拒否するということは、拒否せず登録承認して、その分、求人の開拓は行わないのか?という疑問を持たれるかと思います。
グリーンも積極的に求人の開拓は行っていましたし、実際に、私が在籍していた企業に飛び込みで新規開拓の営業に来ていました。
しかし、グリーンが転職することが可能な経歴を持つ求職者の方の登録を拒否した背景には、グリーンが何か問題があったというよりも、グリーンが転職エージェントとして活動していた時代の転職市場に大きな問題があったということが本質です。
今でこそ、売り手市場になり、多くの求人が転職市場にありますが、当時は、今とは真逆の買い手市場で、転職市場に今のように多くの求人がなかったですし、ということは、企業は中途採用をそこまで積極的に行っていなかったのです。
グリーンも含めて、転職エージェントは、どの転職エージェントでも、最初から豊富に求人を保有しているということはなく、最初はどの転職エージェントも保有する求人の数は、ゼロです。
最初はゼロからスタートして、営業活動を通して少しずつ新規の求人を増やし、求職者のみなさんの転職支援を行いつつ、企業の採用支援を行うことが普通です。
グリーンも同様に求人を増やそうと営業努力はしたものの、当時の転職市場は、冷え切っていて、新規営業しても、企業はグリーンに求人を依頼することはあまりなかったのです。
グリーンだけではなく、他の転職エージェントにも同様です。
タイミングが悪かったグリーン
求職者のみなさんの転職活動は、ある程度の運も必要であると言われています。
それは、どれぐらい経歴が良く、多くの経験や実績を持っていたとしても、その求職者の方に見合う条件の求人がなかったり、少なかったりすると、転職活動は苦戦します。
これは、転職エージェントからしても、同じことで、転職エージェントは求職者のみなさんと同じように転職支援や採用支援には求人は生き残るためには生命線となります。
その生命線たる求人を自社で保有できなければ、転職支援をしたくてもできない訳です。
グリーンは、当時、まだまだ小さい転職エージェントで、知名度もなく、これから活動を広げていくという新興のなかの新興転職エージェントでした。
どの企業も、採用活動を絞るなかで、それまで採用支援実績がある既存の転職エージェントだけに求人を公開する傾向が強く、グリーンのように新興の転職エージェントに求人を新規に依頼するという企業は多くはありませんでした。
このようにグリーンは、転職エージェントとして、転職支援や採用支援の質が悪いなど、悪評が高いため、求人を獲得することができなかったのではなく、単純にと言っては誤解があるかもしれませんが、グリーンが転職エージェントとしてスタートした時代の転職市場が冷え切っていたため、転職エージェントとして大成することができなかったのです。
当時は、グリーンの他にも、今よりは少ないですが、それなりに多くの新規参入の転職エージェントがありましたが、今もなお、転職エージェントとして活動している転職エージェントは、当時の新規参入した転職エージェントのうち、約3割と言われています。
残りの7割の転職エージェントは、他の大手の転職エージェントに買収されたり、倒産したりと、当時の買い手市場で勝負することができなかったのです。
私は、1度は登録を拒否されましたが、納得がいかなかったというのもありますが、求職者としてかなり転職活動に苦戦していたので、知り合いの営業マンに懇願して、求人がないというだけで登録を拒否するのではなく、まず、面談をしてから判断してほしいと伝え、何とか面談までこぎつけています(笑)
利用してどうだったのか?
何とか面談までたどり着いた私は、グリーンに訪問して登録時の面談を受けたのですが、グリーンは、夜遅くまで面談対応をしてくれました。
私は、現職に在籍していたので、20時からの面談で、面談が終わった時間は21時ということで結構、遅くまで対応してくれました。
面談時間は、大体1時間程度で、内容としては、私の経歴をおさらいし、その経歴と私の希望条件をキャリアアドバイザーに伝え、求人を紹介・・・してもらうのが普通ですが、面談では、グリーンからの求人紹介はありませんでした。
なぜかと言いますと、面談時は、やはり、私の経歴に見合う求人がグリーンには保有されていなかったからです。
そこで、私は、グリーンに他の転職エージェントで紹介を受けた求人を横流しして、その求人に新規開拓の営業をして、グリーンでもその求人を扱うことができるようにお願いしました。
その求人を紹介してきた転職エージェントとは、あまり相性が良くなく、グリーンのキャリアアドバイザーの対応が良かったため、そのキャリアアドバイザーならば、質の高い転職支援を受けることができるのではないかと考えたのです。
結果的に、その求人は新規開拓に成功して、グリーンから応募したのですが、応募に際して、グリーンでは、履歴書や職務経歴書の添削をしてくました。ただ、内容的には、悪くはなかったのですが、良くもなかったという程度です。
面接練習も行いましたが、これまた可もなく不可もなくというぐらいです。
キャリアアドバイザーの質は悪くはないのですが、今、転職エージェントとして私自身が求職者のみなさんの転職支援をして、転職エージェントとしてのノウハウや経験を持つ立場になり、当時のグリーンを振り返ってみると、単純に転職エージェントとしての経験不足が影響し、可もなく不可もなくというレベルの転職支援しかできなかったのかな?と感じます。
現在は、グリーンは、転職エージェントとしての活動は行っていませんので、転職エージェントとしてのグリーンは、これぐらいにして、次の章からは、転職サイトのグリーンについて、ご紹介したいと思いますが、結局、私は、グリーンを利用して、その1社から内定を頂きましたが、入社もしていませんし、内定を得た要因は、グリーンの転職支援が良かったからとは思いませんでした。
確かに、他の転職エージェントと同様に応募手続きや面接の日程調整など、事務的な部分での手間はなくなり助かりましたが、特別、転職エージェントとしての転職支援が良いとは思えませんでした。
グリーンの逆襲が始まる!
転職エージェントとしては、成功しなかったグリーンですが、ここからグリーンの逆襲が始まる訳です。ある意味、サクセスストーリーのようなものかと思います。
先程、軽く触れましたが、どの転職エージェントでも、最初は、何の実績のないゼロからのスタートで、転職市場についての情報も、立ち上げ前にある程度、情報は仕入れているとは言え、実際に立ち上げた後に得る、現場経験からの情報とは質も違えば範囲も違います。
グリーンは、転職エージェントとして、実績はそこまで出せませんでしたが、転職市場において、転職エージェントとして経験やノウハウを多く集めたため、転職サイトの運営時には、かなり多くの情報を得ていたことになります。
これらの情報を存分に活用して、どのようにすれば、転職サイトとして成立するのか、また、どのような運営を行えば、他の転職サイトとの差別化が図れるのかなどを検討することができたのです。
それでも、私は思うのですが、当時は、転職サイトは、今のように活発になっていた訳ではないですし、むしろ、転職エージェントの方が転職市場では中心になりつつある時代でしたので、時代の流れに逆行して転職サイト事業にシフトしたグリーンはすごいと思います。
かなり自信がなければ、なかなか当時、転職サイトに参入するのはハードルが高かったと思いますし、私は、グリーンは、自信ではなく成功する確信があったのではないかと思っているのです。
その理由は、転職サイトは、当時、盛り上がりに欠け、転職サイトに求人を掲載する企業が少なく、求職者の方からも見放されつつあったのは、転職サイトに大きな欠点がいくつかあったためです。
この欠点は、求人を掲載する企業視点、転職サイトを使って転職活動を行う求職者の視点のどちらにも存在していたのですが、どちらかと言えば、企業視点の弱点が大きく影響し、転職サイトは衰退しつつあったのです。
その弱点とは、求人を掲載する際の掲載料です。別名では広告料とも言いますが、企業は、当時、転職サイトに求人を掲載するためには、掲載前に掲載料を転職サイト側に支払う必要がありました。
グリーンは、転職サイトの課題を解決した!
採用する企業からすると、転職サイトに求人を掲載しても、確実に採用できるか分からないなかで、掲載料を支払うと、もし、採用できなかった場合は、企業としては採用費の垂れ流しとなり、投資した採用費に対して、費用対効果はゼロということで、最悪な事態です。
また、今でこそ求人を掲載して求人を掲載して採用できなかった場合、転職サイト側は、採用できなかった補てんとして、掲載期間の延長の措置を設けていますが、当時は、そのようなサービスは存在していなかったのです。
そのため、転職サイトに求人を掲載して採用活動を行う企業としては、リスクが大きかったのです。
当時は、買い手市場ですので、企業からすると、そこまで苦労しなくても採用することができる時代ではあっても、どの企業でもそうとは限りませんでした。
求職者のみなさんは、今ではベンチャー企業というジャンルの企業は、特に違和感は持たないでしょうが、当時は、ベンチャー企業という言葉は、今のように認知されているということはなく、創業間もない企業は、倒産リスクがあるという危惧も多くイメージとして持たれていたのです。
ベンチャー企業であっても、ある程度、収益性が担保され、事業拡大ともなれば、新規人材の獲得のため、中途採用を行う訳ですが、ベンチャー企業が転職サイトに求人を掲載しても、求職者のみなさんからすると、あまりイメージが良くなかったため、応募数を増やすことができず、多くのベンチャー企業は採用に苦戦していました。
そのため、ベンチャー企業の多くは、転職サイトに先に掲載料を支払って採用活動を行っても、一度や二度の掲載期間では、採用成功することができず、掲載料が跳ね上がり、しかも、採用期間も長期化するというコストと時間の両方でデメリットが多かったです。
この背景を解決するために転職エージェントが台頭して、今の転職エージェントの立ち位置があるのですが、グリーンは、当時持っていた転職サイトの掲載料という点を解決して今の転職サイトとしてのグリーンの立ち位置があるのです。
転職エージェントと同じ仕組みの転職サイト
当時の転職サイトの課題は、求人掲載料に見合う採用ができなかったことです。
当時の企業からすると、転職サイトに求人を掲載して採用活動を行うことは、ギャンブルのようなもので、掲載料に見合う採用活動を行うことが、あまりできていなかったです。
であれば、転職サイトの機能として、転職エージェントと同じような料金体系であれば、転職サイトの運営も成功するのではないかと考えたのが、グリーンです。
グリーンが今のように転職サイトとして成功している最も大きな要因は、転職エージェントと同じく企業に対して成功報酬型の料金体系に変えたからです。
文字で簡単には言えますが、転職サイトの運営機能として、成功報酬型にするということは、かなりリスクがあり、どの転職サイトでもできるということはありません。
転職サイトとしては、グリーンが始めた成功報酬型の転職サイトサービスは、転職サイトという概念を大きく変えて、非常に価値あることで、画期的なことと言われています。
グリーンは、今の立ち位置を、失敗から成功に変えた訳ですし、その存在価値は、人材業界、転職市場において、非常に存在意義のあるものだと思います。
グリーンの成功報酬型の転職サイト運営は、企業にとって、確実に採用した後に費用を支払う仕組みであるため、企業からすると安心して採用活動を行うことが可能ですし、企業にとっては、成功報酬型とは言え、費用が高い転職エージェントよりも格安で求人をグリーンの運営する転職サイトに掲載することができるので、費用対効果も抜群にあります。
企業の利用メリットが高いため、求人数が多くなり、そうすると、求職者のみなさんからしても、求人は転職活動の生命線になりますので、当然、利用者は増加することになります。
転職市場においては、求職者のみなさんも主役の一人ですが、採用する企業の立場が強く、企業側が数多く利用することについては、自然と求職者の方の数も増えるという構図になっています。
グリーンの転職サイトの利用体験
グリーンの転職サイトを利用してみると、求人の種類に傾向があります。グリーンの転職サイトには、IT業界の企業の求人が豊富に存在し、その求人企業の情報を見てみると、ベンチャー企業が多くなっています。
他の転職サイトのとの比較では、正直なところ、求職者のみなさんの視点で考えると、大した違いや差別化は感じない内容になっていますが、グリーンの転職サイトは、他の転職サイトに比べると求人数が豊富にあります。
求人数だけでみれば、他の大手の転職サイトの方が多いのですが、豊富の意味が違います。グリーンの転職サイトには、急募求人が多くあります。
求職者のみなさんは、ある程度、短い期間で転職活動を終えたいと考えるでしょうし、その意味ではグリーンの転職サイトに掲載されている求人はお勧めが多いです。
また、利用したなかで感じることは、ベンチャー企業が多い分、社内の平均年齢が若い企業が多く、年齢が若い求職者の方と相性が良いのではないかと感じました。
年齢は関係なく、満遍なくどの年齢の求職者の方にも転職サイトとしての利用価値はあるかと思いますが、特に年齢が若く、ベンチャー企業を志望している求職者の方には、お勧めの転職サイトだと思います。
それと、グリーンの転職サイトに掲載されている求人には、ある特徴が目立ちます。
私の転職エージェントでも、最近、多くなっているのですが、この特徴は、かつては、ブラック企業のイメージが強く、求職者のみなさんのなかでは敬遠されることが多かった特徴になります。
ただし、今の転職市場は売り手市場であり、求職者のみなさんからすると有利な環境ですが、逆に企業からすると、あまり嬉しくない環境です。
大手の企業はそのようなことはありませんが、ベンチャー企業や中小企業については、求人を転職エージェントや転職サイトに公開しても、母集団形成すらままならず、採用に苦戦している企業が多いです。
その打開策として、転職活動を行う求職者の課題を解決すれば、採用成功するのではないかということで、最近、グリーンの転職サイトに掲載されている求人の特徴が、少しずつ流行だしています。
面接1回!?
求職者のみなさんが、企業の選考を受けるなかで、最も苦戦する苦手なフェーズは書類選考と言われていますが、面接については、いかがでしょうか。
面接は苦手と言う方もいますが、その理由は、面接の回数という方が非常に多いです。
求職者のみなさんが、企業に転職するためには、面接は1回ということはなく、ほぼ100%に近い確率で、2回や3回、多い企業ですと4回や5回というケースがあります。
面接が多ければ、面接が少ない企業の方が求職者のみなさんにとっては、単純に転職する確率は上がりますので、メリットは大きいと思います。
そこで、採用活動に苦戦する企業は、面接回数を1回とする、一昔前では考えにくい手法を駆使して、中途採用活動を行っています。
通常、企業の面接は、1回あたり、1人の面接官が担当して、それを複数回行うことがスタンダードですが、1回に短縮するために、1回の面接に参加する面接官の数が2名以上という複数体制になっています。
面接1回という採用手法は、昔はブラック企業が行う手法だったのですが、最近は、変わりつつあります。
グリーンの転職サイトには、面接1回という求人が目立ち、恐らく、グリーンの求人広告を開拓する営業マンの提案力が、このように面接1回という画期的な求人を多く作り出しているのではないかなと思うのです。
グリーンの転職サイトは、他の転職サイトと同じく求職者のみなさんが求人に自ら応募し、その他の選考に関係することはすべて求職者のみなさんが行うことになることは変わりませんが、面接が1回ということで、複数回の面接よりも工数は減るので、その点はメリットだと思います。
掲載されている企業名を見ると、ブラック企業ではなく、ある程度、転職エージェントのなかでも評判が良い企業が揃っているので、グリーンの転職サイトに掲載されている面接1回という企業に応募しても、確率論としてブラック企業に当たるということは低いと個人的には思います。
最後に・・・
グリーンは、今は転職エージェントとしてサービスを提供していないのですが、私は今後、転職サイトと抱き合わせで転職エージェントの転職支援サービスも再開するのではないかと思っていますし、転職エージェントのなかでは、その噂があります。
転職サイトと転職エージェントの抱き合わせは、大手の転職エージェントしか参入していないため、グリーンがどのような戦略で行うのか、個人的には期待しているところです。
転職エージェントである私は、グリーンはかなり脅威に感じますし、他の転職エージェントも同様に思っています。
転職エージェントがそれだけ脅威に思ういうことは、それだけ求職者のみなさんにとっては利用価値が高い転職サイトだと言えるでしょうし、転職エージェント台頭の時代とは言え、グリーンであれば、同時に利用しても転職活動に関しては、スケールメリットは出ると思います。
今後、近い将来、グリーンが転職エージェント事業を再開した際には、求職者のみなさんは、是非、利用して頂き自分の転職活動の幅を広げて転職確度を上げて頂きたいと思います。
グリーンを通して失敗は成功のもとということは、再認識できたかと思いますし、求職者のみなさんも転職活動において、失敗しても、落ち込むだけではなく、成功の糧として粘り強く、諦めず転職活動を行って頂ければと思います。