マイケル・ペイジ・ジャパンという転職エージェントは？実情を語る！

マイケル・ペイジ・ジャパンという転職エージェントとは？

求職者のみなさん、こんにちは。

今回、ご紹介する転職エージェントは、マイケル・ペイジ・ジャパンという転職エージェントになりますが、求職者のみなさんは、この転職エージェントをご存知でしょうか。

転職エージェントのほとんどが規模でいうと中小規模の転職エージェントであるため、求職者のみなさんが、転職活動前から転職エージェントを知っているとした場合、大体の場合は、大手の転職エージェントだと思います。

マイケル・ペイジ・ジャパンという転職エージェントは、規模としては、中小規模の転職エージェントに属するため、恐らくほとんどの求職者の方は、マイケル・ペイジ・ジャパンのことを知らない、知らなかったという方が多いでしょう。

しかし、このマイケル・ペイジ・ジャパンという転職エージェントは、単なる中小規模転職エージェントではないのです。

日本では、中小規模の転職エージェントであっても、世界的にみれば、最大手と呼ばれる転職エージェントです。

そうです。つまり、マイケル・ペイジ・ジャパンという転職エージェントは、外資系の転職エージェントなのです。

今の日本には、グローバル化の進展に伴い多くの外資系企業が参入していますが、転職エージェントにおいても、それは同様のことです。

これを機会に求職者のみなさんは、世界的には最大手で世界クラスの転職エージェントであるマイケル・ペイジ・ジャパンを知って頂ければと思います。

マイケル・ペイジ・ジャパンの基本情報

マイケル・ペイジ・ジャパンは、世界的にみれば、1976年に設立して、私の年齢とほぼ同年ということで、40年ほどの歴史があります。

あくまで、世界的にみればです。

では、日本では、どうかと言いますと、日本では2000年に入ってから設立したため、まだ16年程度の歴史です。

ただ日本の他の転職エージェントとの対比で考えると、この16年という歴史でも、それなりに長いと言えます。

今、日本に存在する転職エージェントは、大体の場合がここ数年で立ち上がった転職エージェントですので、そう考えるとご理解頂けるものと思います。

本社は東京に置き、オフィスは虎ノ門です。

マイケル・ペイジ・ジャパンが入っている虎ノ門のこのビルは、外資系企業が多く入っています。

世界では有名、日本では？

ですので、マイケル・ペイジ・ジャパンは、日本でも有名であるはずなのですが、実際は、そうでもないのです。

私は、求職者として、そして、企業の人事担当者としてマイケル・ペイジ・ジャパンを利用したことがありますが、利用するまでは、マイケル・ペイジ・ジャパンを知りませんでした。

マイケル・ペイジ・ジャパンは、社名は、マイケル・ペイジ・インターナショナル・ジャパン株式会社と言います。

転職エージェントでは、社名と転職エージェントとしてのサービス名称を同一にするケースが多いのですが、マイケル・ペイジ・ジャパンは、その典型と言えるでしょう。

マイケル・ペイジ・ジャパンは、転職エージェントとしては中小規模の転職エージェントということは、先程、ご紹介しましたが、マイケル・ペイジ・ジャパンで転職エージェントに従事する労働者の数は、100名を超えます。

マイケル・ペイジ・ジャパンの業績

業績はどうなのかと言いますと、日本においては、そこまで目立った業績を持っていません。

転職エージェントは、労働集約型のビジネスモデルで、業績のなかで売り上げを上げるためには、単純に面を増やす、つまりは、従業員数を増やせば、ある程度までは売り上げを伸ばすことができます。

しかし、利益はと言いますと、固定費である人件費がその分、嵩むため、利益率は下がります。

この観点で考えると、マイケル・ペイジ・ジャパンは、100人を超える従業員がいながら、そこまで目立った業績を確保できていないのは、なぜでしょうか。

いろいろ理由はありますが、一つは、広告展開に失敗しているということがあります。

今は、そこまで広告展開に力を入れていませんが、実は昔、かなり広告展開に力を入れていました。

ただ、求職者のみなさんに対して訴求することができず、広告投資に対する費用対効果が悪かったのでしょう。

なかなか上がらない知名度

日本における転職エージェント活動は、失敗とは言いませんが、成功してはいません。

また、外資系の転職エージェントですので、日本でそこまで大きな業績を持っていなくても、グローバルで考えると、大きな収益を持っているため、ある意味で、余裕を持った日本での転職エージェント経営をすることができているようです。

外資系の転職エージェントに良くある話ですが、日本の転職市場はここ最近になって売り手市場ということで、求職者のみなさんが有利な市場で、求人が豊富にあります。

それに相まって、多くの転職エージェントが参入しているのですが、外資系の転職エージェントは、その流れに乗り、新規参入するケースがあります。

マイケル・ペイジ・ジャパンは、前述の通り、転職市場が売り手市場になる前から日本で活動しているのですが、外資系の転職エージェントのなかでは、老舗に近い存在で、日本で16年も活動しているのであれば、ある程度の知名度はあって良いものですが、なかなか知名度を上げることができずにいます。

その一番の理由は、広告展開のしくじりもあるのですが、何と言っても、転職支援の質に問題があるからです。

これは、今回のマイケル・ペイジ・ジャパンを語る上で、重要なポイントになりますので、求職者のみなさんは、是非、この点は重点的に把握してほしいと思います。

私が体験したマイケル・ペイジ・ジャパン

ここからは、私が求職者として転職活動をした際に、マイケル・ペイジ・ジャパンを利用し、その体験談を具体的に各フェーズに分けてご紹介できればと思います。

先程、マイケル・ペイジ・ジャパンの転職支援の質に問題があるとご紹介したと思いますが、そのことが、これからお話しする内容を読んで頂ければ、どの求職者の方であってもご理解頂けると思います。

では、さっそくですが、私がマイケル・ペイジ・ジャパンを利用した経緯から、話を起こしていこうと思います。

私は、先述の通り、企業の人事担当者として中途採用にも従事し、転職エージェントを利用したきたため、実際に転職エージェントとして取り引きがあったため、ある程度のことは知っていました。

とはいえマイケル・ペイジ・ジャパンは、人事担当者としての記憶にはほとんど残っていない転職エージェントです。

本当の意味でのきっかけは、転職活動をしていた時です。

転職活動中に頼ったエージェント

30代で転職活動をした当時は、今のように転職市場が盛り上がっていたということはなく、むしろ、日本の景気が悪く、転職市場に求人が少なく、多くの企業が採用活動を控えている時代でした。

さらに、当時の私は、ある程度の役職にあったため、それなりに高い年収レンジでしたので、、更に求人が少ない非常に苦戦した状況でした。

ですので、私は、新規求人の開拓に苦戦し、複数の転職エージェントを利用しても、紹介をして頂く求人はすでに他の転職エージェントで紹介を受けた求人がほとんどで、少しでも面を広げて、新規の求人を開拓しなければならず、いろいろマーケティングした結果、マイケル・ペイジ・ジャパンにたどり着いた訳です。

つまり、苦戦のなかで、マイケル・ペイジ・ジャパンを利用したということです。

もし、当時の私が、転職活動に苦戦していなければ、マイケル・ペイジ・ジャパンを利用するまでもなかったと今でも思います。

登録から面談まで

マイケル・ペイジ・ジャパンにたどり着いた私は、マイケル・ペイジ・ジャパンに登録をすることになるのですが、登録については、他の転職エージェントとほとんど変わりません。

私自身の基本的な個人情報を入力し、また、履歴書や職務経歴書を同時にアップロードすることで完了になります。

ちなみに、このフェーズでもマイケル・ペイジ・ジャパンについては、私はあまり良い印象を持っていないのですが、マイケル・ペイジ・ジャパンのホームページを見て頂ければ分かりますが、非常に求職者としては、利用しにくい内容になっています。

ホームページのコンテンツの構成がいまいちで、登録フォームまでたどり着くまで他の転職エージェントに比べると時間がかかります。

外資系の転職エージェントですので、仕方ないのかもしれませんが、英語表記の部分も多数あり、私は、英語力がそこまで高くないため、非常に迷惑でした。

この段階で、マイケル・ペイジ・ジャパンは、16年の歴史を持っていても、日本の転職市場に馴染むことはなく、あくまで外資系の転職エージェントとしての基礎を貫いていると言えるでしょう。

余談ですが、私は、あまりにマイケル・ペイジ・ジャパンのホームページの使い勝手が悪く、最初は間違えて、マイケル・ペイジ・ジャパンの自社の採用サイトに自分の基本情報を入力するところでした。

英語力のある求職者の方であっても、基本的なコンテンツの配置などが、あまり良くないので、マイケル・ペイジ・ジャパンの登録フォームへたどりつくまで時間がかかると思いますので、求職者のみなさんのなかで、今後、マイケル・ペイジ・ジャパンを利用することを考えている方は、認識しておいた方が良いでしょう。

ちなみに、補足情報ですが、私の転職エージェントをご利用頂く求職者の方から、マイケル・ペイジ・ジャパンを利用しようとしましたが、登録フォームが使いにくく、途中でやめたと言っていました。

キャリアアドバイザーからの連絡

登録フォームから登録を完了させると、マイケル・ペイジ・ジャパンから連絡があります。電話連絡になります。

しかし、この電話連絡も登録完了時に登録完了の案内には、3日以内には担当者から連絡があるとあったのですが、私の場合は、マイケル・ペイジ・ジャパンの社内が忙しかったのか分かりませんが、1週間以上経ってからでした。

当時の私は、マイケル・ペイジ・ジャパンに対してそこまで期待してませんでしたし、他の新規の転職エージェント探しで忙しかったこともあり、あまりに連絡がなく、私自身がマイケル・ペイジ・ジャパンに登録したことを忘れるぐらいのものでした。

求職者のみなさんのなかで、既にどこからしらの転職エージェントを利用している方であれば、分かるかと思いますが、このマイケル・ペイジ・ジャパンのように登録から電話連絡まで1週間以上かかるということは、ほとんどあり得ないことだと思います。

この段階で、私は、マイケル・ペイジ・ジャパンに対して更に期待をしないようにしましたが、しかし、当時の私は先述でもご紹介した通り、かなり、かなり転職活動に苦戦していたので、そのような対応しかしないマイケル・ペイジ・ジャパンにも登録面談に行く必要があったのです。

サービスの質が微妙？

あまり、このようなことは言いたくありませんが、転職活動が苦戦していない求職者の方や順調に転職活動が進んでいる求職者の方は、マイケル・ペイジ・ジャパンを利用する必要はないかもしれません。

順調に進んでいる求職者の方であれば、その転職活動において、マイケル・ペイジ・ジャパンはほとんど役に立たないような気がします。

話を戻して、1週間以上経過してから、マイケル・ペイジ・ジャパンの担当者から私に電話連絡があったのですが、その際、特に遅れたことを謝罪する訳でもなく、遅れた理由を説明する訳でもなく、普通に挨拶と後日、行う面談の日程調整の内容でした。

これは、私は担当者に確認していないため、分かりませんが、マイケル・ペイジ・ジャパンでは1週間以上経過しての連絡も普通にあることで、もしかすると、担当者自身が3日以内に連絡するという案内を知らないのではないかと思うのです。

もし、そうであるならば、社内コンセンサスが取れていないため、組織としては不十分で転職支援をするレベルにはないのではないかと思います。

面談の日程調整

続いて、マイケル・ペイジ・ジャパンの登録面談の日程調整なのですが、私の場合は、面談は電話から3週間近くあとの日でした。その理由は、マイケル・ペイジ・ジャパンは、求職者のために面談時間を夜の時間帯でも対応しくれるということがあまりありません。

あまりという表現を具体的に言いますと、面談の最終時間が18時スタートですので、この時間帯であれば、現職に在籍しながら転職活動をされている求職者の場合は、まだ、現職の仕事をしている時間になるため、なかなかこの時間帯で面談を受けることは難しいと思います。

事実、私の場合は、当時、在籍していた企業の就業時間が19時まででしたので、当然、18時スタートに間に合うはずがなく。結局、私が、現職で有休を利用して面談を受けるということになりました。

求職者の方のなかで、企業の面接を受けるために、有休を使うということはあるかと思いますが、転職エージェントと面談する時間を確保するために有休を使わなければならないという事態は、さすがに想定外だと思います。

その想定外のことを、私は経験しています。そこまでしてマイケル・ペイジ・ジャパンを利用した私もどうかと思いますが、当時の私は何度も言いますが、少しでも新規求人を開拓しなければならない立場でしたので、苦肉の策でした。

このことからマイケル・ペイジ・ジャパンは、残念なことに求職者のみなさんに対して配慮が足らず、融通が利きません。私も、現職に在籍しているため、面談時間の調整を依頼したのですが、その電話で対応したキャリアアドバイザーの反応は、会社規定ですので、できませんの一点張りです。

当時の私はだいぶストレスが溜まりましたが、私自身が少しでも新規開拓をしなければならない状況にありましたので、対応の悪さに我慢しつつ、3週間後の面談に向かうことにしました。

登録面談の概要

面談は、マイケル・ペイジ・ジャパンの本社で行うのですが、この面談の形式についても、マイケル・ペイジ・ジャパンは、融通が利きません。

最近、増えている面談の形式で、電話や転職エージェントの社外で行うこともあるのですが、マイケル・ペイジ・ジャパンは、本社での面談だけです。

これ以外、求職者のみなさんからすると選択肢がないのです。

面談時間も含めて、かなり面談を受けるためには制限を受けることになります。

面談のために本社に出向いた私ですが、事前にアポイントを取っていたので、受付を済ませるとすぐに面談会場へ案内され、面談がスタートするものと思っていたのですが、私の場合は、面談まで30分程度、待たされました。

その理由は、私を担当するキャリアアドバイザーがまだ他の利用者と面談をしているというものでした。

しかし私からすると、そのようなことは関係なく、自分は時間通りに来社している訳ですから、正直、不快な気持ちでいっぱいでした。

百歩譲って、面談時間が遅れたとしても、その間、お茶などを出して面談スペースで待ってもらうなどあっても良いと思うのですが、私は30分ぐらいの時間を受付の椅子に座ったまま、特に何もすることがなく時間の経過を待ったということです。

転職エージェントのビジネスは顧客商売で、求職者の方がいなれけば、利益にすることはできません。

そのことを恐らくマイケル・ペイジ・ジャパンは軽視しているのではないかと思うのです。

面談時間の配慮がない、面談形式も本社面談のみ、しかも、面談時間は遅れる・・・どれをとっても、転職エージェントとしてはありえないことです。

私は数多くの転職エージェントを利用して転職活動をしてきましたが、マイケル・ペイジ・ジャパンのような転職エージェントは他にありませんでした。

確かに転職エージェントによっては営業体質で求職者の方にごり押しで内定承諾させ転職させようとするケースもありますが、そのような転職エージェントであっても、最低限のことはできていました。

ちなみに、求職者のみなさんのなかで、マイケル・ペイジ・ジャパンがこのような対応しかしなかった理由に、外資系の転職エージェントだからでは？と思う方もいるでしょう。

しかし、それは違います。外資系の転職エージェントでも、しっかり日本の文化に柔軟に対応し、基本的なことは外さない転職エージェントがほとんどです。

面談では求人の紹介があるが・・・

遅れてスタートした面談ですが、私は先述から伝えている通り、非常に苦戦していたので、マイケル・ペイジ・ジャパンから新規求人の期待もありました。

というより、期待があればこそ、これまでの非常識的な行動は許容範囲と考えていました。

しかしマイケル・ペイジ・ジャパンでは、求人の質はひどいの一言です。

なぜかと言いますと、まず、私の条件を事前に登録段階で伝えていたにも関わらず、私の条件に該当する求人が一つもなかったということです。

私は、それまで人事としての経験が長かったため、人事の管理職としての求人を希望していたのですが、人事は人事でも一般レンジの求人だらけでした。

これには、さすがの私も、担当のキャリアアドバイザーに一言、言ってしまいました。

あれだけ厳密に登録時に転職希望条件を伝えていたにも関わらず、多少のミスマッチではなく、希望条件からおおきく外れる求人の嵐はさすがに厳しいと。

キャリアアドバイザーが言うには、マイケル・ペイジ・ジャパンでは、最初の段階では、求職者の方の希望を中心に、幅広く可能性を残す意味で、たくさんの求人を紹介するようにしていますので、今後は、絞り込んで紹介させて頂くとのことでした。

希望に沿う求人がない？

しかし、その後、マイケル・ペイジ・ジャパンから紹介がある求人の質は、面談時とまったく変わらずでした。

結局のところ、マイケル・ペイジ・ジャパンには、当時、私が希望した求人はなかったのだと思います。

マイケル・ペイジ・ジャパンは、ホームページ上で、自社の得意な求人の範囲を紹介していますが、そのなかに、人事や人事の管理職も含まれています。

実際は、この有様ですので、求職者のみなさんは、マイケル・ペイジ・ジャパンを利用する際に、マイケル・ペイジ・ジャパンで得意にしているとする求人の範囲を見てもあまり信用しない方が良いと思います。

マイケル・ペイジ・ジャパンのように自社で得意とする転職支援の範囲をホームページ上で掲載する転職エージェントは多いです。

しかし実際のところ、マイケル・ペイジ・ジャパンのように全く求人がないという転職エージェントもなかにはあります。

このような転職エージェントを利用して転職活動をすると、時間の無駄でしかありません。

求職者のみなさんは、登録面談時に紹介を受けた求人の質が、自分の思うものと違うと感じ、その後、転職エージェントから絞り込んで紹介しますとあっても、あまり信用しない方が良いと思います。

100%ではないと思いますが、かなりの確率で、マイケル・ペイジ・ジャパンのように登録してるだけ無駄ということになるかと思います。

マイケル・ペイジ・ジャパンの面談は意味不明

求人の紹介もある面談ですが、通常、どの転職エージェントであっても、面談では、求職者の方から希望条件を聞く、または履歴書や職務経歴書を利用して求職者の方のこれまでの経歴をヒアリングすることが普通です。

それを以て、今後の転職支援に役立てるのですが、マイケル・ペイジ・ジャパンは、このようなことはほとんどありませんでした。

では、面談でどのような内容が展開されるのかと言いますと、これまでのマイケル・ペイジ・ジャパンの歴史や、現状の転職市場の状況です。

この話が大半です。

もし、求職者のみなさんのなかで、転職活動をする上で、転職エージェントを初めて利用し、その最初がマイケル・ペイジ・ジャパンであれば、転職市場の動向は確かに役立つ情報になります。

しかし求職者のみなさんのなかで、今利用されている転職エージェントの歴史を事細かく知りたいという方はどれぐらいいるでしょう。

求職者のみなさんの大半は、転職エージェントを利用する目的は、転職支援だと思いますし、転職エージェントが行う転職支援の範囲は、それほど違いがないため、面談で何より期待することは、まずは求人の紹介だと思います。

その求人の質も悪く、特別なコンサルティングないマイケル・ペイジ・ジャパンですので、求職者のみなさんは時間の無駄になることも想定内とした方が良いです。

キャリアアドバイザーには当たりはずれがある

ただ、一点、注意点は、マイケル・ペイジ・ジャパンは、あくまで転職エージェントですので、求職者のみなさんを転職支援する立場は、マイケル・ペイジ・ジャパンに在籍するキャリアアドバイザーです。

在籍するキャリアアドバイザーであれば、誰でも同じ対応をしてくれると思うでしょうが、そこはキャリアアドバイザーも人です。

当然、転職エージェント内である程度のキャリアアドバイザー教育はされていますが、それは、あくまで大枠の話で、それより深い部分については、キャリアアドバイザー個人の性質となります。

個性がありますので、それぞれに違いがあります。

これはマイケル・ペイジ・ジャパンも同じで、もしかすると、私の担当になったキャリアアドバイザーだけが、ここまでご紹介した対応をしただけかもしれません。

求職者のみなさんには、是非、この記事がマイケル・ペイジ・ジャパンのすべてとは思わず、このようなこともマイケル・ペイジ・ジャパンでは起こり得るというぐらいにとどめて頂き、転職エージェント選びをして欲しいと思います。

企業からのマイケル・ペイジ・ジャパンの評価

転職エージェントは、求職者のみなさんの転職支援をする一方で、企業の採用支援も行う立場です。

転職エージェントからすると、顧客は、求職者のみなさんはもちろんのこと、企業も顧客になります。

しかし、同じ顧客であっても、求職者のみなさんは転職エージェントから転職支援を受けるにあたり、費用の負担は一切ありませんが、企業は成功報酬ということで採用支援として費用負担があります。

そのため、転職エージェントからすると企業からの信頼を得ることが転職エージェントとして求職者のみなさんに最良の転職支援を行う一つの要素になります。

求職者のみなさんは、是非とも、求職者からの評判が良い転職エージェントを選ぶだけではなく、企業からの信頼を勝ち取り、企業から評判が高い転職エージェントを選ぶことで、より質が高い、より多くの求人を紹介されると思います。

その意味で、マイケル・ペイジ・ジャパンはどうかと言いますと、私は人事担当者として仕事をしていた経験があり、他の企業の人事担当者と交流もあり、多くの転職エージェントの評判を知る機会があるのですが、マイケル・ペイジ・ジャパンは、正直なところ、どの企業からも評価が高いという声はありません。

むしろ、評価が悪いという企業の方が明らかに多かったです。

評価が悪いとしない企業も、マイケル・ペイジ・ジャパンについては、あってもなくても同じという感想を持っています。

転職エージェントは、今の日本にはかなりの数が存在するため、企業からすると、ある特定の転職エージェントが必須という状況は生じにくいです。

しかしながら、採用支援の実績が多い転職エージェントであれば、企業は、採用支援の必須対象に近い立場として考えるでしょう。

その視点で考えると、企業からの評価が低く、あってもなくても同じと思われているマイケル・ペイジ・ジャパンは、採用支援の実績が少ないのです。

ということは、採用支援＝転職支援とも言えるので、採用支援の実績が少ないということは、転職支援の実績も少ないということが言えるでしょう。

求職者のみなさんにとってマイケル・ペイジ・ジャパンは、利用価値はあるのか？

ここまでマイケル・ペイジ・ジャパンという転職エージェントについて具体的にご紹介させて頂きましたが、いかがでしょうか。

私は、結局、マイケル・ペイジ・ジャパンから紹介を受けた求人に1社だけ、仕方なく、自分としても不本意ながら自分が希望するレンジではにない求人の企業に応募し、見事に見送りになっています。

それもそのはずで、その求人の採用条件の年収と私の希望年収に開きがあり過ぎて、箸にも棒にも掛からないという感じだったためです。

面接までは一応、進みましたが、面接では木っ端みじんということで、かなり空しい思いをしました。

人のせいにすることは良くありませんが、マイケル・ペイジ・ジャパンに関しては、なぜ、この求人をそもそもとして私に紹介したのか疑問ですし、また、私はマイケル・ペイジ・ジャパンに対してこの求人は希望条件外で断ったにも関わらず、企業としては、条件を引き上げることも検討しているということで、なぜ、私に面接を受けさせたのか全く理解ができません。

面接では結果的に採用条件を引き上げることは当初から想定していないと言われました。

マイケル・ペイジ・ジャパンは、企業との関係構築も不十分なのだと思います。

このように転職エージェントが企業との関係構築が不十分ですと、誰に被害があるかと言いますと、当然、当時の私のように求職者のみなさんです。

数多くの転職エージェントがあるなかで、私は、マイケル・ペイジ・ジャパンについては、求職者のみなさんは、当時の私のようにやむを得ない理由がない限り積極的に利用する転職エージェントではないと思います。

先程もお伝えしましたが、今回の私のマイケル・ペイジ・ジャパンへの体験に基づく、記事は、あくまで私の感想や私の周りの情報をもとにしていますので、求職者のみなさんに必ず同じことが起きるとは限りませんので、このあたりは予めご注意頂きたいと思います。

最後になりますが、求職者のみなさんの転職活動が有意義なものであり、最高の転職ができることを心から祈り、今回のテーマである、『マイケル・ペイジ・ジャパンという転職エージェントは？実情を語る！』は、ここで話を終わりにしたいと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。