クライス&カンパニーってどんな転職エージェント!?実体験を語る!!

転職エージェント戦国時代に地道な転職エージェントが!!!

求職者のみなさん、こんにちは。

現在、日本の転職市場は、日本経済の上向きに伴い多くの企業が業績を伸ばし、新規人材の獲得に対して積極的になっていることもあり、求人が多くあり非常に熱い状況にあります。

このように転職市場に多くの求人がある状況を、別名、売り手市場というのですが、この売り手市場とは、求職者のみなさんに有利に働く市場になります。

なぜかと言いますと、求職者のみなさんがどれだけ優秀な人材であっても、転職するためには、必ず求人が必要で、求人が多ければそれだけ、転職する可能性が上がるという構図になるからです。

現在、私は転職エージェントとして求職者のみなさんの転職支援をさせて頂いている立場にありますが、そのような私も、以前は求職者として転職活動をしたことがあるのですが、運が悪く、当時の場合、今のように求人が転職市場に多くあるということはなく、むしろ、平均的な時代よりもその数は少なく、求職者である私にとっては、転職しにくい買い手市場になっていました。

今の転職市場は求職者のみなさんにとって非常に追い風である訳ですが、実は、転職エージェントにとっても非常に追い風になります。

そのため、多くの企業が転職エージェント事業に新規参入している時代で、求職者のみなさんからすると、転職エージェント選びに困ることはないと言えるぐらい、日本各地に非常に多くの転職エージェントが存在します。

日本には、大きく分けて大手の転職エージェントと中小規模の転職エージェントが存在するのですが、全体の約9割以上が中小規模の転職エージェントとなっていて、更にいうと、ここ数年で転職エージェントの数は一気に増加しています。

転職エージェント事業は、ある意味、一定の基準を満たせばだれでも新規参入することができる、ハードルが低い事業になるのですが、それと共に、やはり転職市場が熱いため、利益を追求する企業が転職エージェント事業を開始する訳です。

そんななか、規模としては、中小規模であるものの、着実、安定的に転職エージェント事業を続ける転職エージェントがあります。

それが今回、ご紹介するクライス&カンパニーとい転職エージェントです。

クライス&カンパニーとは、どのような転職エージェントか?

それでは、ここから、クライス&カンパニーという転職エージェントについて、ご紹介していきたいと思いますが、まずは、クライス&カンパニーの会社概要からスタートしたいと思います。

クライス&カンパニーは、転職エージェントの名称ですが、企業名も株式会社クライス&カンパニーということで同様になっています。

この背景には、転職エージェント名と企業名を分けると、求職者の方が混同したりすることがあるという配慮のもとで同様のものになっているそうです。

最近は、転職エージェント名と企業名を別にすることが増えているのですが、クライス&カンパニーが同様の名称にしているのは、理由があります。

それは、クライス&カンパニーが転職エージェントとして歴史がそれなりに長い点があります。

転職エージェントという事業は、欧米では非常に長い歴史を持っているのですが、日本で考えると、実は、そこまで長い歴史を持っていることはありません。

クライス&カンパニーは、そのなかで、20年強の長い歴史を持っていて、当時は、企業名と転職エージェント名を同様にすることが普通でしたので、その名残もあってのことです。

クライス&カンパニーは、日本の転職エージェントのなかでは長い歴史を誇る転職エージェントですが、業績はどうかと言いますと、数億円規模の業績となります。恐らく数億円という業績は、すべての業界や企業との対比で考えると、少ない方だと思います。

長い歴史を持っていても、業績はそこまで多くはないのですが、長い歴史のなかで、着実に毎年、同じ規模の業績を担保することができている転職エージェントです。

転職エージェントは、景気の波に左右されやすい業界で、今のように新規参入する転職エージェントが多いのですが、その反面、思うように業績を上げることができず、または、他の転職エージェントとの差別化を図ることができず、数年など早期のタイミングで撤退や倒産という事例は多いのですが、クライス&カンパニーは20数年間にわたり安定的に転職エージェントとしての事業を継続することができています。

このことは、求職者のみなさんからすると、転職エージェントとして評価することができ、それに伴い、利用することに対しては前向きになっても良い要素だと私は思います。

東京に本社を置く

クライス&カンパニーの活動拠点は、東京を中心に神奈川や千葉と言った首都圏エリアになります。

求職者のみなさんは、首都圏だけではなく、日本全国にいらっしゃると思いますが、残念ながら、今のところ、クライス&カンパニーは、全国展開する予定はないようです。

大手の転職エージェントなど、新規参入する転職エージェントは、事業拡大、利益拡大を狙って早期のタイミングでエリア拡大を行うことが珍しくないのですが、クライス&カンパニーの経営は非常に堅実です。

クライス&カンパニーも含めた転職エージェントのビジネスモデルは、実は、労働集約型であるため、多くの人件費などの固定費が必要で利益率が低いです。

当然、エリア拡大などをすると、拠点を構えること、その拠点で働く労働者を雇用する必要があり、その分、固定費がかさみます。

また、エリア拡大することで、売上自体は、よほどの失敗がない限り、上がる可能性が高いのですが、利益という点でみると、そこまで目立って高めることは難しいとされています。

転職エージェントという事業は非常にリスクが多いため、クライス&カンパニーとしては、むやみに拠点を増やし大きな業績を目指すよりも、少ない業績であっても、限られたエリア内で転職エージェントとして活動した方が長期的に存続することができると考えているのです。

クライス&カンパニーは、東京の汐留に本社を構えていますが、汐留と言えば、名前のある企業が多く本社を構える東京のなかでもビジネスの中心地です。

当然、家賃などは高額になるのですが、その分、汐留界隈の企業とのネットワークを強化し、利益をあげることができているのです。

クライス&カンパニーは、限定的なエリアのなかで、企業とのネットワークを強化し、当時から現在にわたるまで、転職エージェントとしての活動を行うことができています。

地方に居住している求職者の方のなかで、今後、東京で転職活動を行い東京の企業で仕事をするということを考えている求職者の方は、クライス&カンパニーは、利用しても良い転職エージェントだと私は思いますので、そのときのために、頭の片隅にクライス&カンパニーを記憶しておくと良いと思います。

企業とのリレーションシップ

先程、クライス&カンパニーについて、企業とのネットワークを強化しているという話題をお話したと思いますが、具体的にどのような方法でクライス&カンパニーは企業とのネットワークを強化しているのでしょうか。

その具体例を今からご紹介します。クライス&カンパニーは、転職エージェントとしての事業活動の他に利益は度返しで、無料のセミナーを定期的に開催しています。

もちろん、クライス&カンパニー自身が、講師となって、企業の人事担当者などに告知してセミナーを開催することもあるのですが、もうひとつの方法は、有名企業の経営者や人事責任者に声をかけて、その方々が講師となり、集まった企業にセミナーを開催するという方法です。

この方法により、クライス&カンパニーは、開催会場の手配など、キャッシュアウトはありますが、それ以上に、企業とのネットワークを新規に作ることもできますし、既に取引がある企業に対しては、営業活動を行うことができるのです。

また、セミナーを受けた企業からすると、普段、知り合えることがない他の企業の方々や有名企業の講師とのパイプもでき、だれにとってもメリットがあることになります。

このように、一瞬のキャッシュアウトはあっても、その後、ある程度の利益を可能にするセミナーをうまく活用して、転職エージェントとしての活動しているのです。

求職者のみなさんが転職エージェントを選ぶ基準として、求職者のみなさんそれぞれに基準は違うと思うのですが、転職エージェントの生命線は、いかに企業とのネットワークを持ち、企業の情報を多く把握し、求職者のみなさんの転職活動の生命線ともなる求人を多く持っているかです。

この観点から考えると、クライス&カンパニーは、十分、利用価値がある転職エージェントだと思いますので、クライス&カンパニーに限らず、いかに転職エージェントが企業とのネットワークを強化しているのか、強化のために積極的に施策を展開してるかを判断基準にしても良いと思います。

ちなみに、私も、求職者だった当時、クライス&カンパニーを利用したことがあるのですが、クライス&カンパニーは、今も昔も転職エージェントとしてのスタンスは変わっていませんし、当時から企業とのネットワーク強化には強みを持っていたので、当時から取引がある企業とは、年数の経過に比例して相当な情報網を持っていると思います。

老舗の転職エージェントとも言えるクライス&カンパニーですが、新規参入の転職エージェントに比べると、明らかにこの点においては、差別化に成功していますし、転職エージェントのビジネスは、いかに長く企業と取引関係を持つかにより、短期間では見えない企業情報や企業体が見えて、より良い採用支援、ひいては、求職者のみなさんの転職支援を行うことができるので、この点はポイントの一つにしておいてください。

ヘッドハンティング=クライス&カンパニー!?

あれ?いきなり、ちょっと違和感があるタイトルになりましたが、求職者のみなさんは、転職エージェントが行う人材紹介サービスとヘッドハンティングというサービスは、同じに見えて全くことなる仕組みを持っていることをご存知でしょうか。

人材紹介もヘッドハンティングも求職者(労働者)からするとすべて無料なのですが、転職エージェントのサービスである人材紹介は、求職者のみなさんが自ら転職エージェントに登録し、転職活動を行います。一方、ヘッドハンティングの場合は、求職者というよりも、労働者に対して、ヘッドハンティング業者が、採用活動を行う企業の依頼のもと、声をかけて転職に促すという流れになります。

また、結果としても、同じ転職であっても、転職の条件、特に金銭面については、ヘッドハンティングの方が、企業から声を掛けたというプロセスがあるため、高いです。

クライス&カンパニーは、人材紹介を扱う転職エージェントでありながら、ヘッドハンティングも同時に事業として提供しています。

ヘッドハンティング業者は、日本にそこまで多くはないですが、存在し、そのなかで、有名なヘッドハンティング業者がありますが、その一つに実は、クライス&カンパニーが含まれています。

私は、クライス&カンパニーを求職者として利用した経験があるのですが、その経緯は、クライス&カンパニーからヘッドハンティングの声をかけて頂いたことがきっかけになります。

ヘッドハンティングについては、クライス&カンパニーは得意とする分野になりますが、今回の趣旨は人材紹介になりますので、割愛させて頂きますので、ご興味がある求職者の方は、是非、ご自身でクライス&カンパニーのホームページなどを確認頂ければと思います。

クライス&カンパニーの業績は、数億円ですが、その内訳は、ほぼ半々ということで、ヘッドハンティングにも力を入れていることは言うまでもありません。

また、人材紹介サービスを利用しようとした求職者の方であっても、求職者の方の職歴やこれまでの実績によっては、担当するキャリアアドバイザーからヘッドハンティングの話もされると思いますので、その際は、求職者のみなさんはチャンスになりますので、よほどの理由がない限り、断らずに登録した方が転職時の年収としてかなりアドバンテージを持つことができると思います。

クライス&カンパニーはキャリアアドバイザーを指名できる!?

求職者のみなさんが、転職エージェントに登録する際に、担当者から電話やメールなどで連絡があるのですが、基本的にどの転職エージェントであっても、はじめに連絡をしてきた担当者が、その後の求職者のみなさんの転職支援を直接担当することになります。

そのため、求職者のみなさんからすると、登録時からキャリアアドバイザーを自らの希望や意思で指名することはできないことになっていますが、クライス&カンパニーは違います。

登録時から求職者のみなさんがキャリアアドバイザーを指名することができるのです。その証拠に、通常では考えにくい、クライス&カンパニーのホームページに在籍しているすべてのキャリアアドバイザーの顔写真が掲載されています。

また、その写真をクリックすると、キャリアアドバイザーそれぞれの詳細プロフィールが掲載されていますので、求職者のみなさんはクライス&カンパニーにどのようなキャリアアドバイザーが在籍するのか、だれがどのような業界や職種を得意としているのかなどを把握することができるのです。

私も転職エージェントとして活動しているのですが、この指名できる仕組みは転職エージェントとしては、非常にリスクが大きいです。

なぜならば、転職エージェントのビジネスは人ビジネスであり、1人のキャリアアドバイザーに人気が集中して、他のキャリアアドバイザーへの指名がなかった場合、コスト的に合わず、ある意味で余剰人員ということになり、更に、人気が集中したキャリアアドバイザーはかなりのハードワークになってしまい、そうなると、1名で多くの求職者の方の転職支援を行う訳ですから、本来あるべき転職支援を行うことができず、ミスや漏れなどが発生する可能性も高まるからです。

ただし、そこは、転職エージェントとしての長年の実績と経験、ノウハウがしっかりあるクライス&カンパニーは、このようなリスクをある程度、回避する形で、今もなお、指名制という転職エージェントでは、なかなかない仕組みを導入しています。

求職者のみなさんからすると、登録時のキャリアアドバイザーがどのような人なのか、また、登録後に利用してみて相性が合わないなどがあった場合、当然に変更依頼をかけると思いますが、変更依頼をかけると、また新しいキャリアアドバイザーが担当しますので、そのキャリアアドバイザーとの人間関係の構築などはゼロからスタートになり、非効率です。

このようなことはクライス&カンパニーはほとんどありません。

転職エージェントは、いろいろなサービスを展開し、他の転職エージェントとの差別化を図ろうと、広告などで求職者のみなさんの登録促進を図っていますが、実は、そこまで大きな大差や差別化はないのですが、指名制というサービスは、他の転職エージェントではなかなかできないことですので、この段階で、クライス&カンパニーは他の転職エージェントとの差別化が明確にできているということになります。

クライス&カンパニーが得意とするジャンル

さて、クライス&カンパニーは、転職エージェントとしてどのようなジャンルを得意としているのでしょうか。

ホームページなどにも記載されているのですが、クライス&カンパニーは、30代から40代の求職者の方向けの転職支援を得意にしています。

その理由は、クライス&カンパニーがヘッドハンティングも事業として行っているからです。ヘッドハンティングと30代から40代の転職はかなり親和性があります。

求職者のみなさんは、是非、現在、在籍している企業の組織をイメージしながらこれからお伝えすることを読んで頂きたいのですが、求職者のみなさんが今、在籍する企業の組織で、課長以上の管理監督者と呼ばれる人材の年齢はどれぐらいでしょうか。

ベンチャー企業ともなれば、20代で課長以上という役職に就いている人材もいると思いますが、日本の全体を見ると、平均的に、課長以上の人材の年齢は、30代から40代です。

また、ヘッドハンティングの対象となる人材の年齢や役職は、30代から40代で課長以上の管理監督者になります。

いかがでしょうか。クライス&カンパニーがなぜ、30代から40代の求職者の方の転職支援を得意とする理由がご理解頂けたでしょうか。

ヘッドハンティングの対象と30代から40代の求職者の方は、重複しているからです。

クライス&カンパニーは、ヘッドハンティングという人材紹介サービスとは類似する事業を武器に、企業から求人を多く集め、その求人を人材紹介サービスに汎用させて、30代から40代の求職者の方へ積極的に求人を紹介しているのです。

30代から40代の求職者の方で、かつ、課長以上の管理監督者の方を転職エージェント業界では、ミドル層と呼んでいますが、ミドル層の求人は、それ未満のレイヤーの求人よりも年収が高く、転職エージェントの場合、成功報酬の額は、転職時の年収の30%から35%となり、その分、実入りが多いということになります。

1度の転職支援で、より多くの実入りを得ることができれば、転職エージェントとしては、費用対効果は高いということになりますので、クライス&カンパニーは、理にかなった事業展開をしているということが言えます。

クライス&カンパニーのキャリアアドバイザーの質

求職者のみなさんが転職エージェントを利用する際に、直接、転職支援を行う立場は、今更言うまでもなくキャリアアドバイザーになります。

そうなると、求職者のみなさんの転職活動の出来は、キャリアアドバイザーの質で変わると言えるでしょう。

求職者のみなさんのなかには、転職活動の生命線とも言える求人だけを期待して転職エージェントを利用するという方も少なくないと思いますが、転職活動に関して、まだ情報が少なかったり、転職活動に不慣れな求職者の方の方が多いと思いますので、その際は、転職エージェントのキャリアアドバイザーからいかに有益な情報を入手し、または、コンサルティングを受けるかも重要になります。

クライス&カンパニーの場合、先述から何度もお伝えしている通り、長い歴史を持っているため、十分なノウハウや経験が社内に蓄積されています。

また、クライス&カンパニーのキャリアアドバイザーは、長くクライス&カンパニーに在籍してる方が多くいるため、個人単位で考えても、十分な転職支援の実績があり、それに伴い経験なども豊富です。

クライス&カンパニーのキャリアアドバイザーは業界的にも評判であり、他の転職エージェントに比べると明らかにキャリアアドバイザーが行う転職支援の質が高いです。

転職エージェントの転職支援の範囲は、登録時の面談、求人の紹介、履歴書や職務経歴書の添削、適性検査の対策、模擬面接の対応、面接同行、内定時の交渉という流れになりますが、どれをとっても、高いレベルのサービスをクライス&カンパニーのキャリアアドバイザーは行うことが可能ですし、その範囲も今、ご紹介した以外にもあります。

例えば、求職者のみなさんが企業から内定を貰って転職を決めた際に、転職までの間に入社前セミナーということで、転職に必要な心構えなどをレクチャーしてくれます。

通常、他の転職エージェントであれば、次から次への求職者の方の登録があるため、また、転職エージェントの転職支援のメインは、内定までの範囲になるので、内定後は、大した転職支援やケアはありません。

クライス&カンパニーは、求職者の方が内定を貰い、転職するまで質の変わらない転職支援をしてくれますので、求職者のみなさんからすると安心となる気がします。

私は複数の転職エージェントを同時に利用した経験があるのですが、他の転職エージェントは、内定後に一切の連絡がないということが多かったのですが、クライス&カンパニーは変わらず定期的に連絡をくれますし、求職者である私からすると他の転職エージェントについては、求職者である自分を単なる商品としか考えてなかったのだなと思っていたのですが、クライス&カンパニーは、最後までしっかり対応してくれたので、そのようなネガティブな思いになることはなかったです。

クライス&カンパニーは、少数精鋭部隊

このように高い質の転職支援をしてくれるクライス&カンパニーのキャリアアドバイザーですが、社内には、限られた数のキャリアアドバイザーしか在籍していません。

そのため、数多くの求職者の方の転職支援を行うことがリソースとして難しいため、大手の転職エージェントなどのように大々的に広告展開し、求職者のみなさんの新規登録を誘致することはしていません。

その分、クライス&カンパニーの場合、少数精鋭ということで、限られた優秀なキャリアアドバイザーが質を重視して求職者のみなさんの転職支援を行います。

このようなことはクライス&カンパニーに限ってはほとんどないと思いますが、もし、求職者のみなさんがクライス&カンパニーのキャリアアドバイザーについて、あまり良い印象を持てず、キャリアアドバイザーの変更を希望する際は、何人でも変更依頼を受け付けてくれるということはクライス&カンパニーに関してはありません。

限られた人数でキャリアアドバイザー部隊が活動していますので、変更頻度にも限度があります。

クライス&カンパニーの転職支援スタイル

転職エージェントには、大きく2つの転職支援のスタイルがあります。1つはワンフェイス型で、1名の担当者が求職者のみなさんの転職支援と企業の採用支援を同時に行うパターンです。

2つ目が、クライス&カンパニーが採用している求職者のみなさんを担当するキャリアアドバイザーと企業の採用支援を行う営業担当者が業務を分担しているパターンです。

私は個人的には、求職者としての経験、そして、人事担当者だった当時の経験(私は、以前、十数年にわたり企業に在籍し人事担当者として採用関係にも従事した経験があります。)、今現在の転職エージェントとしての経験を踏まえるとワンフェイス型の方が求職者のみなさんにとってはメリットが大きいと思っています。

その理由は、情報の齟齬が生まれにくいということと情報の深さが違うという2つの点が主な理由になるのですが、クライス&カンパニーの場合は、そのメリットが薄れるということを加味した上で、ワンフェイス型の転職支援を行っています。

通常の転職エージェントであれば、明らかにワンフェイス型の方がメリットがあるのですが、クライス&カンパニーの場合は、ツーフェイス型であっても、ワンフェイス型に近い質の高い情報提供、また、齟齬がうまれにくい組織体制を整備しています。

クライス&カンパニーの場合、キャリアアドバイザーの数と営業担当者の数はほぼ同数となっていて、毎週というよりも、ほぼ毎日に近いぐらいキャリアアドバイザーの部隊と営業担当者の部隊がミーティングを行い、情報交換を行っています。

他の転職エージェントであれば、ツーフェイス型である場合、多くても週に1回程度のミーティングで情報の交換や進捗報告を行うのですが、クライス&カンパニーの場合は、ミーティングの頻度が違います。

頻度だけではなく、ミーティングの質も高く、日々の進捗をレポートし、全体に共有する仕組みを取っています。私が求職者としてクライス&カンパニーの転職支援を受けた際に、基本的には、キャリアアドバイザーからの連絡が主でしたが、都度で営業担当者から新規求人の案内があり、実際にその企業へ面接に向かった際も、営業担当者から得た情報と面接で得た情報に齟齬は一切ありませんでした。

これは当たり前と言えばそれまでなのですが、転職エージェントに限って言えば、かなりのレアケースです。

面談時の求人の質について

クライス&カンパニーの求人の質について、ご紹介したいと思います。クライス&カンパニーのことを求職者の方のなかには、外資系の転職エージェントと勘違いしている方もいるのですが、完全なる日系の転職エージェントです。

外資系の資本は一切入っていませんし、また、クライス&カンパニーが外資系企業の求人を中心に扱っているという声も求職者の方から良く聞きます。しかし、これも大きな勘違いで、クライス&カンパニーは、日系企業の求人を中心に外資系企業の求人も扱う転職エージェントです。

誤解がないようにして頂きたいと思います。

クライス&カンパニーの求人は、正直なところ、他の転職エージェントとそこまで大きな差はありません。

ただし、キャリアアドバイザーが求人を公開する企業とのコミュニケーションを豊富に取っているため、求人には記載されていない企業の情報を多く持っています。

私は、求職者として転職活動を行っていた当時、クライス&カンパニーを積極的に利用したというよりも、ヘッドハンティングがきっかけで利用した程度ですので、そこまで期待は持っていませんでした。

結果として、求人の質については、ある意味、期待通りということで、他の転職エージェントからすでに紹介があった求人が多かった記憶があります。

ただ、先述の通り、キャリアアドバイザーの質が他の転職エージェントよりも明らかに高いため、すでに他の転職エージェントから紹介された求人であっても、その転職エージェントから応募依頼するのではなく、クライス&カンパニーから応募したということもありました。

求職者のみなさんのなかで、転職活動に苦戦して、少しでも新規求人を開拓したいということで、転職エージェントの登録数を増やそうとする方がいると思いますが、その場合、求人の数という意味では、クライス&カンパニーは他の転職エージェントとほぼ変わりませんので、期待はできないのですが、その後の転職支援で十分、差別化を感じることができるので、すでに求人を他の転職エージェントから紹介を受けたとしても、無碍にクライス&カンパニーの紹介を断らずに、クライス&カンパニーから応募手続きを行った方がその後の選考通過率が違います。

実際に、クライス&カンパニーの書類選考率は、私の感覚としては、他の転職エージェントよりも高かったですし、面接の通過率も高かったように思います。

書類選考については、どの求職者の方であっても、鬼門とも言え、なかなか通過しないケースが多いです。

全体でみると、書類選考の通過率は1割程度ですので、非常に苦戦が予想できる選考フェーズです。

その部分をクライス&カンパニーは解決できる転職支援をしてくれますので、求人の質だけを見ずに、その後の選考も視野に入れておいた方が良いと思います。

求職者のみなさんにとって利用価値はあるのか?

ここまで、私のクライス&カンパニーの利用体験談を中心にクライス&カンパニーについて、ご紹介してきましたが、求職者のみなさんにクライス&カンパニーは、ある程度、ご理解頂けたでしょうか。

いろいろな視点からクライス&カンパニーについて語ってきましたが、求職者のみなさんからすると、結論として、自分にとってクライス&カンパニーは利用する価値はあるのかどうかというところだと思います。

その質問に今、率直にお答えすると、クライス&カンパニーは、求職者のみなさんにとって、有益な転職エージェントですので、利用価値は高いと思います。規模が小さいため、求人の数はそこまで期待してはいけないので、クライス&カンパニーだけを利用するということは求職者のみなさんの転職活動の範囲を狭くすることになりますので、お勧めすることはないですが、複数の転職エージェントのなかに必ずクライス&カンパニーを入れても良いと思えるぐらい、優秀な転職エージェントです。

転職活動の効率化、転職の近道として転職エージェントを利用している求職者の方が多いと思いますが、むやみやたらに転職エージェントの数を広げたり、どこでも良いからまずは転職エージェントを利用というスタンスではなく、ある程度、戦略的に自分にメリットがありそうな転職エージェントを選び利用すべきです。

その筆頭の一つとして、私はクライス&カンパニーを推薦します。

また、特に40代の求職者の方は、本来、転職活動は苦戦する年齢に差し掛かっているのですが、クライス&カンパニーを利用することで、十分、苦戦を打開することができるのではないかと思います。

最後になりますが、求職者のみなさんの転職活動が有意義なものであり、最高の転職ができることを心から祈り、今回のテーマである、『クライス&カンパニーってどんな転職エージェント!?実体験を語る!!』は、ここで話を終わりにしたいと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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