転職エージェント「エリートネットワーク」を使って転職しました

私は以前、エリートネットワークという転職エージェントを使用して、実際に転職に成功しました。

大学卒業からわずか2年で転職を決断した私が、どのように内定を勝ち取れたかを紹介しながら、エリートネットワークというエージェントを解説したいと思います。

申し込みから面談までのやり取り

初めてエリートネットワークに出会ったのは、仕事を辞めて転職活動をしている中、何気なくエージェントを探していた時でした。

既に大手の転職エージェントに登録していた私は、複数の会社の面接も進んでおり、1社ではありますが内定が出ている状態でした。

しかし、内定先にどこか納得できない部分があり、ちょうど入社するかどうかを迷っているときでした。そのため、大手のエージェントとは別の意見を聞きたくてその受け皿を探していたのです。

エリートネットワークのホームページを見たときの第一印象は、紹介先がどこも大手の企業であるということです。

1部上場の誰もが知っている企業であったことから、おそらく自分が入社しようとしている会社であっても大手企業との違いやデメリットなどを教えてくれるのではと期待していました。

所定のフォーマットでエントリーはしましたが、連絡した動機は正直に記載しました。転職先を見つけるのではなく、ただの相談に等しい内容ではありましたが、快く面談に応じていただけました。

訪問するとみっちりと3時間も面談を実施

エリートネットワークがあるのは銀座のど真ん中で非常にわかりやすく、立地に恵まれており、田舎出身の私にとってはまさに東京という印象を受けました。

実際に訪問してみると、まず部屋に入った際に靴を脱いでスリッパを履くように言われます。部屋もオフィスというよりは自宅のような感じで、どこかほっとする気持ちになりました。

面談に応じてくださったのは、エリートネットワークの役員の方でした。もともと同社は社長とこの方が2人で立ち上げたらしく、お二人とも東大卒のリクルート出身という華やかな経歴をお持ちでした。

実際の面談では、私が内定している会社のことを聞こうと臨みましたが、逆に質問をされる形式となりました。

その質問は非常に細かく、生い立ちから新卒時の会社選びの考え方、辞めた理由などを本当に丁寧に細かくヒアリングされました。

トータルで3時間程度に及んだと思います。そして、その話を受けて私の内定先への適合性とその他の選択肢をいくつか提示されました。

職務経歴書と履歴書の徹底アドバイス

悩んだ結果、内定先には事情を説明して少しの期間待っていただくことにしました。そして、その間にエリートネットワークから紹介された企業に応募することにしました。

応募するに当たっては、エリートネットワークが準備してくれた履歴書と職務経歴書を記入しました。この際の履歴書ですが、非常に書きやすいフォーマットになっていました。

市販によくある趣味の欄や転職にあたって不必要な記入欄が省かれており、より多くのことをアピールできる形となっていました。私が通っていた大手のエージェントにはこのようなサービスはありませんでした。

そして、マンツーマンでアドバイザーの方と記載することを一緒に作り上げていきました。そこでも、非常に細かくヒアリングを受け、その回答を絞り出しながら文章に起こしていくプロセスです。

このプロセスを踏むことで、実際に面接を受けるときに履歴書や職務経歴書の中身に関する質問に対してスムーズに回答できるようになります。

非常に時間のかかる取り組みでしたが、その後の選考を充実させるために不可欠であると感じました。

面接日程の調整はとってもスピーディー

日程調整は非常に速やかでした。大手の転職エージェントではいずれのアドバイザーも100人単位の転職志願者を抱えているようです。そのため、どうしても1人の志願者に対するフォローが行き届かなくなるのです。

それに比べてエリートネットワークのように、小さいながらもマンツーマンで濃密な応対してくれる会社では、メールのレスポンスもスピーディーですし、何より面接の日程調整のようなシーンに良さが現れてきます。

面接を受ける時点で、自分の方向性は決まりつつありました。結果的にはすでに内定の出ている企業に転職しても良かったのかもしれません。しかし、その会社を選んだプロセスがあまりにも浅いのです。

ですから、愛着も湧いてこなければ、入社してからの自分の姿もイメージできないのです。

きちんと自分の適性を理解してくれているアドバイザーがセッティングしてくれた企業だからこそ、面接を受けて入社したいと思えるのだと感じました。

大手エージェントには無い丁寧な対応(同じ企業に応募してもエリートネットワーク経由が有利)

面接対策では模擬面接を実施しますが、それよりも何より有益なのは、相手先の企業がどのような人材を要望しているのかをインタビューしてフィードバックしてくれるのです。

大手の転職エージェントのような募集要項に書かれている薄っぺらい内容ではありません。募集している部門の仕事内容と特徴を丁寧に説明してくれます。

実際に面接した企業で「当社の弱みは何か?」と問われましたが、事前にその企業のことと同業界での立ち位置を説明されていたので、事前に回答を準備してはいませんでしたが適切に自分の言葉で説明できたと思います。

面接で合格した後は、私がその会社に入社するかどうかを決断しなくてはなりませんが、その局面でも実際に人事の担当者を訪問して入社後のポジションや仕事内容を聞いてきてくれました。

結果、「この会社は間違いなく希望にマッチしているので入社しても問題ないと思います」と自信を持って進めていただきました。

自分のキャリアを誰よりも理解してくれていると信頼しているからこそ説得力のある説明に背中を押されました。

うすうす感じてはいましたが、結果的にはやはりエリートネットワークで内定した企業にお世話になることになり、事前に内定を取っていた企業はお断りの連絡をすることとなりました。

あくまでエージェントによるコーディネート

大手転職エージェントによく見かけられる非公開求人の募集内容をシステムで閲覧できるサービスは、エリートネットワークには存在しません。

コーディネートは全てアナログで、お勧めの企業を紹介してくれるシステムとなっています。

もちろん、企業のデータベースはありますし、自分が受けたい企業に応募すること自体は可能ですが、アドバイザーの方は本当に志願者にマッチしている企業を探してくれますし、その理由も丁寧に説明してくれます。

私の場合は、最初に内定をもらった企業に入社することについて決定的にNGとする理由はありませんでした。

どこか納得感に欠けて、心から入社したいというまでの気持ちは持っていませんでしたが、とは言えせっかく苦労して勝ち取った内定を断るほどの理由は無かったということです。

しかしながら、たとえその会社に入社したとしても、恐らくまた退職して新たに転職活動をしていたように思えています。

本当に自分を深堀りしてキャリアの方向を定めながら応募先を探すというプロセスを踏まないで入社してしまったことで、また何か壁にぶつかったら「転職」という逃げ道が頭をよぎり、その壁を乗り越える努力を怠っていたと思います。

エリートネットワークは最後の転職にしてもらうことを重要視しています。ですから転職すべきでないとなったら、売り上げにつながらなくてもそのように伝えることでしょう。

そして、アドバイザーの方が考え抜いて私も一緒になって悩むプロセスを経たからこそ、少しくらいの困難があっても正面から乗り越えようと意気込むものです。

私はエリートネットワークにエントリーして心の底から良かったと思っています。そして、これが私だけの特別な対応ではなかったことは、ホームページに掲載されている多くの転職成功体験談がその実績を物語っています。

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