アフターフォローが秀逸!JACリクルートメントの体験談

私は、JACリクルートメントさんに2回お世話になっています。1度目は2011年に失業したとき。

ただし、このときの転職も成功とはいえず、会社と私の間にJACリクルートメントさんに入っていただきなんとか円満退職にもっていってもらえました。

さらに、希望勤務エリア内の新しい案件を紹介していただき、JACリクルートメントさんのサービスには本当に満足しています。

今回は、そのあたりの体験談をお話ししようと思います。

執筆者の情報
名前:田中 宏(仮名)
性別:男性
転職経験:1回
現在の年齢:49歳
転職時の年齢と前職:44歳(子供服商社)

JACリクルートメントとの出会い

私は2011年の1月某子供服商社(A商社)の資金繰りが苦しくなり、退職を余儀なくされてしまいました。

前回、某アパレルメーカー(B商社)を退社した時は、A商社のオファーがすでに来ており、失職期間もなく、キャリアアップもできました。

しかし今回は完全に失職し、いわゆる失業手当をもらいながら就職活動をしなくてはならない状態になってしまったのです。

転職サイトに登録

失職してまず一番始めに行くのは、ハローワークですが、やはりハローワークの求人は給料が少ないし、役職者の募集がほとんど無い。

これでは重い住宅ローンを抱えている私にとって、就職できたとしても生活が困難になってしまいます。

ハローワークにも通いながら私は、転職エージェントのいくつかに登録してみることにしました。

とりあえず大手から、DODA、リクルート、JACリクルートメント、エン。そしてアパレル業界専門で2社程登録しました。

JACリクルートメントの反応の良さ

登録してからすぐに連絡があったのは、JACリクルートメントでした。おそらく3日で面談に行ったと思います。

このとき、私が失職者で転職活動(求職活動)が初めてである事を十分に理解してくれた上で、面談をしてくれました。

失職中に何をしたら良いのか、自分を生かすためにはどのように過ごせばよいのか等、結構こと細かに教えていただきました。

実は自分が今まで受験に不合格だったり、浪人したり、失職していた事がなく、いわゆる“挫折した状態からはいあがる”経験がほとんどありませんでした。

年回りが丙午(ひのえうま)でこの年だけ子供の人口が少なく競争率も低く、また、就職活動の時も“バブルのはじける前”で完全な売り手市場だったものですから、本当に苦労なしで社会生活を営んできたのです。

ですから、JACリクルートメントは最初からかなり私の心の支えとなってくれました。

面談の後、2,3日して案件の紹介があったのも実はJACリクルートメントでした。それも2社。

一つは愛知県の案件(このころは大阪に住んでいましたが私の実家は愛知ですので、検索エリアを実家から通える範囲内、愛知県、岐阜県まで範囲を広げていました。)

初めての面接に際して

2社の紹介を受けて2社とも応募しましたが、書類選考で通過したのは1社それも愛知県のアパレルメーカー(C社)でした。

以前就職活動で、面接等の経験はありましたが、当時は売り手市場ということもあり、比較的楽な面接でした。

面接時にはさほど込み入った質問もされず、ほとんど入社の意思を確認する程度で、面接できれば採用という感じでした。

ですから、面接のテクニックや準備しておかなければならないことなど、当時は、ほとんど身についていない状態でした。

JACリクルートメントのきめ細かな対応

ここでもJACリクルートメントはこんな私にいろいろなアドバイスをしてくれました。

まずは、電話での模擬面接、これは実際の面接で想定される質問を、ロールプレイ形式で実際の面接さながらの受け答えを電話でするというものです。

この模擬面接はかなり役に立ちました。質問される内容のシミュレーションも通り一辺倒の質問内容だけはなく、C社ならどんな質問が想定されるか、かなり細かい質問までしてくれました。

この模擬面接を受けて、自分が面接の前に調べておかなければことはどんなことかが想定できるのです。

さらに、面接の際の受け答えの仕方(言葉遣い、自分の話したいことをどのように相手に伝えるか)や、転職組では必ず聞かれる“退職理由”の答え方など、実際にやってみないと分からないことまで、丁寧に指導してくれました。

JACリクルートメントの模擬面接

模擬面接で教えていただいたことをもう少し詳しく言うと、相手の質問に対して、先に必ず結論を話すのが一番相手の印象に残る受け答えの仕方なのだそうです。

理由や背景をダラダラと先に話して、最後に結論をもっていくと焦点がぼやけてきて面接官に何が言いたかったかが伝わりづらくなります。質問されたら必ず結論を先に簡潔に答えます。イエスならイエス、ノーならノー。

結論が三つあるなら、その三つは“これです”と答え、後からその理由等を話すと良いそうです。

この手法は私がこの後面接を受ける際に必ず用いている手法です。実は会社で仕事をしている際にも、この受け答えが一番相手にきちんと伝わりやすいです。

まずは面接前の下調べ

面接前には必ず、“下調べ”というのが必要です。これもJACリクルートメントのスタッフの方に事細かく教えていただきました。

まずは基本的でどの会社でも質問される可能性のある質問である

  • 自己紹介
  • 退職理由
  • 自分のアピールポイント

などこれらは一度覚えてしまえばほかの会社でも使いまわしが利くものである。必ず面接前までには暗唱できるようになっていなければならないことです。

後はJACリクルートメントが行ってくれた、模擬面接で質問された答えを自分なりに書き出し、これも面接前には暗唱できているようにする。

プラス、インターネットで情報収集です。面接を受ける会社の情報はできる限りの手法を使って調べるのが鉄則です。

手短にインターネットの企業サイトを訪れ、分かる範囲の予備知識を収集し、わからないことは質問事項として書き留めておくことが重要です。

この“質問事項も”また重要で、JACリクルートメントいわく最後に“何か質問はありますか?”と聞かれた時に“ありません”だと、面接官の印象は薄くなってしまいます

かえって質問攻めにするくらいに質問事項を用意しておくことが、かえって“この受験者はうちの会社に興味をもってくれているな”という良い印象につながるようです。

アパレルであれば実際の商品を店舗で見て触ることが大事だそうです。

これはWEBで調べることよりも実際にその会社の商品を手にして気付いた事、分からないことを抽出しておけば面接のときにもっと役に立ちます。

“実際に店で商品を触ってきた”というだけで面接官の印象はかなり良くなります。

面接前の準備で考えておかなければならないこと

JACリクルートメントのアドバイスの中で面接前の下準備についてもう一つ重要なことがあります。

それは、“自分が入社した際にどんな事が役にたつのか” “どんなことをしてみたいのか”を必ず考えておくほうが良いということです。

この質問は結構面接時に質問されることが多いです。下準備しておかないと意外と答えられないことが多いです。このアドバイスも私にとっては有益なことでした。

JACリクルートメントの面接後のフォロー

JACリクルートメントでは面接が終わったら、必ず担当者に電話を入れるように言われます。

  • 面接の雰囲気はどうだったか
  • 何か言い残したことはないか
  • 自分はその会社の印象はどうだったか

など結構事細かに聞かれます。これは、実は相手先の面接官、もしくは人事の方とすり合わせをしているのだそうです。

これによって、面接官と受験者の面接時における、多少のボタンの掛け違い程度なら修正できるのだそうです。ここでほとんど合格、不合格がわかってしまいます。

最終面接であれば他に受験者がいなければ結果がわかってしまいます。

結果を待ちながら1週間悶々(もんもん)としているよりはよほど良いかと思います。

面接を受けて即座に相手が自分に対して持つ印象がすぐにわかるのもJACリクルートメントのサポートならではです。

JACリクルートメントの内定後のフォロー

JACリクルートメントは内定をもらった後の給与の交渉から、実際に働くまでの会社側との伝達役はもちろんですが、入社してからのフォローも充実しています。

入社してからは初日、一週間後、二週間後、一カ月後と結構まめに連絡をもらいます

入社してから分からなかったことがいろいろと見えてくるのが世の常で、中には

  • こんなはずではなかった
  • 仕事内容が想像していたものと違う

などかなり否定的な考えまで出てくるものです。

就職の失敗

実はこの私もその1人で、会社側が期待している人間像と、自分が考えていた仕事の内容が、入社してからかなり違いました。

そんな中、JACリクルートメントが間に入ってくれたのでした。

会社側は、期待していた人物像ではないとかなり人事部、や上層部からはいじめのような目に遭うようになってきました。

ここでJACリクルートメントは私の意見もヒアリングしてくれ、恨みを残すことなく最終的には“円満退社”までもっていってくれました。

ここまでアフターのフォローアップができる転職エージェントはここだけではないでしょうか。

再び求職活動へ

再び失職してしまった私に対して、転職エージェントの目はあまり良い印象を持っていませんでした。

唯一、JACリクルートメントと他一社だけが、この失職以後も積極的にお世話をし続けてくれました。今になってはこの2社の転職エージェントには本当に感謝しております。

再就職しました。

この後結構再就職するまで時間がかかりました。およそ半年以上かかったでしょうか、なんとか再就職することができました。

ただ自分の目標としていた“語学力を使って社会貢献したい”という望みはかなえられていませんでした。ただ、生活がかかっているので、とりあえずの再就職でした。

そして、実家の父親が脳梗塞で半身不随となり、介護をしていた母親も年齢とともにけがや病気で体調を崩す事が多くなってきて、近い将来岐阜の実家に帰らなければならない時が来るだろうことを覚悟していました。

一時期は私たちが住んでいる大阪に呼び寄せようと説得しましたが、やはりその年で、住み慣れた岐阜を離れるのは嫌なようで、こちらも勤務先のことを考えると今すぐ大阪を離れるわけにもいかず、しばらく平行線をたどっていました。

JACリクルートメントが岐阜の案件を紹介してくれました。

2014年の夏でしたその平行線が破れる時が来ました。なんと昔お世話になったJACリクルートメントから案件の連絡があったのです。

それも岐阜県、なおかつ職務内容も私が希望していた“語学力を生かした”仕事でした。勤務先も車で30分の非常に便利なエリア内です。

ただひとつ不安なのが年収が前職よりも下がってしまうことです。

この一点にだけ目をつぶれば、自分の今置かれた家族の環境と自分が今後どのように仕事を通じて社会貢献したいかの二つの希望をクリアできる案件でした。本当に偶然とはいえありがたく感じました。

またもやJACリクルートメントの本領発揮

この間約2年間のブランクがあるのですが、JACリクルートメントは変わっていませんでした。

先方の会社がどんな人材を求めているのか、どんな会社なのか。などいろいろと情報を与えてくれました

私も昔JACリクルートメントから教わったことを思い出して、企業の研究をしました。

WEBはもちろん実際に取り扱っていそうなお店に行って商品を手にしたりしました。そうして今の会社(D社)に入社することをイメージしていったのでした。

面接の3日前JACリクルートメントの担当の方から電話があり、模擬面接を行いました。この面接で一番の焦点は“転職回数が多いのでその部分の理由を聞かれる可能性が高い”でした。

このデリケートな部分に関しては、いろいろと言葉を選んでもらいながら、相手に悪い印象を与えないようにするような対策を練ってくれました。

実際のロールプレイングまでしてくれました。

このことはかなりありがたかったです。実際嫌なことを突っ込まれるとどうしても焦ったり、戸惑ったりしてその動揺が相手に伝わって悪い印象を与えてしまいます。

その部分をJACリクルートメントの担当の方はツボを押さえた模擬面接と適切なアドバイスによって、実際の面接の場でも慌てることなく、自信をもって伝える事ができました。このことには本当に感謝しています。

実際に面接は合格、2014年10月には入社することができました。

給与の交渉もきちんとしてくれ、前職の年収は届かないものの何とか生活できるレベルまでには交渉していただきました。

これで家庭の問題と、自分が理想としていた社会貢献のすがたを一気に解決することができました。

私のお勧め転職エージェントはJACリクルートメントです。

いかがでしたか、これが私のJACリクルートメントを通じた転職活動の実態です。

JACリクルートメントの一番の特徴は、おそらく所有案件数はそれほど多くないと思いますが、充実したフォローアップ体制で、確実に案件を制約させる力を持っているエージェントだと思います。

そして就職あとも充実したフォローアップ体制で転職者が持つ悩み事にも対処してくれます。

転職は本当にエネルギーがいるものです、そして精神的にも不安がかなり伴います。

ハローワーク等で、1人で地道に探すのもいいですが、こういうノウハウのある専門機関に登録し、相談してみるのも、早くて満足のいく転職活動ができると思います。

この記事の筆者

田中宏(仮名)49歳
1966年生まれ。20年以上大手ファッション業界に勤め、バイヤーを中心に営業、生産管理と幅広く担当し、百貨店のミセスブランドで実績を伸ばし専門誌から表彰を受けるまでになった。最終課長代理。会社の業績不振により、希望退職が募られ、ちょうど他の会社で先輩が社長であった所からヘッドハントがかかっていたので、希望退職に便乗し、子供服メーカーの老舗の副部長に就任することとなる。しかし、この会社が倒産し、失職、以降、短いサイクルで会社を変わることとなるが、2014年10月に自分が希望していた念願の転職に成功した。現在は実家に戻って、キッチン用品の輸入担当をしている。

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